新八柱駅
新八柱駅 | |
---|---|
駅舎(2024年7月) | |
しんやはしら Shin-Yahashira | |
(2.4 km) 東松戸 JM 13► | |
左は八柱駅 | |
所在地 | 千葉県松戸市日暮一丁目1-3 |
駅番号 | JM14 |
所属事業者 | 東日本旅客鉄道(JR東日本) |
所属路線 | ■武蔵野線 |
キロ程 |
90.4 km(鶴見起点) 府中本町から61.6 km |
電報略号 | ヤハ |
駅構造 | 地下駅 |
ホーム | 2面2線 |
乗車人員 -統計年度- |
23,146人/日(降車客含まず) -2023年- |
開業年月日 | 1978年(昭和53年)10月2日 |
乗換 |
SL05 八柱駅 (新京成電鉄新京成線[1]) |
備考 | 業務委託駅[2] |
新八柱駅(しんやはしらえき)は、千葉県松戸市日暮一丁目にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)武蔵野線の駅である。駅番号はJM 14。新京成電鉄の八柱駅と同一地点別構内の乗換駅となっている。
歴史
[編集]- 1978年(昭和53年)10月2日:日本国有鉄道(国鉄)の駅として開業。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化に伴い、東日本旅客鉄道(JR東日本)の駅となる。
- 1993年(平成5年)3月:みどりの窓口の営業を開始[3]。
- 2001年(平成13年)11月18日:ICカード「Suica」の利用が可能となる[広報 1]。
- 2020年(令和2年)
名前の由来
[編集]この駅付近より南方に広がる地域の旧村名、東葛飾郡八柱村に由来する。ただし、現在の駅のある場所は旧八柱村ではなく旧高木村に位置している。「八柱」の名前自体の由来は「八つの村(集落)が柱となって造った地域」から。
ちなみに当駅は「しんやはしら」と読むが、乗換駅である新京成線八柱駅は「やばしら」と読む[5]。なお、東京外環状線建設計画時の仮駅名は「新」は付かず「八柱(やばしら)」であった[6]。
駅構造
[編集]掘割区間に駅を設けるにあたって蓋をかぶせたような形で、トンネルの中に相対式ホーム2面2線を有する。その蓋の部分の上に駅舎がある[7]。事実上は地下駅といえるが、ホームの西船橋側先端部分は地上に露出している(蓋がない)構造[7]。完全な地下駅ではないため冷房設備は整備されていない。八柱駅へは駅ビル・連絡通路を通じて雨に濡れずに行ける[7]。
エスカレーターは無く、ホームとの連絡は階段のみ。階段はホームの新松戸方向端にあり、階段横の通路の奥にエレベーターがある。エレベーターへの通路と線路の境には柵が設置されている。
JR東日本ステーションサービスが駅業務を受託している船橋営業統括センター(西船橋駅)管理の業務委託駅[2]。また、当駅から西船橋方面は千葉支社の管轄となる。指定席券売機、Suica対応自動改札機が設置されている。
駅カラーは淡い緑色。
のりば
[編集]番線 | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1 | 武蔵野線 | 上り | 新松戸・府中本町方面 |
2 | 下り | 西船橋・東京方面 |
(出典:JR東日本:駅構内図)
-
改札口(2019年9月)
-
駅ホーム(2023年12月)
-
駅名標(2023年12月)
利用状況
[編集]2023年度(令和5年度)の1日平均乗車人員は23,146人である。武蔵野線内26駅中では、西国分寺駅に次いで第13位。近年は増加傾向にある。
新京成線八柱駅と合わせると松戸市内の駅では乗降客数が松戸駅に次いで2番目に多い。新京成との乗り換え客よりも、周辺住宅地住民の利用の方が多い。
開業以降の1日平均乗車人員の推移は以下の通りである。
年度 | 1日平均 乗車人員 |
出典 |
---|---|---|
1978年(昭和53年) | [備考 1]3,276 | [* 1] |
1979年(昭和54年) | 4,809 | [* 2] |
1980年(昭和55年) | 5,712 | [* 3] |
1981年(昭和56年) | 6,399 | [* 4] |
1982年(昭和57年) | 6,677 | [* 5] |
1983年(昭和58年) | 7,628 | [* 6] |
1984年(昭和59年) | 8,174 | [* 7] |
1985年(昭和60年) | 8,782 | [* 8] |
1986年(昭和61年) | 10,075 | [* 9] |
1987年(昭和62年) | 11,683 | [* 10] |
1988年(昭和63年) | 13,908 | [* 11] |
1989年(平成元年) | 16,356 | [* 12] |
1990年(平成 | 2年)19,321 | [* 13] |
1991年(平成 | 3年)20,000 | [* 14] |
1992年(平成 | 4年)21,144 | [* 15] |
1993年(平成 | 5年)22,642 | [* 16] |
1994年(平成 | 6年)23,287 | [* 17] |
1995年(平成 | 7年)23,649 | [* 18] |
1996年(平成 | 8年)23,218 | [* 19] |
1997年(平成 | 9年)22,739 | [* 20] |
1998年(平成10年) | 21,093 | [* 21] |
1999年(平成11年) | 20,539 | [* 22] |
2000年(平成12年) | [JR 1]20,520 | [* 23] |
2001年(平成13年) | [JR 2]20,610 | [* 24] |
2002年(平成14年) | [JR 3]20,629 | [* 25] |
2003年(平成15年) | [JR 4]21,106 | [* 26] |
2004年(平成16年) | [JR 5]21,275 | [* 27] |
2005年(平成17年) | [JR 6]21,605 | [* 28] |
2006年(平成18年) | [JR 7]22,282 | [* 29] |
2007年(平成19年) | [JR 8]22,863 | [* 30] |
2008年(平成20年) | [JR 9]22,866 | [* 31] |
2009年(平成21年) | [JR 10]23,086 | [* 32] |
2010年(平成22年) | [JR 11]23,150 | [* 33] |
2011年(平成23年) | [JR 12]23,255 | [* 34] |
2012年(平成24年) | [JR 13]23,615 | [* 35] |
2013年(平成25年) | [JR 14]23,976 | [* 36] |
2014年(平成26年) | [JR 15]23,738 | [* 37] |
2015年(平成27年) | [JR 16]24,300 | [* 38] |
2016年(平成28年) | [JR 17]24,495 | [* 39] |
2017年(平成29年) | [JR 18]24,825 | [* 40] |
2018年(平成30年) | [JR 19]24,953 | [* 41] |
2019年(令和元年) | [JR 20]24,705 | [* 42] |
2020年(令和 | 2年)[JR 21]19,209 | |
2021年(令和 | 3年)[JR 22]20,763 | |
2022年(令和 | 4年)[JR 23]22,185 | |
2023年(令和 | 5年)[JR 24]23,146 |
- 備考
- ^ 1978年10月2日開業。開業日から翌年3月31日までを集計したデータ。
駅周辺
[編集]路線バス
[編集]隣の駅
[編集]脚注
[編集]記事本文
[編集]出典
[編集]- ^ “●JR線と連絡会社線との乗り換え駅” (PDF). 東日本旅客鉄道. 2020年5月12日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年7月26日閲覧。
- ^ a b c d “営業施策について提案を受ける!①” (PDF). JR東労組千葉地方本部 (2019年9月11日). 2019年11月28日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年12月22日閲覧。
- ^ JR時刻表1993年2・3月号
