虎ノ門駅
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虎ノ門駅 | |
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2a番出入口(2020年9月) | |
とらのもん Toranomon | |
◄G 06 溜池山王 (0.8 km) (0.8 km) 新橋 G 08► | |
左下は乗換駅の虎ノ門ヒルズ駅 | |
所在地 | 東京都港区虎ノ門一丁目1-21 |
駅番号 | G07 |
所属事業者 | 東京地下鉄(東京メトロ) |
所属路線 | ●銀座線 |
キロ程 | 8.8 km(浅草起点) |
電報略号 | トラ |
駅構造 | 地下駅 |
ホーム | 2面2線 |
乗降人員 -統計年度- |
[メトロ 1]91,260人/日 -2023年- |
開業年月日 | 1938年(昭和13年)11月18日 |
乗換 |
H06虎ノ門ヒルズ駅 (東京メトロ日比谷線) |
虎ノ門駅(とらのもんえき)は、東京都港区虎ノ門一丁目にある、東京地下鉄(東京メトロ)銀座線の駅である。駅番号はG 07。
歴史
[編集]- 1938年(昭和13年)11月18日:東京高速鉄道の駅として開業[1]。
- 1941年(昭和16年)9月1日:陸上交通事業調整法により東京高速鉄道が再編され、帝都高速度交通営団(営団地下鉄)の駅となる。
- 1954年(昭和29年)8月27日:駅拡張工事が決定[2]。
- 1955年(昭和30年)5月1日:輸送力増強に伴い運行開始となった4両編成の浅草方1両を締切扱いとする[2]。
- 1956年(昭和31年)10月1日:3両編成に対応した延長48 mのホームを6両編成に対応した延長96 mに延伸し、締切扱いがなくなる[3][4]。合わせてコンコースの新設と拡幅、出入口3か所の新設などが行われた[4]。
- 1969年(昭和44年)8月:混雑緩和のため、大規模改良工事に着手[4]。
- 1971年(昭和46年)12月:大規模改良工事が完成[4]。ホーム幅員を3 - 4 mから7 mに拡幅、浅草駅寄りに各ホームを連絡する地下通路を新設、5・6番出口へ向かう通路を拡幅[4]。費用は8億9,300万円を要した[4]。
- 2004年(平成16年)4月1日:営団地下鉄の民営化に伴い、東京地下鉄(東京メトロ)に継承される[5]。
- 2005年(平成17年)2月21日:付近の道路を走行中のトレーラーが積んでいた重機のアームが誤作動し、7番出入口の屋根に衝突する事故が発生する[6]。
- 2007年(平成19年)3月18日:ICカード「PASMO」の利用が可能となる[7]。
- 2018年(平成30年)11月22日:発車メロディを導入。
- 2020年(令和2年)
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営団地下鉄時代の出入口(2003年12月)
-
ホームドア設置、ホーム拡幅前
駅構造
[編集]相対式ホーム2面2線を有する地下駅である。1番線側にある西新橋方面改札外に日比谷線虎ノ門ヒルズ駅や東京BRTのバスターミナル(虎ノ門ヒルズビジネスタワー内)に通じる地下連絡通路が設置されている。
2020年(令和2年)8月1日に中央日本土地建物グループ・森村商事・野村不動産から設置・寄贈された、中谷ミチコ制作のパブリックアート「白い虎が見ている」が1番線ホームに設置されている[11]。
のりば
[編集]番線 | 路線 | 行先[12] |
---|---|---|
1 | 銀座線 | 渋谷方面 |
2 | 浅草方面 |
(出典:東京メトロ:構内図)
発車メロディ
[編集]2018年(平成30年)11月22日からスイッチ制作の発車メロディ(発車サイン音)を使用している。
曲は1番線が「シトラスの香り」(塩塚博作曲)、2番線が「玉紫陽花」(福嶋尚哉作曲)である[13]。
-
4番出入口(2018年10月)
-
虎ノ門交差点方面改札(2018年3月)
-
1番線ホーム(2020年9月)
-
虎ノ門ヒルズ駅を結ぶ地下通路(2020年7月)
利用状況
[編集]2023年度の1日平均乗降人員は91,260人であり[メトロ 1]、東京メトロ全130駅中37位。
近年の1日平均乗降・乗車人員は下表の通りである。
年度 | 1日平均 乗降人員[15] |
1日平均 乗車人員[16] |
出典 |
---|---|---|---|
1990年(平成 | 2年)78,318 | [* 1] | |
1991年(平成 | 3年)76,986 | [* 2] | |
1992年(平成 | 4年)75,737 | [* 3] | |
1993年(平成 | 5年)72,992 | [* 4] | |
1994年(平成 | 6年)70,721 | [* 5] | |
1995年(平成 | 7年)68,702 | [* 6] | |
1996年(平成 | 8年)68,545 | [* 7] | |
1997年(平成 | 9年)65,666 | [* 8] | |
1998年(平成10年) | 62,452 | [* 9] | |
1999年(平成11年) | 116,888 | 58,768 | [* 10] |
2000年(平成12年) | 113,558 | 56,685 | [* 11] |
2001年(平成13年) | 112,257 | 56,066 | [* 12] |
2002年(平成14年) | 106,953 | 54,493 | [* 13] |
