湯倉橋
湯倉橋 | |
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基本情報 | |
国 | 日本 |
所在地 | 福島県大沼郡金山町大字越川 - 大字本名 |
交差物件 | 只見川 |
用途 | 道路橋 |
路線名 | 国道252号本名バイパス |
管理者 | 福島県会津若松建設事務所 |
施工者 | ピーエス三菱 |
竣工 | 2020年(令和2年)8月 |
開通 | 2022年(令和4年)1月20日 |
座標 | 北緯37度25分52.9秒 東経139度28分59.8秒 / 北緯37.431361度 東経139.483278度 |
構造諸元 | |
形式 | 桁橋 |
材料 | プレストレスト・コンクリート |
全長 | 219.000 m |
幅 | 11.000 m |
最大支間長 | 107.000 m |
関連項目 | |
橋の一覧 - 各国の橋 - 橋の形式 |
湯倉橋(ゆぐらはし)は、福島県大沼郡金山町大字越川 - 大字本名の只見川に架かる国道252号本名バイパスの橋長219 m(メートル)のPC3径間連続箱桁橋。
概要
[編集]本名バイパスが只見川を渡河する地点に架橋された。仮称は本名橋であった。
- 形式 - PC3径間連続1室箱桁橋
- 活荷重 - B活荷重
- 橋長 - 219.000 m
- 支間割 - ( 63.000 m 107.000 m 47.000 m)
- 幅員
- 総幅員 - 11.000 m
- 有効幅員 - 10.000 m
- 車道 - 7.500 m
- 歩道 - 片側2.500 m
- 施工 - ピーエス三菱
- 架設工法 - カンチレバー工法
旧橋
[編集]湯倉橋(旧橋) | |
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基本情報 | |
国 | 日本 |
所在地 | 福島県大沼郡金山町大字越川 - 大字本名 |
交差物件 | 只見川 |
用途 | 道路橋 |
路線名 | 金山町道橋立・三条線 |
管理者 | 金山町 |
竣工 | 1973年(昭和48年) |
閉鎖 | 2022年(令和4年)1月20日 |
座標 | 北緯37度25分50.9秒 東経139度28分59.1秒 / 北緯37.430806度 東経139.483083度 |
構造諸元 | |
形式 | トラスドランガー橋 |
材料 | 鋼 |
全長 | 156 m |
幅 | 4.0 m |
関連項目 | |
橋の一覧 - 各国の橋 - 橋の形式 |
- 形式 - 鋼トラスド・ランガー橋 鋼鈑桁橋
- 橋長 - 156.0 m
- 有効幅員 - 4.0 m
歴史
[編集]1954年(昭和29年)9月に吊橋として架橋された。1973年(昭和48年)にトラスドランガー橋の現橋に架替された[4]。
2011年(平成23年)7月の平成23年7月新潟・福島豪雨による洪水のため、主桁のフランジが変形した[5][6]。このため2012年(平成24年)にメンテナンスを行った[7]。
湯倉橋は右岸を国道252号が通っているが、同区間では本名ダム堤体上のクランク部の線形不良箇所や、本名スノーシェッド内の幅員狭小区間、道路構造物の老朽化、豪雨に浸水被害などの問題を有していた。このため、これらの解消などのため本名バイパスが2010年度(平成22年度)に事業化された[8]。本名バイパスは大字越川を起点とし、起点付近で新・湯倉橋で只見川を渡河し、霧来沢を新霧来沢橋[注釈 1]で渡河した後、本名トンネル[注釈 2]で山地を通過し、大字本名に至る延長2.76 kmのバイパスである[9]。当初は本橋は本名橋[注釈 3]の仮称で事業がすすめられていたが[10]、湯倉橋と命名された[11]。
本名バイパスは2015年(平成27年)5月19日に安全祈願祭が執り行われ[12]、この新橋は2015年度(平成27年度)に下部工に着手し[9]、2019年(令和元年)12月5日に閉合し[1]、2020年(令和2年)8月に竣工した。橋名板は地元小学生の手により書かれた[13]。
2022年(令和4年)1月20日に本名バイパスが開通し、本橋新橋も供用開始された[8]。
脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ a b “国道252号(仮称)本名橋の閉合式を開催します” (PDF). 福島県会津若松建設事務所 (2019年11月29日). 2022年1月20日閲覧。
- ^ “湯倉橋(福島県)”. ピーエス三菱橋カードサイト. ピーエス三菱. 2022年1月20日閲覧。
- ^ “道路橋りょう整備(再復)工事(橋梁上部) 本名” (PDF). ピーエス三菱橋カードサイト. 私の現場. プレストレストコンクリート建設業協会. 2022年1月20日閲覧。
- ^ a b “湯倉橋1954-9”. 土木学会附属土木図書館. 橋梁史年表. 土木学会. 2022年1月20日閲覧。
- ^ a b “NEXCO西日本 前川新社長インタビュー”. 道路構造物ジャーナルNET. 鋼構造出版 (202-08-01). 2022年1月20日閲覧。
- ^ “平成23年7月新潟・福島豪雨「あいづの今」” (PDF). あの災害を忘れない平成23年新潟・福島豪雨「あいづの今」. 福島県 (2021年8月11日). 2022年1月20日閲覧。
- ^ “湯倉橋”. 施工実績. 矢田工業. 2022年1月20日閲覧。
- ^ a b “国道252号 本名バイパス現場見学会を開催しました。” (PDF). 福島県会津若松建設事務所 (2022年1月18日). 2022年1月20日閲覧。
- ^ a b “一般国道252号(本名バイパス)” (PDF). 平成29年度事業別評価調書(チェックリスト). 福島県. 2022年1月20日閲覧。
- ^ “本名バイパス” (PDF). 福島県会津若松建設事務所. 2022年1月20日閲覧。
- ^ “国道252号(大沼郡金山町大字本名)【本名バイパス 】” (PDF). 令和3年度事業所概要. 福島県会津若松建設事務所. p. 67. 2022年1月20日閲覧。
- ^ “国道252号本名バイパスの安全祈願祭が執り行われます。” (PDF). 福島県会津若松建設事務所 (2017年5月14日). 2022年1月20日閲覧。
- ^ “国道252号湯倉橋取付セレモニー”. 福島県会津若松建設事務所 (202-08-20). 2022年1月20日閲覧。
外部リンク
[編集]- 会津若松建設事務所 - 橋梁管理者