梯子乗り
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梯子乗り(はしごのり)は伝統芸能の一つで、真っ直ぐに立てた梯子の上で曲芸を行うこと。
概要
[編集]梯子乗りの起源は諸説ある。
- 消防出初式の発端になった万治2年(1659年)に行われた上野東照宮前の出初めから[1]。
- 延宝年間に行われていた見世物(はしごさし)という説[1]。
- 享保3年(1719年)に町火消が誕生した際、火災の方角を見るために長さすまたに身軽な若者が登ったもの[2]。
また、町火消の中心となったのは鳶職であり、仕事前の準備運動や訓練のために行っていたと言われる。
現在では、消防出初式で消防士や消防団員が披露する他、鳶職の組合が正月に披露することがある。 落下して重傷・重体になるケースも稀に見られる[3]。
梯子乗りの形
[編集]頂上技、途中技、わっぱ、とあり頂上技なら遠見、八艘、邯鄲、背亀、鯱、等。(遠見、八艘には応用していくつか型がある。狐遠見、爪八艘等)返し技なら肝潰し、藤下がり、館返し、大返り。途中技なら腕溜め、吹流し、谷覗き、駒鯱、等。わっぱなら逆さ大の字等。二人乗りで子亀吊るし等がある。