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湯倉橋

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
国道252号標識
国道252号標識
湯倉橋
地図
基本情報
日本の旗 日本
所在地 福島県大沼郡金山町大字越川 - 大字本名
交差物件 只見川
用途 道路橋
路線名 国道252号標識国道252号本名バイパス
管理者 福島県会津若松建設事務所
施工者 ピーエス三菱
竣工 2020年令和2年)8月
開通 2022年(令和4年)1月20日
座標 北緯37度25分52.9秒 東経139度28分59.8秒 / 北緯37.431361度 東経139.483278度 / 37.431361; 139.483278 (湯倉橋)
構造諸元
形式 桁橋
材料 プレストレスト・コンクリート
全長 219.000 m
11.000 m
最大支間長 107.000 m
関連項目
橋の一覧 - 各国の橋 - 橋の形式
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湯倉橋(ゆぐらはし)は、福島県大沼郡金山町大字越川 - 大字本名の只見川に架かる国道252号本名バイパスの橋長219 m(メートル)のPC3径間連続箱桁橋

概要

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本名バイパスが只見川を渡河する地点に架橋された。仮称は本名橋であった。

[1][2][3]

旧橋

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湯倉橋(旧橋)
地図
基本情報
日本の旗 日本
所在地 福島県大沼郡金山町大字越川 - 大字本名
交差物件 只見川
用途 道路橋
路線名 金山町道橋立・三条線
管理者 金山町
竣工 1973年昭和48年)
閉鎖 2022年(令和4年)1月20日
座標 北緯37度25分50.9秒 東経139度28分59.1秒 / 北緯37.430806度 東経139.483083度 / 37.430806; 139.483083 (湯倉橋)
構造諸元
形式 トラスドランガー橋
材料
全長 156 m
4.0 m
関連項目
橋の一覧 - 各国の橋 - 橋の形式
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[4][5]

歴史

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1954年昭和29年)9月に吊橋として架橋された。1973年(昭和48年)にトラスドランガー橋の現橋に架替された[4]

2011年平成23年)7月の平成23年7月新潟・福島豪雨による洪水のため、主桁のフランジが変形した[5][6]。このため2012年(平成24年)にメンテナンスを行った[7]

湯倉橋は右岸を国道252号が通っているが、同区間では本名ダム堤体上のクランク部の線形不良箇所や、本名スノーシェッド内の幅員狭小区間、道路構造物の老朽化、豪雨に浸水被害などの問題を有していた。このため、これらの解消などのため本名バイパスが2010年度(平成22年度)に事業化された[8]。本名バイパスは大字越川を起点とし、起点付近で新・湯倉橋で只見川を渡河し、霧来沢を新霧来沢橋[注釈 1]で渡河した後、本名トンネル[注釈 2]で山地を通過し、大字本名に至る延長2.76 kmのバイパスである[9]。当初は本橋は本名橋[注釈 3]の仮称で事業がすすめられていたが[10]、湯倉橋と命名された[11]

本名バイパスは2015年(平成27年)5月19日に安全祈願祭が執り行われ[12]、この新橋は2015年度(平成27年度)に下部工に着手し[9]2019年令和元年)12月5日に閉合し[1]2020年(令和2年)8月に竣工した。橋名板は地元小学生の手により書かれた[13]

2022年令和4年)1月20日に本名バイパスが開通し、本橋新橋も供用開始された[8]

脚注

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注釈

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  1. ^ 仮称は霧来沢橋
  2. ^ 仮称は同じ
  3. ^ 国道252号現道が本名ダム堤体上でが只見川を渡河する橋と同名

出典

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  1. ^ a b 国道252号(仮称)本名橋の閉合式を開催します” (PDF). 福島県会津若松建設事務所 (2019年11月29日). 2022年1月20日閲覧。
  2. ^ 湯倉橋(福島県)”. ピーエス三菱橋カードサイト. ピーエス三菱. 2022年1月20日閲覧。
  3. ^ 道路橋りょう整備(再復)工事(橋梁上部) 本名” (PDF). ピーエス三菱橋カードサイト. 私の現場. プレストレストコンクリート建設業協会. 2022年1月20日閲覧。
  4. ^ a b 湯倉橋1954-9”. 土木学会附属土木図書館. 橋梁史年表. 土木学会. 2022年1月20日閲覧。
  5. ^ a b NEXCO西日本 前川新社長インタビュー”. 道路構造物ジャーナルNET. 鋼構造出版 (202-08-01). 2022年1月20日閲覧。
  6. ^ 平成23年7月新潟・福島豪雨「あいづの今」” (PDF). あの災害を忘れない平成23年新潟・福島豪雨「あいづの今」. 福島県 (2021年8月11日). 2022年1月20日閲覧。
  7. ^ 湯倉橋”. 施工実績. 矢田工業. 2022年1月20日閲覧。
  8. ^ a b 国道252号 本名バイパス現場見学会を開催しました。” (PDF). 福島県会津若松建設事務所 (2022年1月18日). 2022年1月20日閲覧。
  9. ^ a b 一般国道252号(本名バイパス)” (PDF). 平成29年度事業別評価調書(チェックリスト). 福島県. 2022年1月20日閲覧。
  10. ^ 本名バイパス” (PDF). 福島県会津若松建設事務所. 2022年1月20日閲覧。
  11. ^ 国道252号(大沼郡金山町大字本名)【本名バイパス 】” (PDF). 令和3年度事業所概要. 福島県会津若松建設事務所. p. 67. 2022年1月20日閲覧。
  12. ^ 国道252号本名バイパスの安全祈願祭が執り行われます。” (PDF). 福島県会津若松建設事務所 (2017年5月14日). 2022年1月20日閲覧。
  13. ^ 国道252号湯倉橋取付セレモニー”. 福島県会津若松建設事務所 (202-08-20). 2022年1月20日閲覧。

外部リンク

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