平綴じ(ひらとじ)とは、製本の方式の1つ。丁合(ちょうあい)の完了した折丁の背から約5mmを綴じ代として2〜3ヶ所を針金で綴じる。針金綴じしたものは背に糊を付け(背固めと称す)、最後に表紙を貼り付けて完成となる。
広義には、針金を用いない「無線綴じ」を含むことがある。
日本では、書籍のほとんど全部がこの綴じ方である。