コンテンツにスキップ

観世清和

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
かんぜ きよかず
観世 清和
観世 清和
観世清和の肖像写真
本名 観世 清和(かんぜ きよかず)
生年月日 (1959-05-21) 1959年5月21日(65歳)
出身地 東京都
職業 観世流シテ方能楽師
活動期間 1964年 -
活動内容 舞台
著名な家族 父:観世元正
弟:山階弥右衛門
弟:観世芳伸
子:観世三郎太
テンプレートを表示

観世 清和(かんぜ きよかず、1959年(昭和34年)5月21日 - )は、シテ方観世流能楽師。二十六世観世宗家で当代。日本芸術院会員。東京都出身[1]

家系

[編集]

観世元正の長男で、弟に山階弥右衛門観世芳伸

来歴

[編集]

父に師事し、1964年4歳の時「鞍馬天狗」花見で初舞台。

学習院初等科から高等科まで在学し、今上天皇とは同級生だった。東京芸術大学音楽学部邦楽科別科を卒業。1990年9月家元継承。1995年「松浦佐用姫」「鵜羽」を復曲。

1983年のフランスをはじめ、アメリカ、インド、中国など海外公演も多く行っている。2014年1月、観世清河寿に一時改名、一年で元に戻す[2]

役職

[編集]

栄典

[編集]

著書

[編集]
  • 『一期初心―能役者森羅万象』淡交社、2000
  • 『観世流舞囃子形付』檜書店、2001

編著・共著

[編集]

監修

[編集]

主な作品

[編集]

劇場アニメ

[編集]

映画

[編集]
  • (2023年) - 能楽監修

脚注

[編集]
  1. ^ 『読売年鑑 2016年版』(読売新聞東京本社、2016年)p.539
  2. ^ 一般財団法人観世文庫/一般社団法人観世会共同運営公式サイト。2015年2月5日時点では「観世清和」と表記されている。
  3. ^ 講談社デジタル版 日本人名大辞典 Plus (2015年). “観世清和”. コトバンク. 2017年12月11日閲覧。
  4. ^ 平成24年度芸術選奨 受賞者及び贈賞理由”. 文化庁 (2012年). 2013年5月12日閲覧。
  5. ^ 平成27年春の褒章受章者 東京都” (PDF). 内閣府. p. 2 (2015年4月29日). 2023年5月4日閲覧。 アーカイブ 2023年5月4日 - ウェイバックマシン
  6. ^ 2019年 受賞者(敬称略)
  7. ^ 令和4年度 日本芸術院会員候補者の決定について”. 日本芸術院 (2023年2月22日). 2023年4月28日閲覧。
  8. ^ “文化勲章に川淵三郎氏ら7人決まる、文化功労者は北大路欣也さんら20人に”. 朝日新聞. (2023年10月21日). https://www.asahi.com/articles/ASRBN53JHRBKUCVL04T.html 2023年10月21日閲覧。 

外部リンク

[編集]