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指宿駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
指宿駅
駅舎(2023年5月)
いぶすき
Ibusuki
二月田 (2.3 km)
(4.3 km) 山川
地図
所在地 鹿児島県指宿市湊一丁目1-1
北緯31度14分14.49秒 東経130度38分33.58秒 / 北緯31.2373583度 東経130.6426611度 / 31.2373583; 130.6426611座標: 北緯31度14分14.49秒 東経130度38分33.58秒 / 北緯31.2373583度 東経130.6426611度 / 31.2373583; 130.6426611
所属事業者 九州旅客鉄道(JR九州)
所属路線 指宿枕崎線
キロ程 45.7 km(鹿児島中央起点)
電報略号 イス
駅構造 地上駅
ホーム 2面3線
乗車人員
-統計年度-
391人/日(降車客含まず)
-2020年-
開業年月日 1934年昭和9年)12月19日
備考 直営駅
みどりの窓口[1]
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指宿駅(いぶすきえき)は、鹿児島県指宿市一丁目にある、九州旅客鉄道(JR九州)指宿枕崎線である。

概要

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指宿市の代表駅であり、指宿温泉の玄関口でもある。隣の山川駅と共に指宿枕崎線運行拠点となっており、特急指宿のたまて箱」等、鹿児島中央駅方面からの列車の一部が当駅で折返す他、山川駅以遠の枕崎駅方面に乗入れる列車の一部も当駅始発・終着で運行される。

歴史

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駅構造

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単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線、計2面3線を有する列車交換・折返し可能な地上駅。両ホームは跨線橋で連絡している。駅西側には留置線が数本ある。主に1番のりばを使用し、交換等で1番のりばが空いていない時に他ホームを使用している。

直営駅みどりの窓口(営業時間 7:30 - 11:30・12:30 - 15:15)が設置されている[1]。なお当駅は日本最南端のみどりの窓口設置駅・直営駅であり、宗谷本線稚内駅(日本最北端の駅)とは日本国有鉄道(国鉄)時代の1974年に姉妹駅提携を結んでいる。2016年3月26日 - 10月2日まではJR最南端の有人駅でもあった(この期間は山川駅が無人駅化されていたため)。当駅は夜間滞泊設定駅である。

2011年3月13日[8]より、観光特急「指宿のたまて箱」の発着駅となり、JRグループの特急列車が発着する日本最南端の駅となった。自動改札機は無いが自動券売機オレンジカード使用可)が設置されている。当駅を含め喜入駅以南の各駅ではSUGOCA等の交通系ICカード利用は出来ないが、飲料自動販売機での電子マネー使用可能(PiTaPaは不可)である。

駅前広場には足湯が設置されている。 2011年3月12日より乗客へのサービスとしてリクガメケヅメリクガメ)の「小太郎」が名誉職の駅長(当駅は有人駅であるため、駅長は存在する)として制帽を付け、「指宿のたまて箱」等の出迎えを行なっている。このサービスは土・日・祝日のみ行なわれている。(但し、小太郎の気が向いた時のみ)[9]

駅名標は独自デザインを採用しており、菜の花と駅前広場の足湯があしらわれている。

のりば

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番線 路線 方向 行先
1・2 指宿枕崎線 下り 山川枕崎方面
1・3 上り 喜入鹿児島中央方面

利用状況

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2020年(令和2年)度の1日平均乗車人員391人である[10]

年度 1日平均
乗車人員
1日平均
乗降人員
2003年 625
2004年 731
2005年 699 1,400
2006年 670 1,351
2007年 724 1,453
2008年 701 1,397
2009年 615 1,227
2010年 623 1,249
2011年 905 1,836
2012年 852 1,723
2013年 824 1,662
2014年 785 1,581
2015年 769 1,547
2016年 707
2017年 736
2018年 738
2019年 676
2020年 391

駅周辺

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※指宿市役所は二月田駅が最寄駅

  • 指宿コーラルビーチホテル

バス路線

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指宿駅バス停

方面 行先
砂むし会館

指宿いわさきホテル

山川・開聞

指宿いわさきホテル

ホテル・山川駅経由山川桟橋

ホテル・山川駅・利永・開聞駅経由東大川

山川駅・浜児ヶ水・フラワーパーク経由長崎鼻開聞駅池田湖 

なのはな館

知林ヶ島

喜入・鹿児島市内

平川・谷山駅中央駅経由鹿児島金生町

喜入・特攻観音入口経由知覧・武家屋敷入口

市役所前経由なのはな館

白水館入口・なのはな館経由知林ヶ島入口(エコキャンプ場)

【高速バス】

鹿児島空港・霧島

喜入・平川経由鹿児島空港


隣の駅

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九州旅客鉄道(JR九州)
指宿枕崎線
快速「なのはな」・普通
二月田駅 - 指宿駅 - 山川駅

脚注

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注釈

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  1. ^ 阿多火砕流による堆積物を挟んで縄文弥生両時代の遺跡が発見されたことから、初めて両時代の前後関係が判明した学術上画期的な遺跡。

出典

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  1. ^ a b 駅情報 - JR九州.2021年12月7日閲覧
  2. ^ a b c d e 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』JTB、1998年、709頁。ISBN 978-4-533-02980-6 
  3. ^ 原武史『昭和天皇御召列車全記録』新潮社、2016年9月30日、140頁。ISBN 978-4-10-320523-4 
  4. ^ 「指宿駅の改築完成 モダンに」『交通新聞』交通協力会、1980年12月20日、1面。
  5. ^ 『指宿市誌』1980年 pp.487 - 493
  6. ^ a b 西崎 2019, p. 58.
  7. ^ 鉄道駅業務”. JR九州サービスサポート. 2023年10月2日閲覧。
  8. ^ 当初は2011年3月12日より運行開始予定であったが、前日に発生した東北地方太平洋沖地震の影響で指宿枕崎線沿線沿岸部に津波警報が発表されたことに伴い、当日の「指宿のたまて箱」は運休となったため、翌2011年3月13日より運行開始した。
  9. ^ JR指宿、駅長はカメ 帽子かぶって「小太郎」悠々 - 朝日新聞社 2011年12月2日閲覧。[リンク切れ]
  10. ^ 駅別乗車人員上位300駅(2020年度)” (PDF). 九州旅客鉄道. 2021年9月14日閲覧。

参考文献

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関連項目

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外部リンク

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  • 指宿駅(駅情報) - 九州旅客鉄道