新横雲橋

新横雲橋
	左岸側から（2020年4月）
基本情報
国	日本
所在地	新潟県阿賀野市下黒瀬 - 新潟市江南区木津
交差物件	阿賀野川
用途	道路橋
路線名	国道49号横雲バイパス
管理者	国土交通省北陸地方整備局新潟国道事務所
施工者	駒井鉄工・新日本製鐵・日本鉄塔工業・三菱重工業・横河ブリッジ・高田機工JV
竣工	1994年度（平成6年度）
開通	1995年（平成7年）12月16日
座標	北緯37度50分25秒東経139度9分19秒 / 北緯37.84028度東経139.15528度
構造諸元
形式	連続箱桁橋
材料	鋼
全長	995.000 m
幅	11.250 m
最大支間長	76.100 m
関連項目
	橋の一覧 - 各国の橋 - 橋の形式
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国道49号標識

新横雲橋（しんおううんばし）は、新潟県阿賀野市下黒瀬 - 新潟市江南区木津の阿賀野川に架かる国道49号横雲バイパスの橋長995 m（メートル）の桁橋。

概要

横雲バイパスの木津IC - 下黒瀬交差点間の阿賀野川に架かる暫定2車線の995 m^[6]の橋梁。

下流側には新潟県道586号水原亀田線（横雲バイパスの旧道）の横雲橋、上流側には国道460号の阿賀浦橋（ただし、間に羽越本線の阿賀野川橋梁がある）が位置する。下部工は4車線化対応構造となっている。

下り側を暫定2車線で供用されている。下部工のうち、流心部に位置するP4 - P10橋脚については流路が不定であり、河積阻害率などを考慮し、河川管理者と協議の上、鋼管矢板井筒基礎が採用された。また、流心部は基礎についても支持地質が深く経済性などから基礎兼用の鋼管矢板一重締切り工法を採用した^[7]。

形式 - 鋼3径間2連 4径間 3径間連続2室箱桁橋
橋格 - 1等橋 (TL-20)
橋長 - 995.000 m
- 支間長割 - 2× (76.050 m 76.100 m 76.050 m) (76.050 m 76.100 m 76.100 m 76.050 m) (76.050 m 76.100 m 76.050 m)
幅員 - 11.250 m（暫定）、24.500 m（完成）
- 車道 - 8.750 m
- 歩道 - 片側2.500 m
橋台 - 逆T式橋台（鋼管杭基礎）
橋脚 - 小判型壁式橋脚（鋼管杭基礎、P1 - P3・P11・P12）、円型柱式橋脚（鋼管矢板井筒基礎、P4 - P10）
総鋼重 - 4,727 t
床版 - 鉄筋コンクリート
施工 - 駒井鉄工^{[注釈 1]}・新日本製鐵^{[注釈 2]}・日本鉄塔工業・三菱重工業^{[注釈 3]}・横河ブリッジ・高田機工共同企業体
架設工法 - 手延べ送出し工法
竣工 - 1994年度（平成6年度）
開通 - 1995年（平成7年）12月16日^[3]

^[1]^[4]^[7]

左岸上流側から（2020年4月）
橋脚は4車線分用意されている（左岸下流側から、2020年4月）

橋名の由来

隣接する旧道横雲橋の名が長らく親しまれてきたため、その名が取り入れられた^[8]。

歴史

1995年（平成7年）12月16日に新横雲橋を含む、下黒瀬 - 上郷が暫定2車線で開通^[3]。

脚注

[脚注の使い方]

注釈

^ 現・駒井ハルテック
^ 橋梁部門は新日鉄エンジニアリング（現・日鉄エンジニアリング）に移管し、更に日鉄トピーブリッジに譲渡。後解散。
^ 橋梁部門は現・エム・エムブリッジ

出典

^ ^a ^b ^c “北陸地方整備局橋梁点検・修繕計画” (PDF). 国土交通省北陸地方整備局. p. 16. 2020年6月30日閲覧。
^ 横越町の100年 - 横越町 - WARP
^ ^a ^b ^c “広報よこごし第282号交通渋滞解消へ～横雲バイパス京ケ瀬・横越間開通～”. 新潟市図書館. 広報紙バックナンバー一覧（平成18年12月以前）. 横越村. p. 6 (1996年1月1日). 2020年6月30日閲覧。
^ ^a ^b ^c ^d ^e “橋梁年鑑平成8年版” (PDF). 日本橋梁建設協会. pp. 70, 202, 203. 2020年6月30日閲覧。
^ 地図で見る駒井ハルテックの橋＜新潟県＞ - 株式会社駒井ハルテック.2019年1月23日閲覧。
^ ^a ^b “事業概要2004” (PDF). 国土交通省北陸地方整備局新潟国道事務所. p. 9. 2019年1月23日閲覧。
^ ^a ^b 『新潟国道三十年史』184–187頁。
^ 広報よこごし No.233 p.4 橋の名は「新横雲橋」に決定 (PDF) （1991年12月1日）

