コンテンツにスキップ

大竹壱青

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
大竹 壱青
Issei Otake
基本情報
国籍 日本の旗 日本
生年月日 (1995-12-03) 1995年12月3日(28歳)
出身地 神奈川県横浜市
ラテン文字 Issei Otake
身長 202cm
体重 98kg
血液型 O型
高校 東亜学園高等学校
大学 中央大学
選手情報
所属 東京グレートベアーズ
背番号 13
ポジション OP / MB
指高 267cm
利き手[1]
スパイク 346cm
ブロック 325cm[1]
所属歴
2017-2018 ユナイテッドバレーズ・ラインマインドイツ語版
2018-2023 パナソニックパンサーズ
2023-2024 ソウル・ウリィカード・ウリィWON
2024- 東京グレートベアーズ
テンプレートを表示

大竹 壱青(おおたけ いっせい、1995年12月3日 - )は、日本の男子バレーボール選手である。

来歴

[編集]

神奈川県横浜市出身。実父は全日本で活躍した大竹秀之、姉は同じく元全日本大竹里歩というバレーボール一家に生まれた。父の影響を受けて小学3年生の頃からバレーボールを始める[1]東亜学園在学中は、インターハイや春高バレーで活躍し、2014年4月に関東大学1部リーグの中央大学に進学。

2014年6月、東京オリンピックの強化指定選手である「Team CORE」のメンバーに選出された[2]。同年12月に行われた全日本インカレでは、同大学18年ぶりの優勝に貢献し、自らもスパイク賞に輝いた[3]

2015年4月、全日本代表メンバーに初招集された[4][5]

2017年2月にはイタリアのセリエA2所属のトゥスカーニアに練習生として1か月の短期留学を行っている[6]。同年も全日本代表メンバーに招集され[7]バレーボール・ワールドリーグポプラート大会でシニア国際大会デビューを果たす。

同年のユニバーシアード代表候補メンバーで出場した東アジア地区バレーボール選手権大会で優勝し[8]、自身もMVPに耀いた。

2017年9月、ドイツ・ブンデスリーガユナイテッドバレーズ・ラインマインドイツ語版に短期留学すると発表された[9]

2017年12月、パナソニックパンサーズは大竹の入部内定を発表した[10]

2018年にイタリアブルガリア共同開催のバレーボール男子世界選手権に出場した[11]

2022年、AVCカップでベストオポジット賞を受賞した[12]

しかし、2022-23シーズンのV1男子では、20歳の西山大翔の台頭もあり、出場機会が大きく減少した[13]

2023年、出場機会を求め韓国Vリーグ所属クラブを対象に行われる「2023KOVO男子アジア枠トライアウト」に参加し、4月27日、その最終ドラフトで、ソウル・ウリィカード・ウリィWONに指名された[14][15]。6月30日をもってパナソニックパンサーズを退団し、ウリィカードに移籍した[16][17]。韓国では主にミドルブロッカーとしてプレーした[18]

2024年、東京グレートベアーズとの契約が発表された[19]。韓国から引き続きミドルブロッカー登録となった。

球歴

[編集]

所属クラブ

[編集]

受賞歴

[編集]

人物

[編集]

脚注

[編集]
  1. ^ a b c 「パナソニックパンサーズ」『2021-22 V.LEAGUE公式プログラム チームの顔 男子 2021年11月号』、日本文化出版、2021年11月、22頁、ASIN B09HG54WVS 
  2. ^ 指導方法策定、普及事業、有望選手発掘、選手強化の4つを柱とする『Project CORE』発表記者会見を開催!”. 日本バレーボール協会. 2014年6月27日閲覧。
  3. ^ 第67回 秩父宮賜杯全日本バレーボール大学男子選手権大会 最終結果”. 全日本大学バレーボール連盟. 2014年12月7日閲覧。
  4. ^ 2015年度全日本男子チーム 選手・監督・スタッフ”. 日本バレーボール協会. 2017年9月10日閲覧。
  5. ^ 「月刊バレーボール」2015年6月号 54ページ
  6. ^ 「月刊バレーボール」2017年4月号 36-37ページ
  7. ^ 2017年度全日本男子チーム 選手・監督・スタッフ”. 日本バレーボール協会. 2017年9月10日閲覧。
  8. ^ チャイニーズタイペイに勝利し大会連覇! 2017東アジア地区男子選手権大会”. 日本バレーボール協会. 2017年9月10日閲覧。
  9. ^ 「月刊バレーボール」2017年11月号 40ページ
  10. ^ 2017年度 新規加入選手・スタッフ紹介
  11. ^ 日刊スポーツ(2018年8月27日)
  12. ^ 2022AVCカップ男子”. 日本バレーボール協会. 2022年9月9日閲覧。
  13. ^ 田中風太 (2023年5月24日). “パナソニックを退団して韓国リーグへ 伊賀亮平&大竹壱青が語った挑戦への思い”. 月バレ.com (日本文化出版). https://www.getsuvolley.com/230524_panasonic_iga_otake 2023年5月24日閲覧。 
  14. ^ 우리카드 배구단 2023 아시아쿼터 드래프트 결과” [ウリィカードバレーボールチーム 2023年アジア枠ドラフト結果] (韓国語). ソウル・ウリィカード・ウリィWON (2023年4月28日). 2023年4月29日閲覧。
  15. ^ “韓国Vリーグ男子に初の日本人選手誕生!パナソニック伊賀亮平&大竹壱青がアジア枠ドラフトで指名”. スポーツソウル. (2023年4月28日). https://sportsseoulweb.jp/sports_topic/id=73831 2023年4月29日閲覧。 
  16. ^ 大竹 壱青選手 退団のお知らせ”. パナソニックパンサーズ (2023年5月23日). 2023年5月23日閲覧。
  17. ^ “パナソニック 元日本代表の大竹壱青、リベロ伊賀亮平が退団 韓国リーグへ挑戦 大竹「パンサーズでプレーした事は私自身の中で大きな誇り」V1男子”. バレーボールマガジン. (2023年5月24日). https://vbm.link/655790/ 2023年5月24日閲覧。 
  18. ^ プロとしての覚悟とミドルとしての役割 ~韓国Vリーグ参戦の大竹壱青~ | 月バレ.com【月刊バレーボール】”. 月バレ.com【月刊バレーボール】 | 月刊バレーボールが運営するバレー情報サイト (2023年12月20日). 2024年5月27日閲覧。
  19. ^ ネイチャーラボ. “大竹壱青選手 新規選手契約のお知らせ - NEWS - ニュース|東京グレートベアーズ公式サイト”. 東京グレートベアーズ公式サイト. 2024年5月27日閲覧。
  20. ^ プロとしての覚悟とミドルとしての役割 ~韓国Vリーグ参戦の大竹壱青~ | 月バレ.com【月刊バレーボール】 - Part 2”. 月バレ.com【月刊バレーボール】 | 月刊バレーボールが運営するバレー情報サイト (2023年12月20日). 2024年5月12日閲覧。

外部リンク

[編集]