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相馬勇紀

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
相馬 勇紀
名前
愛称 ソマ、ドラミちゃん
カタカナ ソウマ ユウキ
ラテン文字 SOMA Yuki
基本情報
国籍 日本の旗 日本
生年月日 (1997-02-25) 1997年2月25日(27歳)
出身地 東京都調布市
身長 166cm
体重 69kg
選手情報
在籍チーム 日本の旗 FC町田ゼルビア
ポジション FW / MF
背番号 7
利き足 右足
ユース
2009-2014 日本の旗 三菱養和
2015-2018 日本の旗 早稲田大学
クラブ1
クラブ 出場 (得点)
2018-2024 日本の旗 名古屋グランパス 127 (8)
2019 日本の旗 鹿島アントラーズ(loan) 6 (1)
2023-2024 ポルトガルの旗 カーザ・ピアAC(loan) 56 (7)
2024- 日本の旗 FC町田ゼルビア
通算 178 (16)
代表歴2
2021  日本U-24 6 (0)
2019- 日本の旗 日本 14 (5)
1. 国内リーグ戦に限る。2024年7月23日現在。
2. 2024年6月11日現在。
■テンプレート■ノート ■解説■サッカー選手pj

相馬 勇紀(そうま ゆうき、1997年2月25日 - )は、東京都調布市出身のプロサッカー選手JリーグFC町田ゼルビア所属。ポジションはフォワードミッドフィールダー日本代表

中村屋創業者相馬愛蔵相馬黒光夫妻の玄孫。妻はフリーアナウンサーの森山るり

来歴

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プロ入り前

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三菱養和SCユースから早稲田大学スポーツ科学部に進学[1](同期に小島亨介冨田康平岡田優希)。3年次には関東大学サッカーリーグ戦の2部でアシスト王に輝いた。2018年5月、2019年シーズンより名古屋グランパスへの加入が内定した[2]。その後、特別指定選手として選手登録された。2018年8月11日、鹿島アントラーズ戦でデビューすると初アシストを記録[3]。8月15日、第22節の横浜F・マリノス戦では2試合連続アシストで勝利に貢献した[4]。11月6日、第28節(台風の影響での延期分)のセレッソ大阪戦ではJ1リーグ初得点を決めて勝利に貢献した[5]

名古屋グランパス

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2019年に名古屋に正式加入。2月23日に行われた開幕戦のサガン鳥栖戦で途中出場でプロデビューを果たし、同試合でゴールを記録[6]

2019年8月、鹿島アントラーズ期限付き移籍で加入[7]。8月10日、第22節の横浜F・マリノス戦で移籍後初出場を果たした[8]

2020年1月、名古屋グランパス期限付き移籍から復帰。シーズン序盤は出場機会が限られたが、金崎夢生の負傷などもあり、後半戦は主力として活躍。

カーザ・ピアAC

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2023年1月20日、ポルトガル1部・プリメイラ・リーガカーザ・ピアACに期限付き移籍することが発表された[9][10]。1月29日、第18節CDサンタ・クララ戦に62分から出場し、75分には直接フリーキックを決め先制。その後追いつかれるも、アディショナルタイムに相馬のCKから味方が頭で合わせて勝ち越し弾をアシストし、この日1G1Aとチームの勝利に大きく貢献した[11]。シーズン終了後、期限付き移籍を2024年6月30日まで延長することが発表された[12]

名古屋グランパス復帰

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2024年7月11日、カーザ・ピアACでの期限付き移籍満了に伴い、名古屋グランパスへ復帰した[13]

FC町田ゼルビア

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2024年、夏の移籍期間の7月23日にFC町田ゼルビアへ完全移籍で加入した[14]

代表

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2019年6月、トゥーロン国際大会に臨むU-22日本代表に選出された[15]。大会では、3試合1得点の活躍でチームの準優勝に貢献し、大会ベストイレブンに選ばれた[16]

2019年12月にはEAFF E-1サッカー選手権2019に出場する日本代表に初選出され[17]、12月10日の中国戦で代表初出場。

2021年6月22日、東京オリンピックに向けたU-24日本代表に選出された[18]。7月、南アフリカ戦では地元・調布の味の素スタジアムで試合を行ったため、五輪での凱旋となった[19]

2022年7月19日、EAFF E-1サッカー選手権2022初戦の香港戦(FIFAランキング145位)で直接FKによる代表初ゴールを含む2ゴールを決めた。同年7月27日、韓国戦(FIFAランキング28位)で先制ゴールと2点目のアシストを決め、3ゴール2アシストの活躍で大会MVPと得点王に輝き、カタールW杯出場への望みを繋いだ。

