第22回世界スカウトジャンボリー
表示
第22回世界スカウトジャンボリー(だい22かいせかいスカウトジャンボリー、英語: 22nd World Scout Jamboree)は、2011年7月27日から8月7日にスウェーデンスコーネ県クリシャンスタード近郊で実施された、世界最大のボーイスカウトの祭典である。世界の143の国と地域から40,061人のスカウトが集まり、史上最大の世界スカウトジャンボリーとなった。日本における今大会の略称は「22WSJ」である。
大会について
[編集]前述の通り40,061人のスカウト・ガールガイド(ガールスカウト)が世界から集まり、前21大会の約38,000人を上回り、史上最大の世界スカウトジャンボリーとなった。 日本からは約950人(そのうち国際サービスチーム員約60人)が日本派遣団として参加した。
スローガン
[編集]Simply Scouting
会場
[編集]会場となったクリスチャンスタード近郊のリンカビィは隣国デンマークのコペンハーゲンから車で2時間ほどであった。各国派遣団はコペンハーゲン空港から陸路で会場に入れた。
サブキャンプの一覧
[編集]3つの参加者用のサブキャンプと1つの成人用サブキャンプが設置された。参加者用サブキャンプはスウェーデン国内の地名を名乗ったタウンに分けられていた。
- Summer
- Finnerödja
- Karlstad
- Smögen
- Stockholm
- Vimmerby
- Visby
- Winter
- Jukkasjärvi
- Kiruna
- Mora
- Polcirkeln
- Åre
- Örnsköldsvik
- Autumn
- Bohuslän
- Hunneberg
- Kivik
- Klarälven
- Sarek
- Svedala
- Spring
- 成人(ISTなど)専用のサブキャンプで、参加者(18歳未満)の立ち入りは制限されていた。Springで生活している人用の食堂などが設置された。
各サブキャンプにはモニュメントが設置されていて、夜間にはライトアップされていた。
その他
[編集]- ISTなど成人参加者にはSafe from Harmと呼ばれる子供の保護に関するプログラムをインターネットで修了することが義務付けられていた。
- 会場内ではほぼ全域でWi-Fiによるインターネットが無料で利用できた。
- ジャンボリーショップやキオスク(売店)での支払いはチャージ式のカードかクレジットカードが基本となり現金がそのまま使えるところは少なかった。
- 次回の第23回世界スカウトジャンボリーの開催国が日本であることから、日本にとっては重要な大会であった。閉会式では23大会のPRが代表スカウトにより行われた。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- The 22nd World Scout Jamboree Sweden 2011英語公式サイト
- 第22回世界スカウトジャンボリー日本派遣団レポートボーイスカウト日本連盟による日本派遣団ブログ