コンテンツにスキップ

豊後荻駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
豊後荻駅
駅舎(2008年10月)
ぶんごおぎ
Bungo-Ogi
玉来 (9.7 km)
(6.2 km) 滝水
地図
所在地 大分県竹田市荻町馬場[1]
北緯32度55分36.52秒 東経131度17分51.62秒 / 北緯32.9268111度 東経131.2976722度 / 32.9268111; 131.2976722座標: 北緯32度55分36.52秒 東経131度17分51.62秒 / 北緯32.9268111度 東経131.2976722度 / 32.9268111; 131.2976722
所属事業者 九州旅客鉄道(JR九州)
所属路線 豊肥本線
キロ程 72.6 km(大分起点)
電報略号 フオ←フヲ
駅構造 地上駅
ホーム 2面2線[1]
乗車人員
-統計年度-
41人/日(降車客含まず)
-2016年[2]-
乗降人員
-統計年度-
84人/日
-2016年[2]-
開業年月日 1928年昭和3年)12月2日[3][4]
備考 簡易委託駅[5]
テンプレートを表示

豊後荻駅(ぶんごおぎえき)は、大分県竹田市荻町馬場に所在する、九州旅客鉄道(JR九州)豊肥本線[1]

大分県内にある豊肥本線の駅では最も熊本寄りに位置する。特急九州横断特急」が停車する。

歴史

[編集]

駅構造

[編集]
ホーム(熊本方面)

相対式ホーム2面2線を有する地上駅[1]。互いのホームは構内踏切で連絡している。

駅舎には「荻駅交流館」と呼ばれる物産館や図書室、2階には歴史資料展示室を併設しており、大きな建物となっている。玄関の表札には、「荻駅交流館」「豊後荻駅」が掲示されている。駅舎は1993年平成5年)に萩町が総工費1億2千万円を投じて建設された鉄骨造二階建てのものである[7]

簡易委託駅であり[5]、きっぷうりばが設置されている[9]

早朝6時台に当駅始発豊後竹田行き(豊後竹田駅で大分行きに接続)が1本設定されている。

のりば

[編集]
のりば 路線 方向 行先
1 豊肥本線 上り 宮地熊本方面
2 下り 豊後竹田大分方面

利用状況

[編集]
  • 2012年度の1日平均乗車人員は31人(前年度比-10人)である。
乗車人員推移
年度 1日平均人数
2000 92
2001 94
2002 85
2003 72
2004 66
2005 45
2006 44
2007 46
2008 50
2009 49
2010 45
2011 41
2012 31

駅周辺

[編集]
駅から荻支所に連なる商店街

周囲はかつてあった荻町の中心部にあたる地区で、比較的大きな集落が広がっており、竹田市荻支所にも近い。

バス路線

[編集]

駅前に豊後荻駅前バス停が設置されており、以下の路線バスが運行されている。

  • 竹田市コミュニティバス
    • 岩本線・馬背野線:竹田市役所行き/政所公民館前行き

隣の駅

[編集]
九州旅客鉄道(JR九州)
豊肥本線
普通
玉来駅 - 豊後荻駅 - 滝水駅

脚注

[編集]
  1. ^ a b c d 『週刊 JR全駅・全車両基地』 38号 大分駅・由布院駅・田主丸駅ほか、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2013年5月12日、25頁。 
  2. ^ 竹田市統計書(平成29年度改訂)” (PDF). 竹田市. 2018年5月17日閲覧。
  3. ^ a b c 朝日新聞出版分冊百科編集部 編『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR』 27号・豊肥本線/久大本線、曽根悟(監修)、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2010年1月24日、14-15頁。 
  4. ^ a b c d e 石野哲 編『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』JTB、1998年10月、745頁。ISBN 978-4-533-02980-6 
  5. ^ a b c 「55年間ご苦労さま 豊後荻でもお別れ式」『大分合同新聞』大分合同新聞社、1983年11月29日、朝刊・県南豊肥、9面。
  6. ^ a b 荘田啓介『豊肥線物語』大分合同新聞社、1987年2月、314頁。 
  7. ^ a b 「JR九州 ユニーク!!自治体委託駅」『交通新聞交通新聞社、1994年9月7日、2面。
  8. ^ 「豊肥線388日ぶり全線運転再開」『交通新聞』交通新聞社、2013年8月14日、2面。
  9. ^ 豊後萩駅”. 九州旅客鉄道. 2021年12月22日閲覧。

関連項目

[編集]

外部リンク

[編集]