2022年11月1日、2022カタールW杯に臨む日本代表に選出された[20]。W杯前最後のテストマッチとなったカナダ戦では得点を挙げ[21]、本大会でも活躍が期待されたが、出場は第2戦目のコスタリカ戦のみとなった。

2023年6月15日のエルサルバドル戦で右サイドバックとして途中出場すると、高精度のクロスで古橋亨梧にアシストした[22]

2023年6月20日、ペルー戦では後半16分から右サイドバックとして出場した。

人物

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  • 2021年8月28日、フリーアナウンサーである森山るりとの結婚を発表[23]

所属クラブ

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個人成績

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国内大会個人成績
年度クラブ背番号リーグ リーグ戦 リーグ杯オープン杯 期間通算
出場得点 出場得点出場得点 出場得点
日本 リーグ戦 リーグ杯天皇杯 期間通算
2016 早大 7 - - - 1 0 1 0
2018 名古屋 47 J1 9 1 0 0 - 9 1
2019 27 16 1 7 3 1 0 24 4
鹿島 47 5 1 - - 5 1
2020 名古屋 27 31 2 4 1 - 35 3
2021 11 33 2 4 0 2 0 39 2
2022 34 2 10 1 1 0 45 3
ポルトガル リーグ戦 リーグ杯ポルトガル杯 期間通算
2022-23 カーザ・ピア 24 プリメイラ 18 2 - - 1 0 19 2
2023-24 32 5 3 0 2 0 37 5
日本 リーグ戦 リーグ杯天皇杯 期間通算
2024 名古屋 22 J1 1 1 0 0 - 1 1
町田 7 -
通算 日本 J1 128 9 25 5 4 0 157 14
日本 - - 1 0 1 0
ポルトガル プリメイラ 50 7 3 0 3 0 56 7
総通算 178 16 28 5 8 0 214 21
  • 2018年は特別指定選手
国際大会個人成績
年度 クラブ 背番号 出場 得点
AFCACL
2019 鹿島 47 1 0
2021 名古屋 11 8 0
通算 AFC 9 0

タイトル

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クラブ

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三菱養和SCユース
早稲田大学
名古屋グランパス

代表

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東京都選抜
日本代表

個人

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代表歴

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出場大会

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試合数

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日本代表国際Aマッチ
出場得点
2019 3 0
2022 6 4
2023 3 0
2024 2 1
通算 14 5

出場

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No. 開催日 開催都市 スタジアム 対戦国 監督 結果 大会
1. 2019年12月10日 大韓民国の旗釜山 釜山九徳スタジアム 中華人民共和国の旗 中国 森保一 ○2-1 EAFF E-1サッカー選手権2019
2. 2019年12月14日 香港の旗 香港 ○5-0
3. 2019年12月18日 釜山アシアドメインスタジアム 大韓民国の旗 韓国 ●0-1
4. 2022年7月19日 日本の旗鹿嶋 茨城カシマスタジアム 香港の旗 香港 ○6-0 EAFF E-1サッカー選手権2022
5. 2022年7月24日 日本の旗豊田 豊田スタジアム 中華人民共和国の旗 中国 △0-0
6. 2022年7月27日 大韓民国の旗 韓国 ○3-0
7. 2022年9月27日 ドイツの旗デュッセルドルフ デュッセルドルフ・アレーナ エクアドルの旗 エクアドル △0-0 国際親善試合
8. 2022年11月17日 アラブ首長国連邦の旗ドバイ アール・マクトゥーム・スタジアム カナダの旗 カナダ ●1-2
9. 2022年11月27日 カタールの旗ライヤーン アフメド・ビン=アリー・スタジアム コスタリカの旗 コスタリカ ●0-1 2022 FIFAワールドカップ
10. 2023年6月15日 日本の旗豊田 豊田スタジアム エルサルバドルの旗 エルサルバドル ○6-0 キリンチャレンジカップ2023
11. 2023年6月20日 日本の旗吹田 パナソニックスタジアム吹田 ペルーの旗 ペルー ○4-1 キリンチャレンジカップ2023
12. 2023年11月16日 ミャンマーの旗 ミャンマー ○5-0 2026 FIFAワールドカップ・アジア2次予選
13. 2024年6月6日 ミャンマーの旗 ヤンゴン トゥウンナ・スタジアム
14. 2024年6月11日 日本の旗 広島 エディオンピースウイング広島 シリアの旗 シリア

ゴール

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# 開催日 開催都市 スタジアム 対戦国 結果 大会
1. 2022年7月19日 日本の旗 鹿嶋 茨城カシマスタジアム 香港の旗 香港 ○6-0 EAFF E-1サッカー選手権2022
2.
3. 2022年7月27日 日本の旗 豊田 豊田スタジアム 大韓民国の旗 韓国 ○3-0
4. 2022年11月17日 アラブ首長国連邦の旗 ドバイ アール・マクトゥーム・スタジアム カナダの旗 カナダ ●1-2 国際親善試合
5. 2024年6月11日 日本の旗 広島 エディオンピースウイング広島 シリアの旗 シリア ○5-0 2026 FIFAワールドカップ・アジア2次予選

