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信願寺 (水戸市)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
信願寺
所在地 茨城県水戸市緑町1-2-1
位置 北緯36度22分47.8秒 東経140度27分13.1秒 / 北緯36.379944度 東経140.453639度 / 36.379944; 140.453639座標: 北緯36度22分47.8秒 東経140度27分13.1秒 / 北緯36.379944度 東経140.453639度 / 36.379944; 140.453639
山号 徳池山
院号 蓮生院
宗派 浄土真宗本願寺派
本尊 阿弥陀如来
創建年 貞永元年(1232年
開基 唯信
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信願寺(しんがんじ)は、茨城県水戸市にある浄土真宗本願寺派寺院

歴史

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1232年貞永元年)、唯信の開基である。唯信は俗名「幡谷次郎信勝」といい、常陸国茨城郡幡谷村(現・茨城県小美玉市幡谷)の幡谷城城主[1]であったが、自分が所持していた持仏観音菩薩が夢の中に出てきて、聖人の法話を聴くようにと告げられた。目が覚めて外に出ると、浄土真宗宗祖の親鸞一行が念仏を唱えていた。信勝は親鸞に夢の話を打ち明け、法話を聴いて、親鸞の弟子となり、「唯信」を名乗ることになった。そして自分の所領に寺を創建した[2][3]

当初は唯信(信勝)の所領だった幡谷に位置していたが、1528年享禄元年)に常陸国那珂郡小瀬(現・茨城県常陸大宮市)に移転し、1579年天正7年)に水戸に移転、そして1681年延宝9年)に現在地に移転した[3]

文化財

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  • 鍍金仏(茨城県指定有形文化財 昭和46年10月28日指定)[4]

交通アクセス

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脚注

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  1. ^ 鎌倉幕府御家人八田知家の子だった同名の法名を持つ人物とは別人。
  2. ^ プレスサービス 編『茨城の寺を訪ねて』茨城放送、1987年、272p
  3. ^ a b 信願寺真宗教団連合「親鸞聖人を訪ねて」
  4. ^ 鍍金仏茨城県

参考文献

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  • プレスサービス 編『茨城の寺を訪ねて』茨城放送、1987年