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東経143度線

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
線が入っている地球
143°
東経143度線
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東経143度線(とうけい143どせん)は、本初子午線面から東へ143角度を成す経線である。北極点から北極海アジア太平洋オーストラレーシアインド洋南極海南極大陸を通過して南極点までを結ぶ。東経143度線は、西経37度線と共に大円を形成する。

通過する地域一覧

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東経143度線は、北極点から南極点まで南に向かって以下の場所を通っている。

地理座標 国土・領土・領海 備考
北緯90度0分 東経143度0分 / 北緯90.000度 東経143.000度 / 90.000; 143.000 (北極海) 北極海
北緯75度49分 東経143度0分 / 北緯75.817度 東経143.000度 / 75.817; 143.000 (ロシア) ロシアの旗 ロシア ノヴォシビルスク諸島ファデエフスキイ島ゼム・ブンゲ
北緯74度53分 東経143度0分 / 北緯74.883度 東経143.000度 / 74.883; 143.000 (東シベリア海) 東シベリア海 サンニコフ海峡
北緯73度42分 東経143度0分 / 北緯73.700度 東経143.000度 / 73.700; 143.000 (ロシア) ロシアの旗 ロシア ノヴォシビルスク諸島大リャーホフスキー島英語版
北緯73度12分 東経143度0分 / 北緯73.200度 東経143.000度 / 73.200; 143.000 (東シベリア海) 東シベリア海 ドミトリー・ラプテフ海峡英語版
北緯72度42分 東経143度0分 / 北緯72.700度 東経143.000度 / 72.700; 143.000 (ロシア) ロシアの旗 ロシア
北緯59度19分 東経143度0分 / 北緯59.317度 東経143.000度 / 59.317; 143.000 (オホーツク海) オホーツク海
北緯53度38分 東経143度0分 / 北緯53.633度 東経143.000度 / 53.633; 143.000 (ロシア) ロシアの旗 ロシア 樺太
北緯50度0分 東経143度0分 / 北緯50.000度 東経143.000度 / 50.000; 143.000 (南樺太) 南樺太 樺太(ロシアの旗 ロシアが実効支配)
北緯49度9分 東経143度0分 / 北緯49.150度 東経143.000度 / 49.150; 143.000 (オホーツク海) オホーツク海
北緯47度16分 東経143度0分 / 北緯47.267度 東経143.000度 / 47.267; 143.000 (南樺太) 南樺太 樺太(ロシアの旗 ロシアが実効支配)
北緯46度36分 東経143度0分 / 北緯46.600度 東経143.000度 / 46.600; 143.000 (オホーツク海) オホーツク海
北緯44度33分 東経143度0分 / 北緯44.550度 東経143.000度 / 44.550; 143.000 (日本) 日本の旗 日本 北海道:
オホーツク総合振興局
上川総合振興局北緯43度56分 東経143度0分 / 北緯43.933度 東経143.000度 / 43.933; 143.000 (上川総合振興局)から)
十勝総合振興局北緯43度32分 東経143度0分 / 北緯43.533度 東経143.000度 / 43.533; 143.000 (十勝総合振興局)から)
日高振興局北緯42度22分 東経143度0分 / 北緯42.367度 東経143.000度 / 42.367; 143.000 (日高振興局)から)
北緯42度5分 東経143度0分 / 北緯42.083度 東経143.000度 / 42.083; 143.000 (太平洋) 太平洋 パプアニューギニアの旗 パプアニューギニアアウア島英語版南緯1度28分 東経143度2分 / 南緯1.467度 東経143.033度 / -1.467; 143.033 (アウア島))の西を通過
パプアニューギニアの旗 パプアニューギニアウブル島英語版南緯1度44分 東経142度52分 / 南緯1.733度 東経142.867度 / -1.733; 142.867 (ウブル島))の東を通過
南緯3度21分 東経143度0分 / 南緯3.350度 東経143.000度 / -3.350; 143.000 (パプアニューギニア) パプアニューギニアの旗 パプアニューギニア
南緯9度7分 東経143度0分 / 南緯9.117度 東経143.000度 / -9.117; 143.000 (珊瑚海) 珊瑚海 トレス海峡オーストラリアの旗 オーストラリアクイーンズランド州トレス海峡諸島を通過
南緯11度56分 東経143度0分 / 南緯11.933度 東経143.000度 / -11.933; 143.000 (オーストラリア) オーストラリアの旗 オーストラリア クイーンズランド州
ニューサウスウェールズ州南緯29度0分 東経143度0分 / 南緯29.000度 東経143.000度 / -29.000; 143.000 (ニューサウスウェールズ州)から)
ビクトリア州南緯34度41分 東経143度0分 / 南緯34.683度 東経143.000度 / -34.683; 143.000 (ビクトリア州)から)
南緯38度37分 東経143度0分 / 南緯38.617度 東経143.000度 / -38.617; 143.000 (インド洋) インド洋 オーストラリア当局は当海域が南極海の一部である旨を主張している[1][2]
南緯60度0分 東経143度0分 / 南緯60.000度 東経143.000度 / -60.000; 143.000 (南極海) 南極海
南緯66度57分 東経143度0分 / 南緯66.950度 東経143.000度 / -66.950; 143.000 (南極大陸) 南極大陸 オーストラリア南極領土 - オーストラリアの旗 オーストラリア領有権主張

脚注

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  1. ^ Darby, Andrew (22 December 2003). “Canberra all at sea over position of Southern Ocean”. The Age. http://www.theage.com.au/articles/2003/12/21/1071941610556.html 13 January 2013閲覧。 
  2. ^ Indian Ocean”. Encyclopaedia Britannica. 13 January 2013閲覧。

関連項目

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