加茂元照
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加茂 元照(かも もとてる、加茂五郎右衛門元照、1930年[1] - )は日本の園芸家。加茂グループ会長。日本花菖蒲協会名誉会長。
人物
[編集]1930年(昭和5年)生まれ。静岡県掛川市の桃山時代から続く豪農・庄屋の家系で、加茂家17代当主。1948年(昭和23年)、静岡県立静岡第一高等学校卒業[2]。立教大学経済学部から同大大学院経済研究科に進み、1957年(昭和32年)、家業のため中退後、自宅に加茂花菖蒲園を開園。以来花菖蒲のほか、ベゴニア・フクシア・コリウスなどの花卉栽培や、フクロウなど鳥類の飼育に専念する。コンピュータ制御による巨大温室でのサガリバナの品種改良のほか、鳥ウイルス・病原菌の検出等に努める。人と鳥が間近で触れ合えることを特徴とした観光農園のテーマパーク・植物園を運営。品種改良により金正日花を作ったことでも知られる。日本花菖蒲協会(1930年設立)名誉会長。第1回ライナス・ポーリング賞受賞[要出典]。
2013年(平成25年)11月25日付で東京地方裁判所に破産手続開始の申立てを行なった[3]。2015年(平成27年)4月には、松江フォーゲルパークを運営していた有限会社カモが破産申請した[4]。
開業した施設
[編集]- 加茂花菖蒲園(現「加茂荘花鳥園」)
- 1957年(昭和32年)開園。静岡県掛川市。
- 富士国際花園(現「富士花鳥園)
- 松江フォーゲルパーク
- 掛川花鳥園
- 2003年(平成15年)開園。静岡県掛川市。
- 神戸どうぶつ王国
- 常州花鳥園
著書
[編集]- 『ザ・フクロウ 飼い方&世界のフクロウカタログ』 波多野鷹と共著 誠文堂新光社 2004.4
- 『フクシア』 (NHK趣味の園芸よくわかる栽培12か月) 篠ヶ谷喬と共著 日本放送出版協会 2001.5 ISBN 4140401729, ISBN 978-4140401729
- 『最新花菖蒲ハンドブック』平尾秀一と共著 誠文堂新光社 1981.5
テレビ出演
[編集]- ひるおび! (TBS) 2011/12/29
- 日曜ビッグバラエティ (テレビ東京) 2011/5/1(日)
ラジオ出演
[編集]- Leader's放談~未来を描く (ラジオNIKKEI) 2012/10/1~2013/3/25
関連項目
[編集]脚注
[編集]- ^ “加茂 元照 - Webcat Plus”. webcatplus.nii.ac.jp. 2022年8月25日閲覧。
- ^ 『静中・静高同窓会会員名簿』平成15年度(125周年)版 93頁。
- ^ 清水銀行 加茂花菖蒲園園主に7億3百万円の焦げ付き発生 破綻JC-Net, 2013年11月26日
- ^ a b [島根 テーマパーク経営(有)カモ東京商工リサーチ、2015.04.03
- ^ 「神戸花鳥園」が民事再生法を申請 営業は続行神戸新聞、2013/11/20
- ^ 花鳥園の運営会社変更 動物施設の傘下に神戸新聞、2014/4/1
- ^ 【舞台探訪】『氷菓』:千反田邸でお茶を ~加茂荘探訪記 (@静岡県掛川市)
参考文献
[編集]- 『日経アドバンテージ』 2004/03/01発売号 「ひと た・の・し・み-第11回」
外部リンク
[編集]- 中日新聞 コロナ禍でも安心施設へ 加茂荘花鳥園がCF支援募る 2021年5月4日
- READYFOR 加茂荘花鳥園|栽培環境を守り、新たな安らぎ空間:味噌蔵カフェ誕生へ 加茂元照会長に味噌蔵カフェにかける情熱について聞きました 2021年05月29日
- READYFOR 加茂荘花鳥園|栽培環境を守り、新たな安らぎ空間:味噌蔵カフェ誕生へ 加茂元照会長がシン味噌蔵カフェと加茂荘の原点について語る① 2021年06月04日
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