岸辺のふたり
表示
岸辺のふたり | |
---|---|
Father and Daughter | |
監督 | マイケル・デュドク・ドゥ・ヴィット |
脚本 | マイケル・デュドク・ドゥ・ヴィット |
音楽 |
ノルマン・ロジェ ドゥニ・シャルラン |
上映時間 | 8分 |
製作国 |
イギリス オランダ |
『岸辺のふたり』(きしべのふたり、Father and Daughter)は、イギリスとオランダで製作された8分間のアニメーション映画。2000年公開。マイケル・デュドク・ドゥ・ヴィット監督作品。
あらすじ
[編集]父親と娘は、それぞれに自転車に乗って岸辺の堤の道を走る。やがて、糸杉のそばで二人は自転車から降り、父親は幼い娘に別れを告げ、堤から川に下りていき、別れを惜しみながら手漕ぎボートに乗って去っていく。オランダの広大な風景が四季を通じて生きているように、少女も四季を通じて生きている。岸辺を自転車で走りながら、少女は大きくなり、彼女は若い女性になり、家族を持ち、やがて年を重ねるが、彼女の心の中には常に父親への深い憧れがある。 映画の最後に至って、老婆になった娘は、岸辺で壊れて砂に埋まったボートを発見する。夢の中の出来事の続きなのか、あるいは死後の世界で、彼らは再会する。 [1]
受賞歴
[編集]この作品は20の賞とノミネーションを1回受けている。[2]ドゥ・ヴィット監督の作品の中で最も高評価を受けている。
- 2001年 アカデミー賞短編アニメ賞受賞[3]
- 2001年 英国アカデミー賞短編アニメーション賞受賞[4]
- 2002年 ザグレブ国際アニメーションフェスティバル大賞を受賞[5]
- 2002年 広島国際アニメーションフェスティバルグランプリ、観客賞受賞
関連項目
[編集]- ドナウ川のさざなみ…BGMとして使用されている。
脚注
[編集]- ^ Internet Archive
- ^ Nederlands Film Festival (2001) - IMDB
- ^ "The Bafta 2001 winners", BBC News, 2001. Retrieved 21 August 2015.
- ^ Rick Lyman, "A Night for Big Stars and Big Films", The New York Times, 2001. Retrieved 21 August 2015
- ^ Michael Dudok de Wit's Father and Daughter Takes Zagreb Grand Prize-Animation World Network