2003年(平成15年) | 103,368 | 52,342 | [* 14] |
2004年(平成16年) | 97,056 | 49,299 | [* 15] |
2005年(平成17年) | 97,881 | 49,104 | [* 16] |
2006年(平成18年) | 100,726 | 50,518 | [* 17] |
2007年(平成19年) | 104,929 | 52,566 | [* 18] |
2008年(平成20年) | 106,444 | 53,526 | [* 19] |
2009年(平成21年) | 102,755 | 51,649 | [* 20] |
2010年(平成22年) | 98,904 | 49,822 | [* 21] |
2011年(平成23年) | 100,641 | 50,710 | [* 22] |
2012年(平成24年) | 105,392 | 53,079 | [* 23] |
2013年(平成25年) | 109,455 | 55,101 | [* 24] |
2014年(平成26年) | 116,937 | 58,660 | [* 25] |
2015年(平成27年) | 121,679 | 61,077 | [* 26] |
2016年(平成28年) | 118,416 | 59,485 | [* 27] |
2017年(平成29年) | 117,329 | 59,033 | [* 28] |
2018年(平成30年) | 115,957 | 58,359 | [* 29] |
2019年(令和元年) | 110,008 | 55,325 | [* 30] |
2020年(令和 | 2年)[メトロ 2]72,618 | ||
2021年(令和 | 3年)[メトロ 3]69,501 | ||
2022年(令和 | 4年)[メトロ 4]80,864 | ||
2023年(令和 | 5年)[メトロ 1]91,260 |
駅周辺
[編集]当駅のほぼ直下を日比谷線が通過している。銀座線計画時には日比谷線の建設は想定していなかったため、日比谷線建設に際しては上下線間の柱を壁のようにして補強を加えた。2020年(令和2年)6月6日に開業した日比谷線の虎ノ門ヒルズ駅とは地下道で結ばれている[8]。
- 虎ノ門金刀比羅宮
- 菊池寛実記念 智美術館
- 経済産業省
- 財務省
- 霞が関コモンゲート
- 東館(中央合同庁舎第7号館官庁棟) - 文部科学省、会計検査院
- 西館(中央合同庁舎第7号館官民棟) - 金融庁
- 旧文部省庁舎 - 文部科学省、文化庁
- 特許庁
- 国立印刷局
- 駐日アメリカ合衆国大使館
- K.I.T.虎ノ門大学院
- 沖電気工業本社
- 霞が関ビルディング
- 首都高速道路日土地ビル
- 商船三井本社
- 新日鉱グループ各社本社
- 虎ノ門琴平タワー
- 日経ラジオ社(ラジオNIKKEI)
- 日本たばこ産業本社
- 日本中央競馬会 (JRA) 本部
- 日立ハイテクノロジーズ本社
- ポニーキャニオン本社
- 森トラスト本社
- 虎ノ門実業会館
- 新虎ノ門実業会館
- 虎ノ門ヒルズ
- 国家公務員共済組合連合会 虎の門病院
- ホテルオークラ東京
- 日本消防会館
- 東京メトロ丸ノ内線・日比谷線・千代田線霞ケ関駅
- 都営地下鉄三田線内幸町駅 - 東京都交通局
- 国道1号
- 東京都道405号外濠環状線(外堀通り)
バス路線
[編集]最寄りのバス停留所は虎ノ門停留所である。都営バスの以下の路線が乗り入れる。
2000年12月11日までは、四92系統も発着したほか、渋88系統も東京駅南口まで運行していた。
このほか、地下通路で接続する虎ノ門ヒルズビジネスタワー内のバスターミナルに発着する路線も利用できる。
→詳細は「虎ノ門ヒルズ § 虎ノ門ヒルズ バスターミナル」を参照
隣の駅
[編集]脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ 帝都高速度交通営団『地下鉄運輸50年史』帝都高速度交通営団営業部・運転部、1981年7月4日、222頁。ASIN B000J7N4U2。
- ^ a b 帝都高速度交通営団史、p.572。
- ^ 帝都高速度交通営団史、pp.573-574。
- ^ a b c d e f g 東京地下鉄道有楽町線建設史、pp.1159 - 1161 。
- ^ 『「営団地下鉄」から「東京メトロ」へ』(プレスリリース)営団地下鉄、2004年1月27日。オリジナルの2006年7月8日時点におけるアーカイブ 。2020年3月25日閲覧。
- ^ “地下鉄虎ノ門駅出入口にトレーラー積載の重機が衝突”. MSN毎日インタラクティブ. (2005年2月22日). オリジナルの2005年2月23日時点におけるアーカイブ。 2020年7月1日閲覧。
- ^ 『PASMOは3月18日(日)サービスを開始します ー鉄道23事業者、バス31事業者が導入し、順次拡大してまいりますー』(PDF)(プレスリリース)PASMO協議会/パスモ、2006年12月21日。オリジナルの2020年5月1日時点におけるアーカイブ 。2020年5月5日閲覧。
- ^ a b 『日比谷線に虎ノ門ヒルズ駅が誕生します! 2020年6月6日(土)開業』(PDF)(プレスリリース)独立行政法人都市再生機構/東京地下鉄、2019年11月11日。オリジナルの2020年5月2日時点におけるアーカイブ 。2020年5月10日閲覧。
