熊本バス熊本中央営業所
表示
熊本バス熊本中央営業所(くまもとバスくまもとちゅうおうえいぎょうしょ)は、熊本バスのバス営業所の一つ。同一敷地内に熊本バスの本社も併設され、当社の中では一番広い車庫(中の瀬車庫)と自社整備工場を併せ持ち、まさに当社の本拠地という役割を担う。
概要
[編集]- 熊本中央営業所
- 主に熊本市内やイオンモール熊本(以下「イオンモール」)など熊本市郊外路線を担当。定期券等を購入出来る窓口を併設[1]。同営業所(中の瀬車庫)からバス利用のためのパーク&ライドにて敷地内駐車場を有料にて開放[2]。
- 所在地:熊本県熊本市東区画図町重富600番地
- 最寄り(併設)バス停:中の瀬車庫(略称「中車庫」)
- 主に城南を終始初便をメインに同所を介して宇土・宇城地区を運行。
- 「詳細は『#担当路線』を参照」
担当路線
[編集]2015年(平成27年)10月改正。系統記号は、2019年9月11日よりこれまでの「漢字1文字 番号」から「アルファベット 番号-(ハイフン)番号」に変更。熊本桜町バスターミナルは以下「桜町BT」と省略。
田迎経由郊外方面(一部路線を担当)
[編集]路線名 | 系統 | 運行区間 | 備考 |
---|---|---|---|
田迎 | M1-1 M2-1 |
熊本駅 - 河原町電停 - 桜町BT - 新市街 - 南熊本 - 田迎 - 中の瀬車庫 - イオンモール熊本 | M1-1系統の運用区間は桜町BT - 中の瀬車庫のみ M2-1系統の運用区間で桜町BTから熊本駅の本数は少ない |
御船 | M3-2 | 桜町BT - 新市街 - 南熊本 - 田迎 - 中の瀬車庫 - イオンモール熊本 - 御船町恐竜博物館前 - 玉虫 - 浜町 - 通潤橋前 - 通潤山荘 |
熊本市内線(南部)
[編集]路線名 | 系統 | 運行区間 | 備考 |
---|---|---|---|
はません環状 | M0-0 | 中の瀬車庫(→旧浜線方面) - 田迎 - 南熊本 - 新市街 - 桜町BT - 通町筋 - 尚絅校前 - ワンダーシティ前 - 熊本中央病院(構内)[3] - 画図パークタウン -(←浜線バイパス方面) 中の瀬車庫 | 2024年4月現在、旧浜線(田迎・南熊本)方面からの左回りのみ運行 |
御幸木部[4] | P2-2 P2-3 |
桜町BT → 下通筋 → 大学病院前 → 春の本 → 南熊本駅(構内) → 出仲間 → 御幸病院(P2-3系統のみ) → 笛田神社前 → 桜十字病院前 → 御幸木部 | |
P2-4 P2-5 |
御幸木部 → 桜十字病院前 → 笛田神社前 → 御幸病院(P2-5系統のみ) → 出仲間 → 南熊本駅(構内) → 春の本 → 大学病院前構内 → 大学病院前 → 下通筋 → 桜町BT | ||
浜線バイパス (中央病院) [5] | P4-1 P4-2 |
桜町BT - 通町筋 - 尚絅校前 - ワンダーシティ前 - 熊本中央病院(構内)[3] - 画図パークタウン -中の瀬車庫 - 鯰[バイパス] - イオンモール熊本 | P4-1系統の運用区間は桜町BT - 中の瀬車庫までの便 |
P4-3 | 中の瀬車庫 → 画図パークタウン → 出仲間(浜線バイパス) → ワンダーシティ前 → 尚絅校前 → 通町筋 - 桜町BT | P4-3系統は「熊本中央病院(構内)」経由をしない |
熊本市内線(東部)
[編集]路線名 | 系統 | 運行区間 | 備考 |
---|---|---|---|
江津団地[6][7] | L1-1 L1-2 |
桜町BT - 通町筋 - 水前寺公園前 - 画図道 - 江津県営アパート前 - 江津団地 - 江津県営アパート前(往復) - 画図橋 - 烏ヶ江 - 中の瀬・東 - イオンモール熊本 | L1-1系統の運用区間は桜町BT - 江津団地までの便 |
セイラタウン | L2-1 L2-2 |
桜町BT - 通町筋 - 水前寺公園前 - 画図道 - 湧心館高校前 - セイラタウン - 画図小学校入口 - 画図パークタウン - 中の瀬車庫 - イオンモール熊本 | L2-1系統の運用区間は桜町BT - 中の瀬車庫までの便 |
健軍線 (城南系統) | K2-1 K2-2 |