参考文献

建設省北陸地方建設局新潟国道工事事務所編『新潟国道三十年史』1990年8月22日。

外部リンク

国土交通省北陸地方整備局新潟国道事務所 - 橋梁管理者
空から見た阿賀野川 - 国土交通省北陸地方整備局阿賀野川河川事務所

[8] 現・駒井ハルテック

[9] 橋梁部門は新日鉄エンジニアリング（現・日鉄エンジニアリング）に移管し、更に日鉄トピーブリッジに譲渡。後解散。

[10] 橋梁部門は現・エム・エムブリッジ

[tenken-1] “北陸地方整備局橋梁点検・修繕計画” (PDF). 国土交通省北陸地方整備局. p. 16. 2020年6月30日閲覧。

[2] 横越町の100年 - 横越町 - WARP

[Koho282-3] “広報よこごし第282号交通渋滞解消へ～横雲バイパス京ケ瀬・横越間開通～”. 新潟市図書館. 広報紙バックナンバー一覧（平成18年12月以前）. 横越村. p. 6 (1996年1月1日). 2020年6月30日閲覧。

[kyoryo-nenkan1996-4] “橋梁年鑑平成8年版” (PDF). 日本橋梁建設協会. pp. 70, 202, 203. 2020年6月30日閲覧。

[5] 地図で見る駒井ハルテックの橋＜新潟県＞ - 株式会社駒井ハルテック.2019年1月23日閲覧。

[jigyo2004-6] “事業概要2004” (PDF). 国土交通省北陸地方整備局新潟国道事務所. p. 9. 2019年1月23日閲覧。

[#1-7] 『新潟国道三十年史』184–187頁。

[11] 広報よこごし No.233 p.4 橋の名は「新横雲橋」に決定 (PDF) （1991年12月1日）

[1]

[4]

[2]

[3]

[5]

[6]

[7]

[注釈 1]

[注釈 2]

[注釈 3]

[8]

表話編歴阿賀野川・阿賀川（大川）の橋
阿賀川（大川）	(源流荒海山) 宮前橋旭橋滝ノ原橋銅竜橋大滝橋恋路橋三滝橋小滝橋滝原橋向滝橋七森橋糸沢橋荒海橋荒海橋磐根橋永井橋永田橋御蔵入大橋丹藤橋田島橋長野橋八幡橋第六大川橋梁（会津線）旭橋楢原橋若水橋幾世橋藤見橋塔の岪橋第五大川橋梁（会津線）第四大川橋梁（会津線）江川橋湯野上橋二川橋下郷大橋第三大川橋梁（会津線） ~~第二大川橋梁（会津線）~~ 大川湖面橋 ~~第一大川橋梁（会津線）~~ 舟子橋大川橋新大川橋居平橋戸草橋芦ノ牧橋小谷橋馬越橋本郷大橋大川橋梁（只見線）高田橋蟹川橋会津大橋阿賀川橋（磐越道）宮古橋立川橋会青橋泡の巻橋袋原大橋（旧河道）長井橋山都橋塩坪橋峯橋阿賀野川釜ノ脇橋梁（磐越西線）明神橋橋屋橋 ~~旧柴崎橋~~ 柴崎橋奥川橋阿賀野川徳沢橋梁（磐越西線）
阿賀野川	阿賀野川徳沢橋梁（磐越西線）新渡大橋徳石大橋船渡大橋菱潟大橋平瀬橋阿賀野川当麻橋梁（磐越西線）角神橋阿賀野川深戸橋梁（磐越西線）鹿瀬大橋鹿瀬橋麒麟橋 ~~昭和橋~~ 小花地大橋揚川橋（磐越道）谷沢大橋谷花橋（磐越道）阿賀野川御前橋梁（磐越西線）白崎橋岩津橋五十島橋取上橋釣浜橋石間釣浜橋（磐越道）阿賀野川頭首工管理橋馬下橋安田橋阿賀野川橋（磐越道）阿賀浦橋阿賀野川橋梁（羽越本線）新横雲橋横雲橋大阿賀橋阿賀のかけはし（日東道）阿賀野川橋梁（白新線）泰平橋阿賀野川大橋ござれや阿賀橋松浜橋 (河口日本海)
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概要

橋名の由来

歴史

脚注

注釈

出典

参考文献

関連項目

外部リンク