櫨山裕子
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櫨山裕子(はぜやま ひろこ、1960年 - )は、日本テレビ放送網所属で現在はコンテンツ制作局・局長待遇ゼネラルプロデューサー。
経歴
[編集]鹿児島県出身。鹿児島県立鶴丸高等学校卒業後、東京女子大学社会学部に入学して上京。大学在学中は4年間演劇のスタッフをした[1]。卒業後、1983年に日本テレビ入社。バラエティ番組や音楽番組のADを担当し、1989年に『鶴ちゃんのプッツン5』のディレクターに昇格。1994年にドラマ制作部に異動。以後、数多くのテレビドラマをプロデュースしている。『金田一少年の事件簿』のプロデュースを皮切りに、堤幸彦とのタッグで「土9」ドラマを日テレの看板枠に押し上げ[2]、『銀狼怪奇ファイル』『サイコメトラーEIJI』『ぼくらの勇気 未満都市』などジャニーズ主演ドラマをヒットさせた。2000年代以降は『anego[アネゴ]』『ハケンの品格』など、働く女性にスポットをあてたドラマをプロデュースした[3]。
以前は、日本テレビ放送網編成局制作センタードラマ制作担当副部長兼編成局(2006年1月からは、制作局)プロデューサー、ドラマ局チーフプロデューサー、制作局ドラマ制作部長、制作局プロデューサー兼SCC(シニア・チーフ・クリエイター)を務めた。
2009年7月よりドラマ局チーフプロデューサー。2010年7月よりドラマ局シニアチーフクリエイター。2011年7月制作局ドラマセンターに改称。2015年6月制作局専門局次長兼務、2017年6月制作局専門局長兼ドラマ担当統括プロデューサー。2018年6月より情報・制作局長待遇ストックコンテンツセンターゼネラルプロデューサー[4]、2019年5月31日をもってストックコンテンツセンターが廃止になった。
作品
[編集]ディレクター
[編集]- 鶴ちゃんのプッツン5(1986年 - 1992年)
ドラマ
[編集]プロデューサー
[編集]- 引っ越せますか(1993年)
- おれはO型・牡羊座(1994年)
- 金田一少年の事件簿
- 銀狼怪奇ファイル(1996年)
- サイコメトラーEIJI(第1期 1997年・第2期 1999年・SP 2000年)
- ぼくらの勇気 未満都市(1997年・SP 2017年)
- ハルモニア この愛の涯て(1998年)
- 新・俺たちの旅 Ver.1999(1999年)
- 24時間テレビ ドラマスペシャル『最後の夏休み』(2001年)
- 東京ぬけ道ガール(2002年)
- 24時間テレビ ドラマスペシャル『父さんの夏祭り』(2002年)
- リモート(2002年)
- 24時間テレビ ドラマスペシャル『ふたり 私たちが選んだ道』(2003年)
- 初恋.com(2003年)
- 光とともに…〜自閉症児を抱えて〜(2004年)
- サボテン・ジャーニー(2004年)
- Xmasなんて大嫌い(2004年)
- anego[アネゴ](2005年・SP 2005年)
- 神はサイコロを振らない(2006年)
- 24時間テレビ ドラマスペシャル『ユウキ』(2006年)
- ハケンの品格(第1シリーズ 2007年・第2シリーズ 2020年)
- ホタルノヒカリ(2007年)
- 貧乏男子 ボンビーメン(2008年)
- 先生はエライっ!(2008年)
- おせん(2008年)
- スクラップ・ティーチャー〜教師再生〜(2008年)
- 働くゴン!(2009年)
- シェアハウスの恋人(2013年)
- きょうは会社休みます。(2014年)
- 24時間テレビ ドラマスペシャル『母さん、俺は大丈夫』(2015年)
- 刑事バレリーノ(2016年)
- 世界一難しい恋(2016年)
- 24時間テレビ ドラマスペシャル『盲目のヨシノリ先生〜光を失って心が見えた〜』(2016年)※協力プロデューサー
- 母になる(2017年)
- もみ消して冬〜わが家の問題なかったことに〜(2018年・SP 2019年)
- ゼロ 一獲千金ゲーム(2018年)
- 恋の病と野郎組(2019年・2022年)
- 俺の話は長い(2019年)
- #リモラブ 〜普通の恋は邪道〜(2020年)
- 24時間テレビ ドラマスペシャル『生徒が人生をやり直せる学校』(2021年)
- コタツがない家(2023年)
チーフプロデューサー
[編集]- 赤鼻のセンセイ(2009年)
- 華麗なるスパイ(2009年)
- ギネ 産婦人科の女たち(2009年)
- サムライ・ハイスクール(2009年)
- 曲げられない女(2010年)
- 左目探偵EYE(2009年・2010年)
- 怪物くん(2010年)
- デカ007(2010年)
- 離婚シンドローム(2010年)
シニアチーフクリエイター
[編集]- ホタルノヒカリ2(2010年)
- 24時間テレビ ドラマスペシャル『みぽりんのえくぼ』(2010年)
- Q10(キュート)(2010年)
- 黄金の豚-会計検査庁 特別調査課-(2010年)※プロデューサーと兼務
- 高校生レストラン(2011年)
- 妖怪人間ベム(2011年)
- ダーティ・ママ!(2012年)
- 理想の息子(2012年)
- 三毛猫ホームズの推理(2012年)
映画
[編集]プロデューサー
[編集]- 劇場版 金田一少年の事件簿 上海魚人伝説(1997年)
- 映画 ホタルノヒカリ(2012年)
エグゼクティブプロデューサー
[編集]- 映画 妖怪人間ベム(2012年)
脚注
[編集]- ^ “日本テレビのディレクター・プロデューサーによるスペシャル座談会”. 2021年1月26日閲覧。
- ^ “『ぼくらの勇気 未満都市』が20年ぶりに復活した理由とは?日テレ櫨山プロデューサーに聞いた”. otocoto | こだわりの映画エンタメサイト. 2022年8月18日閲覧。
- ^ 構成=白井月子. “TBS『JIN-仁-』の豪腕P、日テレ『銭ゲバ』のパンクなP…プロデューサーで見る平成ドラマ”. ビジネスジャーナル/Business Journal | ビジネスの本音に迫る. 2022年8月18日閲覧。
- ^ 文化通信2018年5月16日(水)付より。
外部リンク
[編集]- 櫨山裕子 - allcinema
- Hiroko Hazeyama - TMDb