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若鮎賞

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
若鮎賞
開催国 日本の旗 日本
主催者 岩手県競馬組合
競馬場 盛岡競馬場
創設 2000年
2024年の情報
距離 ダート1600m
格付け M3
賞金 1着賞金300万円
出走条件 サラブレッド系2歳オープン、岩手所属
負担重量 定量(55kg、牝馬1kg減)
出典 [1]
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若鮎賞(わかあゆしょう)は、岩手県競馬組合が施行する地方競馬重賞競走(M3)である。正式名称は「岩手県畜産協会会長杯 若鮎賞」。

概要

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2000年盛岡競馬場芝1600mの2歳限定の特別競走として創設された。

2011年までは特別競走として開催されていたが2012年に重賞に格上げされた。重賞昇格時よりJRA認定競走となっている。2016年からは岩手競馬における重賞格付け制度の導入により、M3に格付けされる。

2021年までジュニアグランプリのトライアルとして行われ、2022年は若駒賞のトライアル競走となったが、翌2023年にジュニアグランプリのトライアルに戻されている。なお、2022年・2024年は盛岡競馬場芝コースの走路状態悪化に伴いダート1600mで施行されている[2]

レース名は2023年から「岩手県畜産協会会長杯 若鮎賞」となっている。

条件・賞金等(2024年)

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条件
サラブレッド系2歳、岩手所属。
負担重量
定量、55kg(牝馬1kg減)。
賞金等
賞金額は1着300万円、2着105万円、3着60万円、4着39万円、5着21万円、着外手当は1万5000円[3]
副賞
岩手県畜産協会会長賞、福島県馬事畜産振興協議会会長賞、岩手県馬主会会長賞、開催執務委員長賞[1]
優先出走権付与
上位3着までに入った馬にジュニアグランプリの優先出走権が付与される[3]

歴代優勝馬

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重賞に昇格した2012年以降について記載。全て盛岡競馬場で施行。

回数 施行日 馬場距離 優勝馬 性齢 所属 タイム 優勝騎手 管理調教師 馬主
第13回 2012年8月15日 芝1600m マンセイグレネード 牡2 盛岡 1:40.9 齋藤雄一 櫻田浩樹 簗田満
第14回 2013年8月17日 芝1600m ターントゥタイド 牝2 水沢 1:40.5 小林俊彦 村上実 西村隆平
第15回 2014年8月16日 芝1600m キモンイーグル 牝2 水沢 1:44.3 高松亮 板垣吉則 小林祥晃
第16回 2015年8月15日 芝1600m メジャーリーガー 牡2 水沢 1:41.9 関本淳 小林義明 伊藤裕一
第17回 2016年8月15日 芝1600m メドゥシアナ 牝2 水沢 1:40.2 高松亮 千葉幸喜 熊谷貴之
第18回 2017年8月13日 芝1600m ベストロード 牝2 水沢 1:40.8 村上忍 瀬戸幸一 千葉浩
第19回 2018年8月12日 芝1600m マリーグレイス 牝2 水沢 1:41.9 坂口裕一 板垣吉則 (株)グリーンファーム
第20回 2019年8月11日 芝1600m シーサンプーター 牝2 水沢 1:41.9 山本聡哉 小林俊彦 金蘭兄弟(有)
第21回 2020年8月16日 芝1600m マツリダスティール 牡2 水沢 1:40.1 阿部英俊 菅原勲 高橋福三郎
第22回 2021年8月15日 芝1600m ギャレット 牡2 水沢 1:41.0 山本聡哉 佐藤浩一 島川隆哉
第23回 2022年8月14日 1600m フジラプンツェル 牝2 水沢 1:40.9 山本政聡 瀬戸幸一 (有)富士ファーム
第24回 2023年8月1日 芝1600m ユウユウププリエ 牝2 水沢 1:42.3 菅原辰徳 佐藤祐司 北原大史
第25回 2024年7月31日 ダ1600m サウザンドマイル 牡2 盛岡 1:43.2 山本政聡 齋藤雄一 (有) 新生ファーム

脚注

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出典

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  1. ^ a b 令和6年度第5回盛岡競馬競走番組表(概定)” (PDF). 岩手競馬オフィシャルページ. 2024年7月30日閲覧。
  2. ^ 【地方】OROカップなど盛岡の3重賞がダート変更で実施へ、悪化した芝コースの回復見込めず日刊スポーツ、2024年7月24日配信・閲覧
  3. ^ a b 令和6年度 第5回 盛岡競馬 改定番組” (PDF). 岩手競馬オフィシャルページ. 2024年7月30日閲覧。

各回競走結果の出典

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