- ^ 『東京メトロ線でのお乗換えがさらに便利になります! 新たな乗換駅の設定(虎ノ門駅⇔虎ノ門ヒルズ駅、銀座駅⇔銀座一丁目駅)改札外乗換時間を30分から60分に拡大』(PDF)(プレスリリース)東京地下鉄、2020年5月14日。オリジナルの2020年5月14日時点におけるアーカイブ 。2020年5月14日閲覧。
- ^ 『銀座線虎ノ門駅が便利になります! ホーム拡幅、新改札設置及び地下駅前広場の整備』(PDF)(プレスリリース)東京地下鉄、2020年6月30日。オリジナルの2020年7月1日時点におけるアーカイブ 。2020年7月1日閲覧。
- ^ 『東京メトロ銀座線「虎ノ門」駅に パブリックアート「白い虎が見ている」を寄贈』(PDF)(プレスリリース)中央日本土地建物グループ/森村商事/野村不動産、2020年8月3日。オリジナルの2021年1月19日時点におけるアーカイブ 。2021年1月19日閲覧。
- ^ “虎ノ門駅 時刻表”. 東京メトロ. 2024年4月22日閲覧。
- ^ “東京メトロ銀座線発車サイン音を制作”. スイッチオフィシャルサイト. スイッチ (2018年8月27日). 2021年3月31日閲覧。
- ^ 行政資料集 - 港区
- ^ レポート - 関東交通広告協議会
- ^ 東京都統計年鑑 - 東京都
- 東京地下鉄の1日平均利用客数
- ^ a b c “各駅の乗降人員ランキング”. 東京地下鉄. 2024年6月24日閲覧。
- ^ “各駅の乗降人員ランキング(2020年度)”. 東京地下鉄. 2023年6月27日閲覧。
- ^ “各駅の乗降人員ランキング(2021年度)”. 東京地下鉄. 2023年6月27日閲覧。
- ^ “各駅の乗降人員ランキング(2022年度)”. 東京地下鉄. 2024年6月24日閲覧。
- 東京都統計年鑑
- ^ 東京都統計年鑑(平成2年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成3年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成4年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成5年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成6年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成7年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成8年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成9年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成10年) (PDF)
- ^ 東京都統計年鑑(平成11年) (PDF)
- ^ 東京都統計年鑑(平成12年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成13年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成14年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成15年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成16年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成17年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成18年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成19年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成20年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成21年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成22年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成23年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成24年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成25年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成26年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成27年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成28年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成29年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成30年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成31年・令和元年)
参考文献
[編集]- 『帝都高速度交通営団史』東京地下鉄、2004年12月。
- 『東京地下鉄道有楽町線建設史』帝都高速度交通営団、1996年7月31日 。