桜町BT - 通町筋 - 水前寺公園前 - 県庁前 - 神水町 - 健軍電停前 - 東区役所 - 秋津レイクタウン - 嘉島町役所 - イオンモール熊本 | K2-2系統の運用区間は健軍電停 - イオンモール熊本までの便 |
廃止路線
[編集]太字は、起終点停留所
2024年10月
[編集]- P1-2 流通団地(御幸病院系統)
※南熊本非経由
- 桜町BT - 新市街 - 琴平神社・江原中学前 - 平成町 - 流通団地 - 済生会病院 - 西無田入口 - 御幸病院
- 当初は2020年10月から2021年9月まで1年間の該当バス路線の運行を休止[8] を発表したが、路線運休が4年経った2024年9月30日付で廃止。
-
中の瀬車庫バス待合所に掲示している熊本バス運行エリア表(熊本市内エリアのみ撮影)
2021年4月
[編集]- 南区役所 - 緑川橋 - 川尻町 - (市道) - 熊日前 - 迎町 - 交通センター - 通町筋 - 水前寺公園 - 県庁前 - 北窪( - 県議会議事堂前[11])
- 2021年4月1日より熊本都市圏における路線バス5社(九州産交バス・産交バス・熊本都市バス・熊本バス・熊本電鉄バス)共同経営の一環において重複路線の整理に基づき同日を以って廃止した[12]。
2015年10月
[編集]- 2015年(平成27年)10月改正時。路線名・系統記号・停留所の表記はいずれも当時のもを表示。
- 南14 直行線
- 熊本 - 馬見原間の直通運転を取り止め、「浜町」で乗り継ぎおよび大野経由馬見原行きに一本化(菅尾経由は廃止)
- 南7 浜線バイパス線
- 交通センター - 新市街 - ワンダーシティー前 - 出仲間(浜線バイパス) - 中の瀬・北(浜線バイパス) - 中の瀬車庫
- 交通センター - 通町筋 - 水道町 - 尚絅校前 - 建設会館前 - 九品寺6丁目 - 南熊本 - 田迎 - 中の瀬車庫
- 南12[→済生会から「県31」]流通団地線・県庁環状系統(南熊本非経由)
- 交通センター → 新市街 → 琴平神社 → 平成町 → 流通団地 → 済生会病院 → 西無田(東バイパス) → 熊本中央病院 → 市民病院前 → 北窪 → 県庁 → 水前寺公園前 → 通町筋 → 交通センター
- 右回りの環状線運行路線、環状線運行を取り止め。
- 南13・南24 流通団地線・御幸病院系統(南熊本経由)
- 交通センター - 新市街 - 南熊本 - 田迎一里木 - 流通団地 - 済生会病院 - 西無田入口 - 御幸病院
- 南11系統(のちの「P1-2 流通団地(御幸病院系統)」に一本化。
- 東11 健軍線(平成音楽大経由便)
- 熊本駅 - 交通センター - 通町筋 - 水前寺公園前 - 県庁 - 神水町 - 健軍電停前 - 秋津レークタウン - 六嘉 - 平成音楽大学 - 御船 - 玉虫(車庫)
- 平成音楽大学乗り入れを廃止
その他廃止路線
[編集]- 南10 下近見線(九品寺・浜線バイパス経由)
- 交通センター - 通町筋 - 水道町 - 消防会館・保健所前 - (九品寺)車庫前 - 南熊本(浜線バイパス) - 田井の島 - 田迎(東バイパス) - 下近見
- 南13 県庁環状系統(南熊本・旧浜線経由)
- 交通センター - 新市街 - 南熊本 - 田迎 - (東バイパス) - 市民病院前 - 北窪 - 県庁 - 水前寺公園前 - 通町筋 - 交通センター
- 県29 県庁田迎線
- 交通センター - 通町筋 - 国府 - 県庁前 - 神水町 - 市民病院前 - (東バイパス) - 田迎 - 中の瀬車庫
- 交通センター - 本荘町 - 江原中学・琴平神社前 - 平成町 - 流通団地 - 済生会病院 - 西無田入口 - 赤見入口 - 榎津・サンサンうきっ子 - 県立こころの医療センター
- 2009年10月1日から2010年9月30日迄、試行運行便[15]
ゆうゆうバス(区バス)
[編集]「ゆうゆうバス(区バス)」<熊本都市バスからの運行委託> 東区の運行を担当
- セイラタウン・桜木ルート(往復運行)
- 江津団地 - セイラタウン北 - 広木公園前 - 健軍電停前 - 東区役所 - 桜木東小学校前 - 沼山津 - 小楠記念館入口
- 中の瀬・桜木ルート(往復運行)
- 中の瀬車庫 - 画図パークタウン - 画図小学校入口 - 広木公園前 - 健軍電停前 - 東区役所 - 桜木東小学校前 - 沼山津 - 小楠記念館入口
