日本ボロ宿紀行
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『日本ボロ宿紀行』(にほんボロやどきこう)は、上明戸聡の書籍、並びにこれを原案としたテレビドラマ。
書籍
[編集]著者の上明戸が、日本全国にある「ボロ宿」を紹介する作品。著者曰く「ボロ宿」とは「歴史的価値のある古い宿から単なる安い宿まで全部ひっくるめ(中略)自分なりに気に入った、魅力ある宿」との意味で使っており、「決して悪口ではありません」とのこと。元々は著者の個人ブログで展開されていたコンテンツだが、2011年に鉄人社から書籍化され、好評に付き続刊・文庫化もされている。
テレビドラマ
[編集]日本ボロ宿紀行 | |
---|---|
ジャンル | テレビドラマ |
原作 | 上明戸聡(原案) |
脚本 |
田口佳宏 和田清人 たかせしゅうほう 佐渡ツムジ |
監督 |
藤井道人 たかせしゅうほう 逢坂元 原廣利 アベラヒデノブ |
出演者 |
深川麻衣 高橋和也 |
音楽 | 岩本裕司 |
エンディング | 初恋のテサキ「星の宵」 |
製作 | |
プロデューサー |
大和健太郎 渡邊愛美(以上テレビ東京) 吉見健士 菊池武博(以上共同テレビ) |
制作 |
テレビ東京 共同テレビジョン |
製作 | 「日本ボロ宿紀行」製作委員会 |
放送 | |
放送国・地域 | 日本 |
放送期間 | 2019年1月26日 - 4月13日 |
放送時間 | 土曜 0:52 - 1:22(金曜深夜) |
放送枠 | ドラマ25 |
放送分 | 30分 |
回数 | 12 |
2019年1月26日(25日深夜)から4月13日(12日深夜)までテレビ東京系列(ドラマ25枠)で放送されていた。書籍が宿の紹介をメインとするノンフィクションなのに対し、ドラマ仕立てとなっている点が大きな変更点となっている。制作は『孤独のグルメ』『昼のセント酒』と同じ共同テレビジョン(共テレ)が担当し、プロデューサーも両作品を手がけた吉見健士が務める[1]。2019年4月度ギャラクシー賞月間賞受賞。
あらすじ
[編集]主人公・篠宮春子は、父親が経営する芸能プロダクションで一発屋のポップス歌手・桜庭龍二のマネージャーを務めていた。しかし父親が急逝し、春子が経営を引き継ぐことになったのだが、何の実績もない春子を見限って他の社員や所属タレントが一斉に退社、春子と龍二は二人で放り出された格好になってしまった。仕方なく二人は、龍二のCDを手売りするために地方を営業に回るのだが、貧乏故に高級ホテルなどにはとても泊まれず、泊まるのはいつもいわゆる「ボロ宿」になってしまうのだった。
キャスト
[編集]レギュラー
[編集]- 篠宮春子
- 演 - 深川麻衣
- 主人公。芸能事務所・スプリングロールの代表で桜庭龍二のマネージャー。父親の影響「ボロ宿」好きになり、ボロ宿に泊まる際は自身のスマホで館内のあちこちを撮影している(ただし自分用の鑑賞目的)。お金がないせいもあるが、宿で龍二と同じ部屋で寝ることになっても全く気にしない図太い性格。酒に弱く、酒乱。
- 桜庭龍二
- 演 - 高橋和也
- ポップス歌手。1999年に「旅人」(劇中歌)という曲が大ヒットした、いわゆる一発屋。かつての栄光をいまだに引きずっており、意地っ張りな性格も手伝って春子とは度々衝突する。春子が子供の頃から家族同然の付き合いをしていたため、大人になった今も春子を女としては見ていない。「旅人」を毎回様々なシチュエーションで龍二が歌う場面がドラマの見せ場の一つとなっている。
- 篠宮一平
- 演 - 平田満
- 春子の父親。芸能事務所を経営していたが急逝してしまう。無名時代の桜庭龍二を歌手として見出し、生前は特に目をかけていた。
- 森田明美
- 演 - 鶴田真由
- 龍二の大ファンで元追っかけ。現在もたまに地方の営業先に追っかけてくる。子持ちの既婚者だが、プライベートは龍二には秘密にしている。
ゲスト
[編集]- 第1話「新潟県燕市 公楽園」
- 第2話「新潟県南魚沼郡 こしじや旅館」
- 第3話「群馬県嬬恋村 湯の花旅館」
- 第4話「群馬県中之条町 山水荘もりや」
- 第5話「千葉県香取市 木の下旅館」
- 第6話「千葉県銚子市 民宿犬若」
- 第7話「栃木県那須郡 雲海閣」
- 第8話「長野県千曲市 戸倉ホテル」
- 第9話「埼玉県秩父市 ゲストハウス錦」
- 第10話
- 第11話
- 第12話
放送日程
[編集]脚注
[編集]- ^ ドラマ25 日本ボロ宿紀行 - テレビ東京
外部リンク
[編集]テレビ東京 ドラマ25 | ||
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