終焉説
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終焉説(しゅうえんせつ、Cessationism あるいはカリスマタ終焉論)とは、一部のキリスト教教派における神学の中で、奇跡的な聖霊の賜物、異言、預言、神癒(ヒーリング)が、教会の歴史の早い段階で終焉したとするものである。対極がContinuationismである。
キリスト教根本主義、ディスペンセーション主義で終焉説が唱えられる。終焉説の立場では、奇跡の賜物は初代教会が立てられるためだけに、与えられたとする。使徒2章にあるペンテコステの日の聖霊の訪れから、新約聖書の完結あるいは最後の使徒の死までであったとする。
日本の代表的なディスペンセーション主義者高木慶太はこの立場から聖霊の第三の波に反対し、聖霊派を批判する本を書いた[1][2]。
脚注
[編集]参考文献
[編集]- Counterfeit Miracles (偽りの奇蹟)ベンジャミン・ウォーフィールド(New York: Charles Scribners, 1918)
- 『御霊の力に驚かされて』ジャック・ディア 安藤和子訳 真菜書房
- 『ペンテコステ神学』大川修平 マルコーシュ・パブリケーション社