吉良 朝氏(きら ともうじ)は、室町時代前期の武士。後期東条吉良(下吉良)氏2代当主。三河国東条城主。
吉良尊義の嫡男として誕生した。東条中務を称する。
事績は確かな史料がなく明らかとなっていないが、晩年、剃髪して京に居住したらしい。応永31年(1424年)12月30日に三宝院満済の許へ歳末の礼に訪れている。
応永35年(1428年)4月25日、病死した。