婁 内干(ろう ないかん、生没年不詳)は、北魏の鮮卑系貴族。
本姓は匹婁。父の匹婁提(婁提)は、家僮千人を抱え無数の牛馬を所有する有力者で、太武帝は提を真定侯に封じた。内干は官職に就かなかったが、娘が高歓の正妻となったことから北魏(東魏)で司徒、北斉で太原王に追贈封された。