安藤建設
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種類 | 株式会社 |
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市場情報 | |
本社所在地 |
日本 〒108-8544 東京都港区芝浦3丁目12番8号 |
設立 | 1918年(大正7年)3月20日 |
業種 | 建設業 |
事業内容 | 建築・土木・不動産・コンサルティング |
代表者 | 代表取締役社長 野村俊明 |
資本金 | 89億8,552万円(2013年3月末現在) |
売上高 |
連結1,823億円 単体1,607億円(2013年3月期) |
純資産 |
連結218億円 単体199億円(2013年3月時) |
総資産 |
連結1,233億円 単体1,149億円(2013年3月時) |
従業員数 |
連結1,443人 単体1,253人(2013年3月時) |
決算期 | 3月31日 |
安藤建設株式会社(あんどうけんせつ)は、かつて存在した総合建設会社(中堅ゼネコン)。
中高層ビル・工場建築に強みを持つ、プレハブ工法で先駆け、建築主力の中堅名門。2002年(平成14年)に東亜建設工業との業務提携、2003年(平成15年)に間組との資本業務提携契約を締結した。
その後2012年5月には、さらなる収益力の強化を目指し、2013年4月1日付で間組と対等な精神に基づいた合併をすることを発表。吸収合併の方式による合併(存続会社は間組)で、商号は株式会社安藤・間となる。
概要
[編集]事業所所在地
[編集]許可番号
[編集]- 建設業者許可番号 <国土交通大臣許可(特-24)第1850号>
- 宅地建物取引業者免許 <国土交通大臣(12)第1392号>
- 一級建築士事務所登録 <東京都知事登録第697号> その他、各支店所在地都道府県にて登録
沿革
[編集]- 1873年(明治6年) - 「安藤方」と称して土木建築請負業を創業。
- 1911年(明治44年) - 出資金100万円をもって、「合名會社安藤組」に改組。
- 1917年(大正6年) - 合名会社組織を改め、「株式會社安藤組」を設立。
- 昭和初期 - 鉄骨造、鉄筋コンクリート造の新鋭技術を駆使する全国業者に成長。
- 1949年(昭和24年) - 建設業法により建設大臣登録(イ)730号登録を受ける。
- 1961年(昭和36年) - 株式を東京証券取引市場第二部へ上場。
- 1962年(昭和37年) - 安藤昇 - 安藤組(資本関係一切なし)が知名度を増し、誤解回避の為に社名を「安藤建設株式会社」に変更。
- 1963年(昭和38年) - 東京証券取引市場第一部へ指定替。
- 1965年(昭和40年) - 芝浦実験工場を設置して、プレキャスト、プレストレスト・コンクリートの試作実験を行う。
- 1966年(昭和41年) - 業界に先駆けて大型コンクリート板によるプレハブ工法を開発し、埼玉県川越市に最初のプレハブ工場を設置。
- 1971年(昭和46年) - フランスのコアネ社と技術提携を行い、海外のプレハブ技術を導入。
- 1986年(昭和61年) - 関東圏の資材・機材業務合理化のために東京機材センターを設立。
- 1991年(平成3年) - 技術研究所内に免震構造棟完成。またこの年、VIを導入し、太陽のグラフィックエレメントも合わせて全国の工事現場などで使用された。
- 1992年(平成4年) - 技術研究所内に音響・環境実験棟完成。
- 1995年(平成7年) - 日本・マレーシア友好の森プロジェクトに協賛、以降インドネシア(1996年)、ミャンマー(1997年)、ベトナム(1999年)と継続。
- 1998年(平成10年) - 全国でISO 9001認証取得。
- 2002年(平成14年) - 全国でISO 14001環境マネジメントシステム認証取得。
- 2004年(平成16年) - 技術研究所内にクリーンルーム・電磁シールド実験施設完成。
- 2005年(平成17年) - ISO 9001・ISO 14001全社統複合。
- 2013年(平成25年) - 4月1日付で間組と合併。同日、安藤ハザマ(登記上社名「安藤・間」)となり、安藤建設は法人格消滅。
歴代社長
[編集]- 安藤組社長
- 安藤建設社長
- 小原勝守:1962年 - 1969年
- 三宅孝雄:1969年 - 1976年
- 峯岸甲:1976年 - 1982年
- 藤田晋:1982年 - 1989年
- 長沢光一:1989年 - 1997年
- 沖田幸作:1997年 - 2004年
- 山田恒太郎:2004年 - 2011年
- 野村俊明:2011年 - 2013年
主な施工物件
[編集]- フジクラ本社ビル(東京都江東区)
- 凸版印刷本社ビル(東京都千代田区)
- 慶應義塾大学
- 日本経済新聞社名古屋支社(愛知県名古屋市)
- ミツミ電機本社ビル(東京都多摩市)
- 大正薬品工業・研究開発棟(滋賀県甲賀郡)
- 東邦大学医療センター大森病院3号館(東京都大田区)
- すみだ生涯学習センター(東京都墨田区)
- 福山大学新1号館(広島県福山市)
- 警察大学校武道館(東京都府中市)
- つくば市立竹園東中学校(茨城県つくば市)[1]
- ナビオス横浜(横浜国際船員センター)(神奈川県横浜市)
- Rac-Al Odasaga(ラクアル・オダサガ)(小田急相模原駅北口A地区第一種市街地再開発事業)(神奈川県相模原市)
- イオン与野ショッピングセンター(埼玉県さいたま市)
- JRA中山競馬場スタンド(千葉県船橋市)
- 日本ロジステック浦安倉庫(千葉県浦安市)
- ウエルタワー深川(古石場二丁目地区第一種市街地再開発)(東京都江東区)
- 築地市場駐車場棟(東京都中央区)
- 常磐自動車道いわき中央IC(福島県いわき市)
- 愛媛県庁舎本館(愛媛県松山市)
脚注
[編集]- ^ NPO法人つくば建築研究会『TSUKUBA ARCHITECTURE PHOTO FILE つくば建築フォトファイル』NPO法人つくば建築研究会、2005年12月20日、364pp. ISBN 4-9902731-0-9(159ページより)
関連項目
[編集]- 日本の企業一覧 (建設)
- アルバート・安藤 (en) - 創業家出身者。第二次大戦後にアメリカ合衆国へ渡り、同地で市民権を得て、ペンシルベニア州立大学の経済学部教授となる。