短七度
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転回形 | 長二度 |
---|---|
名称 | |
別称 | - |
略称 | m7 |
音程の広さ | |
半音の数 | 10 |
インターバルクラス | 2 |
純正音程 | 16:9[1] または 9:5[2] |
セント値 | |
平均律 | 1000 |
純正律 | 996 or 1018 |
短七度は、西洋の音楽理論では、全音階における七度音程のうちの小さい方である。短七度は10半音であり、もう一方の七度である長七度は11半音。たとえば、GはAの10半音上にあり、その間隔が短七度である。
短七度は、根音に対する属音の三和音や属七の和音に構成音として出現する。
また協和音と不協和音という観点において、短七度は協和音への解決を必要とする不協和音とされる[3]。
周波数比
[編集]純正律では一般に、16:9の「純正小短七度」、「ピタゴラス短七度」と呼ばれる[4] ( Play )2つの完全四度を積み重ねたもの(996セント)がある。また、9:5の「純正大短七度」( Play )[5][6]と呼ばれる完全五度と短三度を重ね合わせたもの(1018セント)があり、こちらは自然七度[7]の周波数間隔に近い。
関連記事
[編集]脚注
[編集]- ^ Haluska (2003), p.xxiv. Pythagorean minor seventh.
- ^ Haluska, Jan (2003). The Mathematical Theory of Tone Systems, p.xxiii. ISBN 0-8247-4714-3. Just minor seventh.
- ^ Benward & Saker (2003). Music: In Theory and Practice, Vol. I, p.53. Seventh Edition. ISBN 978-0-07-294262-0.
- ^ "On Certain Novel Aspects of Harmony", p.119. Eustace J. Breakspeare. Proceedings of the Musical Association, 13th Sess., (1886 - 1887), pp. 113-131. Published by: Oxford University Press on behalf of the Royal Musical Association.
- ^ "The Heritage of Greece in Music", p.89. Wilfrid Perrett. Proceedings of the Musical Association, 58th Sess., (1931 - 1932), pp. 85-103. Published by: Oxford University Press on behalf of the Royal Musical Association.
- ^ Partch, Harry (1979). Genesis of a Music, p.68. ISBN 0-306-80106-X
- ^ David Dunn, 2000. Harry Partch: an anthology of critical perspectives.
短七度 | ||||||
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半音 | インターバルクラス | 平均律におけるセント | 全音階に基づく名前 | 純正律における振動数比 | 純正律におけるセント | 平均律と純正律のセント差 |
10 | 2 | 1000 cents | 短七度 | 16:9 | 996 | -4 cents |
そのほかの音程 | ||||||
一度 - 短二度 - 長二度 - 短三度 - 長三度 - 完全四度 - 増四度 - 減五度 - 完全五度 - 短六度 - 長六度 - 短七度 - 長七度 - 八度 |