脚注

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  1. ^ 4年前に芽生えたプロへの憧れ…早大MF相馬勇紀と名古屋グランパスの縁 ゲキサカ(2018年6月3日)
  2. ^ 名古屋、早大の高精度キッカー・MF相馬勇紀の来季加入を発表 ゲキサカ(2018年5月28日)
  3. ^ 特別指定選手・相馬、次は初ゴール 鹿島戦で初アシスト 中日スポーツ(2018年8月13日)
  4. ^ 最下位脱出名古屋に新風、早大生MF相馬勇紀が2戦連続アシストで決勝点演出 ゲキサカ(2018年8月16日)
  5. ^ “中1日出場”のタフネス早大生がJ初ゴール!! 相馬勇紀の決勝弾に救われた名古屋が降格圏を脱出 ゲキサカ(2018年11月6日)
  6. ^ 昨季得点王ジョーが開幕戦で2ゴール! 名古屋、4発快勝で鳥栖下す サッカーキング(2019年2月23日)
  7. ^ 相馬選手が期限付き移籍で加入 - 鹿島アントラーズ公式サイト、2019年8月7日(2019年8月8日閲覧)
  8. ^ 「毎年タイトルを獲ってきた」電撃移籍のMF相馬勇紀、“合流翌日”に鹿島デビューゲキサカ(2019年8月10日)2023年2月4日閲覧。
  9. ^ 相馬 勇紀選手、カーザ・ピアACへ期限付き移籍のお知らせ』(プレスリリース)名古屋グランパス、2023年1月20日https://nagoya-grampus.jp/news/pressrelease/2023/0120post-2041.php2023年2月25日閲覧 
  10. ^ 「世界のSOMAになってきます」名古屋FW相馬勇紀がポルトガル1部クラブに期限付き移籍”. ゲキサカ (2023年1月20日). 2023年1月21日閲覧。
  11. ^ 相馬勇紀が直接フリーキックで先制弾! 移籍後初ゴール&初アシストを記録”. サッカーキング (2023年1月30日). 2023年1月30日閲覧。
  12. ^ 相馬 勇紀選手 カーザ・ピアACへの期限付き移籍延長のお知らせ”. 名古屋グランパス (2023年7月20日). 2023年7月20日閲覧。
  13. ^ 相馬 勇紀選手 名古屋グランパス復帰のお知らせ”. 名古屋グランパス公式サイト (2024年7月11日). 2024年7月11日閲覧。
  14. ^ 相馬勇紀選手 完全移籍加入のお知らせ”. FC町田ゼルビア オフィシャルサイト (2024年7月23日). 2024年7月23日閲覧。
  15. ^ 初招集の名古屋・相馬や鳥栖の17歳・松岡らが選出…トゥーロン国際大会に臨むU-22日本代表メンバー発表! サッカーキング 2019年5月17日
  16. ^ 準優勝・日本から相馬ら3名選出!トゥーロン国際大会のベストイレブン決定 ゲキサカ 2019年6月18日
  17. ^ SAMURAI BLUE(日本代表)メンバー・スケジュール ~EAFF E-1サッカー選手権2019(12/10~18@韓国)~』(プレスリリース)日本サッカー協会、2019年12月4日https://www.jfa.jp/samuraiblue/news/00023750/2019年12月7日閲覧 
  18. ^ 2日続けて「夢の中で代表発表」…東京五輪代表に選出のグランパス相馬勇紀「金メダルとって帰りたい」東海テレビ(2021年6月22日)2021年8月7日閲覧。
  19. ^ 相馬勇紀「心折れそうなときもあった」地元味スタから東京五輪挑む日刊スポーツ(2021年7月20日)2021年8月7日閲覧。
  20. ^ FIFAワールドカップカタール2022™ SAMURAI BLUE(日本代表)メンバーJFA 2022年11月1日
  21. ^ W杯に野心燃やす相馬勇紀が価値ある先制ゴール「初戦で絶対に勝つ準備を」ゲキサカ 2022年11月18日
  22. ^ 右SB起用は自分の意思でもあったと明かした相馬勇紀、高精度クロスで1アシスト”. ゲキサカ (2023年6月16日). 2023年6月19日閲覧。
  23. ^ 名古屋FW相馬勇紀がフリーアナ森山るりさんと結婚 5月に婚姻届提出”. 日刊スポーツ (2021年8月28日). 2021年8月28日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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