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南川

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
南川
南川 2007年5月16日撮影
河口付近(上流方向)
水系 二級水系 南川
種別 二級河川
延長 34 km
流域面積 460 km2
水源 頭巾山尼木峠付近(福井県)
水源の標高 564 m
河口・合流先 小浜湾(福井県)
流域 福井県おおい町小浜市
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南川(みなみがわ)は、福井県 大飯郡おおい町遠敷郡名田庄村南部から同県小浜市東部を流域とする河川嶺南地方最大の二級水系である。

地理

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舞鶴若狭自動車道国道162号の立体交差付近
小浜市尾崎で撮影

福井県・京都府の県境に位置する頭巾山の山麓尼木峠付近に発し、道の駅名田庄付近より 国道162号沿いに小浜城付近で北川多田川と堰堤を挟み小浜湾に注ぐ。

災害

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  • 1953年9月25日 - 台風13号の接近に伴い集中豪雨。南川の本流、支流で氾濫が発生して1896年以来の大水害となった。死傷者が多数出たほか、川沿いの田畑がほとんど全滅に近い被害を受ける[1]

流域の自治体

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大飯郡おおい町小浜市

主な支流

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市町村名は流域の自治体。

  • 槇谷川(福井県大飯郡おおい町)
  • 染ヶ谷川 (福井県大飯郡おおい町)
  • 久田川 (福井県大飯郡おおい町)
  • 窪谷川 (福井県小浜市)
  • 五十谷川(福井県小浜市)
  • 田村川 (福井県小浜市)
  • 奥田縄川(福井県小浜市)
  • 須縄川(福井県小浜市)

並行する道路

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脚注

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  1. ^ 小出博 「高潮と豪雨のために大水害」『日本の水害』p32 東洋経済新報社 昭和29年9月10日