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紅山雪夫

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

紅山 雪夫(べにやま ゆきお、1927年[1] - 2020年5月8日[2])は、日本旅行作家

経歴

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大阪府豊中市生まれ[1]旧制豊中中学大検を経て、東京大学法学部卒業[1]日本旅行作家協会理事を務める[1]。毎年平均して150日間ぐらいは海外を歩き回っていたという。主な守備範囲はヨーロッパ北アフリカ西アジアからインド亜大陸まで。海外経験による写真、外国語、歴史、民俗への関心を多くの著書として著した。一連の著作は「添乗員バイブル」とも呼ばれた[2]。2020年5月8日、新型コロナウイルス感染症のため、死去。93歳没[2]

著書

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  • 『中近東・アジア教養旅行』白陵社 1969
  • 『若い人の海外旅行』編 白陵社 1969
  • 『海外旅行のすべて 最少の費用で最高の"旅"を楽しむ本』大和書房 1970
  • 『インド・ネパール・セイロン An invitation to India』白陵社 1971
  • 『魅惑のヨーロッパ 歴史と美術の散歩路』大和書房 1972
  • 『海外旅行に強くなる本 団体旅行からひとり旅まで』花曜社 1973
  • 『ヨーロッパ歴史の旅 イギリス・ソ連・北欧からスイスまで』大和出版販売 1973
  • 『ヨーロッパ歴史の旅 フランス・イタリアと南欧』大和出版販売 1973
  • 『旅行会話五カ国語 わたしの小さな友だち』花曜社 1973
  • 『インド歴史の旅 ネパール・セイロン』白馬出版 1975
  • 『海外旅行が楽しくなる本 旅の百科』花曜社 1975
  • 『海外旅行イラスト式会話集』すずらん書房 1976
  • 『中近東・アフリカの旅』ワールドフォトプレス 1976
  • 『乾杯!世界まんぷく旅行術』日本交通公社出版事業局 1981
  • 『初心者からプロまでの添乗業務 :改訂版』森谷トラベル・エンタプライズ 1983
  • 『フランスの城と街道 中世ロマンの残り香を訪ねて』トラベルジャーナル新書 1983
  • 『ツアー企画者と添乗員のためのヨーロッパのバス旅行』花曜社 1987
  • 『世界歴史紀行 伝統文化を味わう旅』ドイツ、フランス 読売新聞社 1987
  • ゼウスはなぜ、女性にモテたのか 添乗員のためのツアー・レクチャー講座「ヨーロッパ編」』トラベルジャーナル 1988
  • マホメットはなぜ、九人の妻をもてたのか』トラベルジャーナル 1990
  • 『ヨーロッパが面白い』トラベルジャーナル 1991
  • 『ドイツの城と街道』トラベルジャーナル社 1993
  • 『フランスの城と街道』トラベルジャーナル 1994
  • 『イタリアの古都と街道』トラベルジャーナル 1995
  • 『新・添乗業務』トラベルジャーナル 1995
  • 『不思議の国インド』トラベルジャーナル 1995
  • 『不思議のイスラム トルコ~エジプト・モロッコの旅』トラベルジャーナル 1996
  • 『ヨーロッパの旅とキリスト教』創元社 1996
  • 『スペインの古都と街道』トラベルジャーナル 1997
  • 『ヨーロッパの旅Q&A キリスト教編』トラベルジャーナル 1998
  • 『ヨーロッパの旅 城と城壁都市』創元社 1998
  • 『イギリスの古都と街道』トラベルジャーナル 1999
  • 『オーストリア・中欧の古都と街道』トラベルジャーナル 2000
  • 『シチリア・南イタリアとマルタ』トラベルジャーナル 2001
  • 『ギリシアの遺跡と島々』トラベルジャーナル 2003
  • 『ヨーロッパものしり紀行 《くらしとグルメ》編』新潮文庫 2003
  • 『ヨーロッパものしり紀行 《建築・美術工芸》編』新潮文庫 2003
  • 『ヨーロッパものしり紀行 《神話・キリスト教》編』新潮文庫 2003
  • 『ヨーロッパものしり紀行 《城と中世都市》編』新潮文庫 2004
  • 『ライン川を巡る旅』実業之日本社 2004
  • 『ドイツものしり紀行』新潮文庫 2005
  • 『イタリアものしり紀行』新潮文庫 2007
  • 『フランスものしり紀行』新潮文庫 2008
  • 『添乗員ヒミツの参考書 魅惑のスペイン』新潮文庫 2009
  • 『イスラムものしり事典』新潮文庫 2010
  • 『図説ヨーロッパ100名城公式ガイドブック』樺山紘一,日本城郭協会監修 河出書房新社 ふくろうの本 2011

脚注および出典

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  1. ^ a b c d 紅山雪夫>著者プロフィール”. 新潮社. 2021年2月23日閲覧。
  2. ^ a b c JTWOニュースレター 2020年6月号” (PDF). 日本旅行作家協会 (2020年6月). 2021年3月4日閲覧。

外部リンク

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