ゆうゆうバス(区バス)の運行車両は全て熊本都市バスの所有だが、運行業務は当社・当営業所の乗務員が担当した。
- HL 東バイパスライナー
- 西部車庫 - 薄場町 - 堀の内 - 西熊本駅 - 下近見[16] - 済生会病院 - 流通団地 - 田迎一里木(西部車庫行きのみ) - 田迎(東バイパス・長嶺団地行きのみ) - 熊本中央病院 - 神水町 - 県会議事堂前 - 帯山 - 三郎 - 日赤病院構内(長嶺団地行きのみ) - 日赤病院前 - 長嶺団地
- 沿革としては、2009年9月1日から熊本市を中心に協議会プロジェクトの一環として県内5社局(九州産交バス・熊本都市バス・熊本電鉄バス・熊本バス・熊本市営バス[17]が共同運行を行う東バイパスライナーの実証走行を開始。半年間の実証走行終え翌日の2010年4月1日に熊本市交通局(市営バス)を除く4社局正式に運行開始。
- 2024年2月5日、本路線を同年4月1日を以って廃止を発表[18][19]。3月29日に平日のみの運行の同路線は同日の最終便を以って運行終了(4月1日に正式に路線廃止)。
- 東バイパスライナーの運用末期は、熊本バス(中央営業所)と産交バス(熊本営業所・光の森営業所)の2社共同体制で平日に運行していた。
貸切バス
[編集]- 貸切車も配置されており、一般の貸切バス事業のほか、乙女小学校のスクールバスも運行している。
脚注・出典
[編集]- ^ 定期券のご案内 - 熊本バス
- ^ パーク&ライド駐車場について - 熊本バス
- ^ a b 熊本中央病院経由便の運行ルートとして、[桜町BT方面]田井島(浜線バイパス) → 出仲間(浜線バイパス) → 熊本中央病院(構内) → 長溝入口 、[中の瀬車庫方面]長溝入口→ 熊本中央病院(構内) → 田井島(浜線バイパス)となる
- ^ 2007年熊本市交通局(市営バス)から路線を譲渡。
- ^ a b 2012年4月1日より運行経路を変更、銀座橋(国道3号線)経由から大甲橋(電車通り)経由となった。これに伴い、水道町(3号線側)・消防会館前・九品寺1丁目には停車しなくなり、水道町(電車通り側)・九品寺交差点・尚絅校前に停車するようになった。ただし九品寺交差点停留所は、桜町方面のみ停車し、中の瀬車庫行き・イオンモール熊本行きは停車しない。また西原公園前停留所は「西原公園・九品寺三丁目」に、浜線バイパス側の南熊本停留所は「ワンダーシティ前」に停留所名を変更した。
- ^ 2008年熊本市交通局(市営バス)から路線を譲渡。
- ^ 市交通局時代は「画図線」だったが県庁経由江津湖畔を運行する路線名と同一名で被るために名称変更。
- ^ ダイヤ改正のお知らせ(令和2年10月1日(木)よりダイヤ改正を行います。)(熊本バス、2021年4月8日閲覧)
- ^ R1-3系統は2005年熊本市交通局が市営バス・川尻(市道)線撤退のため増便。
- ^ K6-0系統は2008年熊本市交通局から譲渡。
- ^ 交通センター方面の始発は運行上「県議会議事堂前」となる。
- ^ “バス路線運行廃止のお知らせ” (PDF). 熊本バス (2021年3月19日). 2021年4月4日閲覧。
- ^ この系統の方向幕は白ふち以外、ピンクで表記 。
- ^ 路線は同名の県道バイパス(2008年11月23日開通)含む区間にて運行、但し熊本バスが頻繁に運行している「田迎」地区は走らない。
- ^ 田迎~木原線の運行を開始 熊本バス 1日各10便(経済ニュース) - くまもと経済(KUMAKEI-ONLINE、2009年10月13日発行分)
- ^ 下近見バス停は(西部車庫側から)「下近見(島団地)」・「下近見(市道)」・「下近見(東バイパス)」の3箇所すべて停車していた。
- ^ 本格運行前の実証運行時(2009年9月から11月末まで期間のみ「熊本交通局(市営バス)」も共同運行において当路線の実証走行に参加していた。
- ^ 東バイパスライナー及び一部バス停の廃止について(お知らせ) - 熊本市交通企画課・九州産交バス株式会社・熊本バス株式会社の3局社共同、2024年2月5日
- ^ 「東バイパスライナー」は令和6年3月末で運行を終了しました - 熊本市、2024年4月9日更新