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土場駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
土場駅
旧駅構内で展示されている中華号(元阿里山森林鉄路中興号中国語版)客車
土場
トゥーチャン
Tuchang
地図
所在地 中華民国の旗 台湾宜蘭県大同郷土場巷20-6号
北緯24度34分22.2秒 東経121度29分47.2秒 / 北緯24.572833度 東経121.496444度 / 24.572833; 121.496444
所属事業者 林務局
駅構造 地上駅
開業年月日 1926年5月18日
廃止年月日 1979年8月1日
乗入路線 2 路線
所属路線 羅東森林鉄路廃線
キロ程 36.64 km(羅東起点)
楽水 (7.26 km)
所属路線 太平山森林鉄路 仁沢線(廃線)
キロ程 0.0 km(土場起点)
(4.53 km) 仁澤
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土場駅
各種表記
繁体字 土場車站
簡体字 土场车站
拼音 Tǔchǎng Chēzhàn
通用拼音 Tǔchǎng Chejhàn
注音符号 ㄊㄨ ㄔㄤ ㄔㄜ ㄓㄢˋ
ラテン字 Tuchang Station
発音: トゥーチャン チャーヂャン
台湾語白話字 Thóo-tiûnn Chhia-thâu(車頭)
日本語漢音読み どじょうえき
英文 Tuchang Station
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台風ソウデロアによる土石流で被災(2015年)

土場駅(どじょうえき、トゥーチャンえき)は台湾宜蘭県大同郷にかつてあった林務局太平山森林鉄路仁澤線および羅東森林鉄路(太平山森林鉄路羅東線)の。土場は林業用語で木材の集積場を意味し、太平山から下ろされた木材の中継地だったことから命名された。廃止後も駅舎は残っていて、「林鉄土場車站歴史展示館」という施設になっている[1]。営業当時の列車も駅舎近辺に展示されている。

沿革

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  • 1919年(大正8年)台湾電気興業が土場 - 天送埤間を起工[2]
  • 1921年(大正10年) - 天送埤以西が開通[3][4]
  • 1924年(大正13年)1月27日 - 竹林まで延伸し全線開業[2]
  • 1926年(大正15年)5月18日 - 旅客扱いを開始[3]
  • 1925年(大正14年)太平山林場からの索道での輸送開始(太平山森林鉄路開業)[4]
  • 1926年(大正15年)5月27日 - 羅東線で旅客扱い開始に伴い駅を設置[4]
  • 1978年 - 当駅から天送埤駅間が台風により不通、事実上この区間が廃止となる[4]
  • 1979年8月1日 - 復旧することなく正式に全線廃止[4]

駅周辺

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バス

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最寄りの停留所は《土場》

系統 管轄 事業者 区間 備考
1750 公路客運 国光客運 宜蘭転運站中国語版宜蘭駅) - 太平山中国語版

出典

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  1. ^ “2016被遺忘的太平山森林鐵路”. 公民新聞. (2016年7月27日). https://www.peopo.org/news/315491 
  2. ^ a b 黃雯娟 (2004年12月). “日治時代叭哩沙地域的產業開發與人口成長”. 宜蘭文獻雜誌 (宜蘭縣文化局) (第69期 國家.資本.人民與開發專輯(下)): 20. ISSN 1021-4607. http://ws.e-land.gov.tw/001/2015yilan/250/ckfile/92c5c276-f455-4479-9156-4171fd09f831.pdf. 
  3. ^ a b 戴寶村 (2001). 宜蘭縣史系列 (經濟類(3)宜蘭縣交通史 ed.). 宜蘭縣政府. p. 67. ISBN 9789570289909. https://tm.ncl.edu.tw/article?u=006_001_0000408229 
  4. ^ a b c d e 太平山大事記”. 太平山(林務局羅東林區管理處) (2016年3月1日). 2017年12月3日閲覧。

関連

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隣の駅

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林務局
羅東森林鉄路(羅東線)
楽水駅 - 土場駅
太平山森林鉄路(仁澤線)
土場駅 - 仁澤駅

外部リンク

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林務局羅東林区管理処
  • 土場 (繁体字中国語)
宜蘭縣史館 宜蘭人文知識數位資料庫