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楊秋興

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楊秋興
生年月日 (1956-05-15) 1956年5月15日(68歳)
出生地 中華民国の旗 中華民国 台湾省高雄県燕巣郷
(現:高雄市燕巣区
出身校 国立台湾大学
所属政党 中国国民党→)
民主進歩党→)
無所属→)
中国国民党→)
無所属

当選回数 2回
在任期間 2001年12月20日 - 2010年12月24日
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楊秋興
職業: 政治家
各種表記
拼音 Yang Qiuxing
和名表記: ようしゅうこう
発音転記: ヤン チウシン
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楊 秋興(よう しゅうこう、1956年5月15日 - )は、台湾政治家。元高雄県県長。元民主進歩党(民進党)中央常務委員。後に中国国民党所属。

来歴

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国立台湾大学で土木工学を学んだ後、台湾省議会議員、立法委員、高雄県長(2001年 - 2010年)を務めた。高雄県長時代は、農業生産の倍増や農家の年収増などの実績を残した[1]

2010年高雄市長選

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2010年12月に高雄県が高雄市に吸収合併されるにあたり、合併後の新市長を選ぶ選挙が同11月に行われるのに先立ち、同5月に民進党の公認候補者を決定する党内予備選が行われた。当時の高雄市長である陳菊と楊の一騎討ちとなったが、陳に17.84ポイント差をつけられ敗北した。

予備選後、当初は全力で陳をバックアップすると表明したが、8月に入り、公認を得ずに出馬すると表明[2]、まもなく民進党を離党した。

しかし11月の本選挙では、北東部の原住民居住地3区(茂林桃源那瑪夏)で陳の得票を上回ったものの、それ以外の35区では陳に圧倒的な差を付けられ、結局41万5千票弱(得票率26.68%)を獲得するに止まり、82万票(同52.8%)を獲得した陳には遠く及ばず落選した。

日本留学

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知人の友人である工学者・岡村甫高知工科大学理事長を務めていたことが縁で、2011年10月から同大大学院工学研究科の博士課程に留学。大気汚染などを研究していた[1]

馬英九政権入り

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農業政策などにおける実績を買われ、2012年2月、馬英九政権の下で政務委員(農業・交通担当)に任命された[1]。楊は日本留学を中断して就任した[1][3]。2013年には国民党への入党を申請し[4]、翌2014年11月の統一地方選挙では、再び高雄市長選挙に国民党候補として陳菊に挑んだが敗れた[5]

脚注

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外部リンク

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