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岡野弘子

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
岡野 弘子
Hiroko Okano
基本情報
国籍 日本の旗 日本
生年月日 (1976-05-25) 1976年5月25日(48歳)
出身地 日本の旗 大阪府高槻市
ラテン文字 Hiroko Okano
身長 167cm
体重 59kg
血液型 A型
選手情報
愛称 ヒロ
ポジション S
指高 212cm
利き手
スパイク 280cm
ブロック 275cm
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岡野 弘子(おかの ひろこ、1976年5月25日 - )は、日本の元女子バレーボール選手である。プレミアリーグ岡山シーガルズに所属していた。

来歴

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父親[注釈 1]が転勤族の一家の次女として愛媛県で生まれ、その後金沢市に移住した。小学3年次に実姉がバレーボールをやりたいと言いだし、両親はバレーボールチーム(南小立野スポーツ少年団)を作り、監督・コーチとなった。弘子もごく自然のなりゆきでバレーボールを始める。富山を経て、大阪府高槻市に転居。

高槻二中ではエースアタッカーだったが、帝国女子高校監督(当時)の河本昭義に指導を受ける機会を得、河本からセッター転向を勧められる。勧めに応じるまま、大阪国際滝井高校(帝国女子高校から校名変更)入学後にセッターとなり、春高バレーで主将兼セッターとして優勝に貢献した。

高校卒業後は、河本が監督として移籍していたVリーグの東芝シーガルズ(当時)に入部。1999年東芝休部に伴い、クラブチームとなったシーガルズへ移籍。さまざまな苦労を高校同期の森和代とともに乗り越えて、次第にシーガルズをVリーグ中位のチームへとのし上げていった。

2008年4月、Vリーグ出場試合が251試合となり、2007年にリーグ40回大会を記念し創設された『Vリーグ特別表彰制度』の表彰基準を達成したため、長期活躍選手として特別表彰された。

2009年4月、全日本女子代表メンバーに登録され、バレーボール・ワールドグランプリで代表デビュー。2011年度よりチーム主将を務めた[3]

2013年5月4日、黒鷲旗全日本選抜大会の準々決勝でチームが敗退した直後、この試合を最後に現役引退することを発表した。Vリーグ歴代2位となる363試合に出場した[4]

球歴

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所属チーム

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受賞歴

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個人成績

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1999年からのVリーグ及びVプレミアリーグレギュラーラウンドにおける個人成績は下記の通り[5]

シーズン 所属 出場 アタック ブロック サーブ レセプション 総得点 備考
試合 セット 打数 得点 決定率 効果率 決定 /set 打数 エース 得点率 効果率 受数 成功率
1999/2000 シーガルズ 15 43 8 4 50.0% % 5 0.12 106 3 2.83% 6.5% 2 50.0% 12
2000/01 15 49 4 0 0.0% % 5 0.10 78 0 0.00% 5.1% 0 0.0% 5
2001/02 16 60 23 12 52.2% % 12 0.20 180 2 1.11% 6.0% 2 50.0% 26
2002/03 21 73 22 10 45.5% % 5 0.07 207 7 3.38% 7.9% 3 33.3% 22
2003/04 18 69 30 20 66.7% % 11 0.16 243 12 4.94% 10.6% 3 33.3% 43
2004/05 27 103 39 17 43.6% % 12 0.12 280 8 2.86% 9.3% 0 0.0% 37
2005/06 27 99 38 20 52.6% % 14 0.14 242 8 3.31% 11.0% 2 50.0% 42
2006/07 岡山 26 81 11 6 54.5% % 10 0.12 154 6 3.90% 11.8% 5 0.0% 22
2007/08 27 105 34 13 38.2% % 27 0.26 296 10 3.38% 11.1% 3 33.3% 50
2008/09 27 106 26 10 38.5% % 17 0.16 332 7 2.11% 9.1% 3 0.0% 34
2009/10 28 82 10 3 30.0% % 19 0.23 203 8 3.94% 11.8% 1 0.0% 30
2010/11 26 85 15 5 33.3% % 9 0.11 201 7 3.48% 10.9% 6 50.0% 21
2011/12 21 52 0 0 0.0% % 1 0.02 63 1 1.59% 7.6% 1 0.0% 2
2012/13 22 25 1 0 0.0% % 0 0.00 37 1 2.70% 8.8% 3 100.0% 1
通算 316 1032 261 120 46.0% % 147 0.14 2622 80 3.05% 9.6% 34 35.3% 347

脚注

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注釈

  1. ^ 岡山シーガルズ、現在はGSS東京サンビームズでゼネラルマネージャーを務める岡野實[1][2]

脚注

参考文献

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  • 月刊バレーボール 2010年12月号 84-87ページ

外部リンク

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