夕日ヶ浦木津温泉駅
夕日ヶ浦木津温泉駅 | |
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駅舎(2020年7月) | |
ゆうひがうらきつおんせん Yūhigaura-kitsu-onsen | |
◄T20 網野 (5.6 km) (5.4 km) 小天橋 T22► | |
所在地 | 京都府京丹後市網野町木津 |
駅番号 | T21 |
所属事業者 | WILLER TRAINS(京都丹後鉄道) |
所属路線 | ■宮津線(宮豊線)* |
キロ程 | 61.1 km(西舞鶴起点) |
電報略号 | タキ←タキツ(転換前) |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 1面1線 |
乗車人員 -統計年度- |
107人/日(降車客含まず) -2019年- |
開業年月日 | 1931年(昭和6年)5月25日[1][2] |
備考 | 簡易委託駅[要出典] |
夕日ヶ浦木津温泉駅(ゆうひがうらきつおんせんえき)は、京都府京丹後市網野町木津にある、WILLER TRAINS(京都丹後鉄道)宮津線の駅である。駅番号はT21。「宮豊線」の愛称区間に含まれている。
2014年(平成26年)に京丹後市の「駅の愛称選定委員会」で公募を経て決定した愛称は「橘の里 夕日ヶ浦駅」[3]。
概要
[編集]日本国有鉄道(国鉄)、西日本旅客鉄道(JR西日本)時代は、丹後木津駅(たんごきつえき)、北近畿タンゴ鉄道時代は木津温泉駅(きつおんせんえき)と称していたが、列車運行事業がWILLER TRAINSへ移管された際に夕日ヶ浦木津温泉駅となった。
以前は、普通列車のみ停車し、夏季の海水浴シーズン及び、冬季の松葉ガニシーズンの時を除くと特急や一部の快速は通過していたが、2007年(平成19年)3月18日のダイヤ改正より、全ての列車が毎日停車するようになった。
丹鉄線内に15駅存在する有人駅であるが、網野駅と同様に、京丹後市に、駅の管理と出改札業務を委託されており(簡易委託駅)、早朝と夜間は無人となる。京都丹後鉄道主要駅と同様に硬券を扱っており、乗車券、自由席特急券、台紙付きの入場券を発行するが、2014年(平成26年)時点ではダッチングマシンは使用されていない。
歴史
[編集]- 1931年(昭和6年)5月25日:国有鉄道が網野駅から当駅まで延伸したことで開業。当時の駅名は丹後木津駅(たんごきづ)[1][2]。
- 1932年(昭和7年)8月10日:当駅から久美浜間が開業し、舞鶴駅(現在の西舞鶴駅) - 豊岡駅間が全通。中間駅となる[1]。
- 1962年(昭和37年)10月1日:貨物の取り扱いを廃止[2]。
- 1972年(昭和47年)3月15日:漢字表記はそのままで、よみがなを「たんごきつ」に改める[2]。
- 1984年(昭和59年)2月1日:荷物扱い廃止[2]。
- 1985年(昭和60年)3月14日:駅員無配置駅となる[4]。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化により、西日本旅客鉄道(JR西日本)の駅となる[1][2]。
- 1990年(平成2年)4月1日:北近畿タンゴ鉄道への宮津線移管により、同鉄道の駅となる。同時に駅名を木津温泉駅に改称[1][2]。
- 2015年(平成27年)4月1日:WILLER TRAINSへの移管により、京都丹後鉄道宮豊線の駅となり、同時に駅名を夕日ヶ浦木津温泉駅に改称[5]。
駅構造
[編集]豊岡方面に向かって右側に単式ホーム1面1線を持つ地上駅である。かつては交換可能駅であったが、交換設備は撤去されており、現在は分岐器や絶対信号機のない停留所に分類される。構内には、交換可能駅であった名残の相対式ホームが残っている。駅舎は改築こそされているものの、趣のある和風建築の駅舎である。
2007年(平成19年)4月1日、駅ホームに足湯「しらさぎの湯」が完成した。原泉掛け流しで、午前9時から午後5時まで利用できる。利用は無料だが、鉄道利用者以外の利用には駅の入場券が必要である。
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構内(2004年3月)
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駅舎内(2014年5月)
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しらさぎの湯(足湯)(2014年)
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駅名板(2015年4月)
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当駅に到着する普通列車(2023年4月)
利用状況
[編集]宮津線沿線には海水浴場が多数あるが、当駅も例外ではなく、浜詰海水浴場(当駅からタクシー利用で、約6分)が近くにあり、特急列車も停車する。
1日の平均乗車人員は以下の通りである。
乗車人員推移 | |
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年度 | 1日平均人数 |
1999 | 162 |
2000 | 156 |
2001 | 134 |
2002 | 151 |
2003 | 145 |
2004 | 132 |
2005 | 126 |
2006 | 123 |
2007 | 106 |
2008 | 124 |
2009 | 123 |
2010 | 152 |
2011 | 150 |
2012 | 140 |
2013 | 117 |
2014 | 126 |
2015 | 145 |
2016 | 118 |
2017 | 124 |
2018 | 104 |
2019 | 107 |
駅周辺
[編集]駅前にあるカフェ「ふく松喫茶」などではレンタサイクルの貸し出しを行っている[7]。
バス停留所は2003年のダイヤ改正で一旦廃止となったが、2009年10月1日のダイヤ改正で復活した。しかし2024年5月31日をもって再び廃止された。
隣の駅
[編集]脚注
[編集]- ^ a b c d e 曽根悟(監修) 著、朝日新聞出版分冊百科編集部 編『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 公営鉄道・私鉄』 14号 神戸電鉄・能勢電鉄・北条鉄道・北近畿タンゴ鉄道、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2011年6月19日、27-28頁。
- ^ a b c d e f g 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』(初版)JTB、1998年10月1日、323頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
- ^ “京丹後市内の北近畿タンゴ鉄道「7駅の愛称」決定について”. 京丹後市 (2014年6月20日). 2015年12月8日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年11月30日閲覧。
- ^ 「通報 ●福知山線石生駅ほか147駅の駅員無配置について(旅客局)」『鉄道公報号外』日本国有鉄道総裁室文書課、1985年3月12日、15-16面。
- ^ 「KTR「丹鉄」に 路線、駅名変え刷新PR 乗り放題切符など発売」『読売新聞』読売新聞大阪本社、2015年1月30日、朝刊、29面。
- ^ “丹後木津郵便局”. 郵便局・ATMをさがす. 日本郵便. 2022年1月21日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年12月4日閲覧。
- ^ Rent-a-cycle - 「京丹後ナビ」京丹後市観光公社 公式サイト
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 夕日ヶ浦木津温泉駅 - 京都丹後鉄道