滝川洋二
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滝川 洋二 | |
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生誕 | 1949年??月??日 |
居住 | 日本 |
研究分野 |
理科教育 科学カリキュラム |
研究機関 | 国際基督教大学高等学校、東京大学、東海大学 |
出身校 | 埼玉大学、東京学芸大学、国際基督教大学 |
博士課程 指導教員 | 柿内 賢信[1] |
影響を 受けた人物 |
笠耐 後藤道夫 |
影響を 与えた人物 |
米村でんじろう 杉木優子 |
プロジェクト:人物伝 |
滝川 洋二(たきかわ ようじ、1949年 - )は、日本の教育学者、東海大学教育開発研究所教授、理科教育のカリキュラムの研究者である。1986年に、特定非営利活動法人「ガリレオ工房」の前身となる「物理教育実践サークル」を立ち上げ、以後ガリレオ工房の理事長を務める。
来歴
[編集]岡山県に生まれる[2]。東京都立新宿高等学校卒。1972年、埼玉大学理工学部物理学科を卒業した[2]。1975年に東京学芸大学大学院修士課程修了。1979年より国際基督教大学高等学校教諭。1984年、国際基督教大学大学院博士課程修了する。博士論文は「授業分析にもとづく自然認識の過程の研究 : 力学の学習を例として」。
1999年9月から2000年8月までイギリスに留学[3]。ついでケンブリッジ大学の教員養成校に学ぶ。2006年より2010年まで東京大学教養学部客員教授。2010年より現職。
受賞
[編集]- 文部科学大臣表彰科学技術賞、理解増進部門(2005年)
著書
[編集]単著
[編集]- 『動く!遊べる!小学生のおもしろ工作』、成美堂出版、2006年、ISBN 441504204X
- 『科学おもしろ絵事典』、PHP研究所、2006年、ISBN 4569686001
- 『ペットボトルで作る、調べるなるほど自由研究』、成美堂出版、2005年、ISBN 441502968X
- 『調べ学習・自由研究に役立つ理科の実験まるわかりbook』、成美堂出版、2005年、ISBN 4415029671
- 『どうすれば「理科」を救えるのか -イギリス父子留学で気がついたこと』、亜紀書房、2003年、ISBN 4750502049
- 『ガリレオ工房の科学あそび part1』(増補改訂版)、実教出版、2001年、ISBN 4407030577
- 『ガリレオ工房授業に生かす理科のおすすめ実験』、東京法令出版、2001年、ISBN 4809062058
共著
[編集]- 『ガリレオ工房の身近な道具で大実験(第4集)』、滝川洋二・吉村利明、大月書店、2005年、ISBN 4272612174
- 『大人もハマる週末面白実験』、左巻健男・滝川洋二、講談社ブルーバックス、2005年、ISBN 4062574888
- 『どうして、理科を学ぶの?』(数学セミナー別冊)、滝川洋二・理科カリキュラムを考える会、日本評論社、2002年
- 『ガリレオ工房の身近な道具で大実験(第3集)』、滝川洋二・吉村利明、大月書店、2002年、ISBN 4272610570
- 『ガリレオ工房の科学あそび part2』、滝川洋二・山村紳一郎、実教出版、2001年、ISBN 4407030585
- 『ガリレオ工房の身近な道具で大実験(第2集)』、滝川洋二・吉村利明、大月書店、1999年、ISBN 4272610775
- 『たのしくわかる物理実験事典』、左巻健男・滝川洋二、東京書籍、1998年、ISBN 4487731380
- 『ガリレオ工房の身近な道具で大実験(第1集)』、滝川洋二・石崎善治、大月書店、1997年、ISBN 4272610864
- 『物理がおもしろい!!』、滝川洋二・ガリレオ工房、日本評論社、1995年、ISBN 4535782164
編著
[編集]- 『発展コラム式 中学理科の教科書(第1分野 物理・化学)』、滝川洋二編、講談社ブルーバックス、2008年、ISBN 9784062575911
- 『発展コラム式 中学理科の教科書(第2分野 生物・地球・宇宙)』、石渡正志・滝川洋二編、講談社ブルーバックス、2008年、ISBN 9784062575928
テレビ出演等
[編集]- 「どれどれトーク 『滝川洋二 科学の楽しさ伝えたい』」日テレG 、2006年10月6日、午後11:10〜11:35
- 「ほこ×たて」フジテレビ、2010年10月〜
- 「世界一受けたい授業」日本テレビ
- 東野圭吾原作TVドラマ『ガリレオ』、映画『容疑者Xの献身』などの実験監修(共同)
新聞
[編集]- 「東大生演出・実験ショー ―滝川洋二東大教養学部客員教授―」(読売新聞2008年2月5日)
脚注
[編集]- ^ どうすれば「理科」を救えるのか 2003, p. 21.
- ^ a b 新潮45 2011年10月号 2011, p. 219.
- ^ どうすれば「理科」を救えるのか 2003, p. 68.
参考文献
[編集]- 滝川 洋二 (2003). どうすれば「理科」を救えるのか. 亜紀書房. ISBN 978-4750502045
- 「科学実験の達人 滝川洋二vs.ビートたけし」『新潮45』第30巻第10号、新潮社、2011年10月、216-227頁。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- “滝川洋二 - 研究者 - Researchmap”. Researchmap リサーチマップ - 研究者向けサイエンス2.0基盤サービス (2011年5月1日). 2011年10月13日閲覧。
- “滝川 洋二 (ytakikawa) on Twitter”. 2011年10月13日閲覧。
- “ガリレオ工房公式サイト”. 2011年10月13日閲覧。
- “理科カリキュラムを考える会”. 2011年10月13日閲覧。