- ^ “駅の情報(新八柱駅):JR東日本”. 東日本旅客鉄道. 2019年12月22日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年12月22日閲覧。
- ^ “路線図・駅情報:八柱”. 新京成電鉄. 2015年1月3日閲覧。
- ^ 『鉄道建築ニュース 1973年4月』、鉄道建築協会、1973年4月、p10。
- ^ a b c 武蔵野線まるごと探見、pp.84-85。
広報資料・プレスリリースなど一次資料
[編集]- ^ “Suicaご利用可能エリアマップ(2001年11月18日当初)” (PDF). 東日本旅客鉄道. 2019年7月27日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年4月28日閲覧。
利用状況
[編集]- JR東日本の2000年度以降の乗車人員
- ^ 各駅の乗車人員(2000年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2001年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2002年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2003年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2004年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2005年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2006年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2007年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2008年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2009年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2010年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2011年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2012年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2013年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2014年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2015年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2016年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2017年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2018年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2019年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2020年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2021年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2022年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2023年度) - JR東日本
- 千葉県統計年鑑
- ^ 千葉県統計年鑑(昭和54年)
- ^ 千葉県統計年鑑(昭和55年)
- ^ 千葉県統計年鑑(昭和56年)
- ^ 千葉県統計年鑑(昭和57年)
- ^ 千葉県統計年鑑(昭和58年)
- ^ 千葉県統計年鑑(昭和59年)
- ^ 千葉県統計年鑑(昭和60年)
- ^ 千葉県統計年鑑(昭和61年)
- ^ 千葉県統計年鑑(昭和62年)
- ^ 千葉県統計年鑑(昭和63年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成元年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成2年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成3年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成4年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成5年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成6年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成7年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成8年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成9年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成10年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成11年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成12年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成13年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成14年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成15年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成16年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成17年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成18年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成19年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成20年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成21年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成22年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成23年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成24年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成25年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成26年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成27年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成28年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成29年)
- ^ 千葉県統計年鑑(平成30年)
- ^ 千葉県統計年鑑(令和元年)
- ^ 千葉県統計年鑑(令和2年)
参考文献
[編集]- 三好好三、垣本泰宏『武蔵野線まるごと探見』JTBパブリッシング、2010年2月1日。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 駅の情報(新八柱駅):JR東日本
- 八柱タウン情報