皆楽座
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皆楽座 | |
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皆楽座 | |
情報 | |
用途 | 芝居小屋 |
建築面積 | 168 m² |
所在地 |
〒509-0135 岐阜県各務原市鵜沼羽場町1-216 |
座標 | 北緯35度24分15.7秒 東経136度55分17秒 / 北緯35.404361度 東経136.92139度座標: 北緯35度24分15.7秒 東経136度55分17秒 / 北緯35.404361度 東経136.92139度 |
文化財 | 国登録有形文化財 |
指定・登録等日 | 2006年(平成18年)3月27日 |
皆楽座(かいらくざ)は、岐阜県各務原市鵜沼羽場町にある芝居小屋。
概要
[編集]中山道鵜沼宿近くの津島神社(各務原市鵜沼羽場町)の境内にある。芝居(歌舞伎)小屋である。
2006年(平成18年)3月27日に 国登録有形文化財に登録された[1][2]。2006年(平成18年)5月1日に各務原市の重要有形民俗文化財に指定されている[3]。
各務原市の文化・教養施設であり、市民の文化活動及び地域活動の拠点となっている[4]。主に地域活動やサークル活動の他、ミニコンサートなどのイベント会場として利用されている。
建物概要
[編集]1882年(明治15年)頃に竣工したが、1891年(明治24年)の濃尾地震で倒壊。現在の建物は1898年(明治31年)に竣工[5]。建設にあたっては倒壊した建物の資材を再利用している。
切妻造、桟瓦葺の建物であり、桁行15m、梁間10m。建築面積は168m2[5]。延床面積は217.88m2[6]。
津島神社の拝殿を兼ねており、桟敷席などの客席は設けられていない。小規模な芝居小屋とはいえ、廻り舞台、囃子座仮、楽屋、奈落を備えている[5]。舞台の面積は155.13m2、奈落の面積は54.19m2[7]。
利用案内
[編集]利用にあたっては、鵜沼福祉センターの窓口での事前申し込みが必要[7]
交通アクセス
[編集]公共交通機関
[編集]- 名鉄各務原線羽場駅より徒歩で約7分。
- 各務原市ふれあいバス 鵜沼線・東西線・東西線朝夕便「鵜沼市民サービスセンター」バス停より徒歩約3分。
周辺施設
[編集]- 鵜沼市民サービスセンター
- 鵜沼福祉センター
- うぬま第二幼稚園
- 合歓の木幼稚園
- 各務原市消防本部東部方面消防署
岐阜県の芝居小屋
[編集]岐阜県は地芝居が盛んな地域であり、江戸時代から昭和時代に建設された木造芝居小屋が残っている。主な芝居小屋は以下のとおりである。
- 鳳凰座(下呂市)
- 白雲座(下呂市)
- 黒川の東座(加茂郡白川町)
- 蛭子座(中津川市)
- かしも明治座(中津川市)
- 常盤座(中津川市)
- 五毛座(恵那市)
- 熊野座(恵那市)
- 美濃歌舞伎博物館 相生座(瑞浪市)
- 村国座(各務原市)
- 皆楽座(各務原市)
脚注
[編集]- ^ “登録有形文化財”. 各務原市. 2023年6月17日閲覧。
- ^ “登録有形文化財(建造物)”. 岐阜県. 2023年6月17日閲覧。
- ^ “市指定文化財”. 各務原市. 2023年6月17日閲覧。
- ^ a b c 各務原市指定文化財皆楽座条例
- ^ a b c 皆楽座(文化財オンライン)
- ^ “各務原市社会教育系施設(文化財)個別施設計画” (PDF). 各務原市. 2023年6月17日閲覧。
- ^ a b c d 施設案内皆楽座(各務原市)