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武内涼太

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
武内 涼太
千葉ロッテマリーンズ #133
基本情報
国籍 日本の旗 日本
出身地 大分県日田市
生年月日 (2005-10-25) 2005年10月25日(19歳)
身長
体重
184 cm
84 kg
選手情報
投球・打席 右投右打
ポジション 投手
プロ入り 2023年 育成選手ドラフト1位
年俸 230万円(2024年)[1]
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)

武内 涼太(たけうち りょうた、2005年10月25日 - )は、大分県日田市出身のプロ野球選手投手育成選手)。千葉ロッテマリーンズ所属。

経歴

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プロ入り前

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南海広島で捕手としてプレーした祖父の長尾辰雄に素質を見抜かれ[2]、小学校2年生のときに『日田ライジングボーイズ』で野球を始めた。当初は祖父と同じ捕手としてプレーしたが、4年生からは投手の練習を始め、5年生からは試合でも登板するようになった[3]。日田市立三隈中学校では硬式野球の『久留米東ボーイズ』に所属し[2]、1年夏から登板機会を得て、2年秋には最速138km/hを計測した[3]

星稜高校へ進学すると、1年春に最速142km/hを計測してベンチ入り[2]。2年春は甲子園に出場し、國學院久我山との準々決勝では先発したが、制球に苦しんで5回途中で降板し、チームも敗れた[4]。その後はフォームを試行錯誤して最速148km/hまで成長し[5]、2年夏も甲子園に出場。愛工大名電との初戦ではエースのマーガード真偉輝キアンが打ち込まれ、2回裏二死一・二塁から登板したが[6]、110球(4回1/3)を投げて5失点でチームも敗れた[7]。新チームではエースを務め、3年春は県大会で優勝したが[8]、3年夏は不調であり[9]甲子園では創成館との2回戦に先発するも、1回1/3を6失点(自責点4)で降板し、チームも2年連続で初戦敗退となった[10]。高校時代の最速は149km/h[8]

2023年10月26日に開催されたドラフト会議では、千葉ロッテマリーンズから育成1位指名を受け[11]、11月24日に支度金300万円、年俸230万円(金額は推定)で入団に合意した[1]。背番号は133

選手としての特徴

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持ち球は最速149km/hのストレート[8]スライダーカーブチェンジアップ[12]。制球に課題を抱えている[13]

星稜高校では5番打者も務め[9]、3年夏の甲子園ではホームランを放つなど、高校通算10本塁打を記録した[7]

詳細情報

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背番号

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  • 133(2024年 - )

脚注

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注釈

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出典

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  1. ^ a b ロッテ育成1位・武内が入団合意 最速149キロ右腕「佐々木朗希投手を超えたい」”. Sponichi Annex (2023年11月24日). 2023年11月24日閲覧。
  2. ^ a b c 星稜の2年生右腕・武内 元プロ選手の祖父が見抜いた肩の強さ 夏にDNA開花だ”. デイリースポーツ (2022年3月29日). 2023年11月24日閲覧。
  3. ^ a b 九州に現れた最速138キロの本格派右腕・武内涼太(久留米東ボーイズ)伸びしろは無限大”. 高校野球ドットコム (2020年5月23日). 2023年11月24日閲覧。
  4. ^ 星稜 恩師へ誓いの春 選抜高校野球 4強ならず”. 中日スポーツ (2022年3月29日). 2023年11月24日閲覧。
  5. ^ 【石川】センバツ8強の星稜が準決勝へ 148キロ右腕・武内涼太が好投”. スポーツ報知 (2022年7月21日). 2023年11月24日閲覧。
  6. ^ 【甲子園】星稜先発マーガード9失点KO 8回で計14失点は同校の甲子園史上ワーストタイ”. 日刊スポーツ (2022年8月7日). 2023年11月24日閲覧。
  7. ^ a b 本塁打を放ち、待つ相棒を指さした 星稜・武内、投球の悔しさ晴らす”. 朝日新聞DIGITAL (2023年8月10日). 2023年11月24日閲覧。
  8. ^ a b c 【高校野球】星稜が4年ぶり春優勝 149キロ右腕、武内涼太と近藤真亜久捕手の同郷バッテリーが活躍”. スポーツ報知 (2023年5月8日). 2023年11月24日閲覧。
  9. ^ a b 【石川】2連覇を狙う星稜が4強入り…エースで5番・武内涼太が3安打4打点”. スポーツ報知 (2023年7月23日). 2023年11月24日閲覧。
  10. ^ 【甲子園】星稜 2年連続初戦敗退 プロ注目右腕・武内 2ランも「勝たせられないのはエースではない」”. Sponichi Annex (2023年8月11日). 2023年11月24日閲覧。
  11. ^ ロッテ育成1位星稜・武内投手”一日も早く支配下登録選手に””. NHK (2023年10月27日). 2023年11月24日閲覧。
  12. ^ 2年連続出場の星稜、世代上位クラスの149キロ右腕など選手のポテンシャルは全国トップレベル”. 高校野球ドットコム (2023年8月7日). 2023年11月24日閲覧。
  13. ^ エース武内、意地の一発 苦しいマウンド「いつもと違う」”. 北國新聞DIGITAL (2023年8月11日). 2023年8月12日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年11月24日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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