津峯スカイライン
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津峯スカイライン(つのみねスカイライン)は、徳島県阿南市にある一般自動車道事業による有料道路である。津峯観光が管理・運営する。
自動車専用の標識が掲示され(料金所手前200m)、歩行者・自転車・125cc以下の自動二輪車は通行が禁止される。
現在、徳島県では唯一の一般有料道路であり、屋島ドライブウェイ無料化以降、四国地方で唯一の一般自動車道となった。津乃峰山山頂の津峯神社に至る観光道路で、「阿波の松島」と呼ばれる橘湾や紀伊水道が眺められる。
概要
[編集]沿革
[編集]建設した津峰観光は、完成と同時に阿南市へ引き継ぎ市道に編入する想定をしていた[2]。しかし、1966年当時の価格で年間300~400万円の維持管理費の大きさに、市が移管を断ったため、やむなく有料道路にすることにし[2]、1966年4月29日に起工式が登山口で行われた[3]。工事費は2億7470万円で、延長3,450メートル、幅7.5メートルで施工された[1]。
1967年8月1日に開業した[4]。開業により、今まで徒歩で40分かかっていた登山が約10分のドライブとなった[1]。その後、桜の名所として知られるようになり、春には吉野桜・山桜・ぼたん桜など2,000本に及ぶ桜花が満開となる[5]。また、展望台から見る景観は、南・東・北の三方向に、広く開けている。特に南側は「阿波の松島」と呼ばれる橘湾を眼下に見下ろすことが出来る[6]。
通行料金
[編集]普通乗用車・軽自動車・小型車600円、二輪自動車400円、貸切バス2,400円、マイクロバス1,500円 (往復)
周辺
[編集]脚注
[編集]参考文献
[編集]- 「津峰スカイライン 8月1日にオープン」『広報あなん』、阿南市、1967年8月1日、1頁。