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佐屋駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
佐屋駅
駅舎(2022年1月)
さや
SAYA
TB10 五ノ三 (2.1 km)
(2.0 km) 日比野 TB08
地図
所在地 愛知県愛西市須依町佐原2277番地
北緯35度8分50秒 東経136度42分59.1秒 / 北緯35.14722度 東経136.716417度 / 35.14722; 136.716417座標: 北緯35度8分50秒 東経136度42分59.1秒 / 北緯35.14722度 東経136.716417度 / 35.14722; 136.716417
駅番号 TB  09 
所属事業者 名古屋鉄道
所属路線 尾西線
キロ程 4.6 km(弥富起点)
駅構造 地上駅
ホーム 2面3線
乗降人員
-統計年度-
3,505人/日
-2020年-
開業年月日 1898年明治31年)4月3日
備考

* 無人駅自動券売機 有)[1]

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佐屋駅(さやえき)は、愛知県愛西市須依町佐原にある、名古屋鉄道尾西線に属する駅だが津島線と案内されることもある[2]。愛西市の代表駅である。駅名は合併による愛西市誕生前の佐屋町に因む。駅番号はTB09

歴史

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駅構造

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島式・単式の複合型2面3線ホームを持つ地上駅。2024年6月29日以降、駅集中管理システムが導入された無人駅(管理駅は須ヶ口)である。2024年6月28日までは有人駅で、終日にわたり窓口が営業されていた。改札口は3番線ホームの弥富寄りに1箇所あり、付近には自動券売機(継続manaca定期乗車券及び新規通勤manaca定期乗車券の購入も可能ではあるが、名鉄ミューズカードでの決済は7:00~22:00の間に限られる[14])及び自動精算機(ICカードのチャージ等も可能)を1台ずつ備えている。改札口と1・2番線ホームとは構内踏切を介して行き来する。1番線は弥富方に車止めがある。また津島駅から一宮行きになる回送も一部発車するためワンマン確認の看板が1番線に設置されている。ホームは1番線が8両対応、2・3番線は6両まで対応している。無人化まで、乗り場に列車案内は設置されていなかった。

のりば
番線 路線 方向 行先 備考
1 TB 尾西線[15]
TB 津島線[2]
下り 津島須ヶ口名鉄名古屋方面[15] 当駅始発
2 上り 弥富ゆき[15] 一部の津島方面も発車
3 下り 津島・須ヶ口・名鉄名古屋方面[15] 弥富方面からの直通

津島線から弥富まで向かう列車は、普通列車のみで毎時2本程度の運転である。ここから終点(書類上は起点)の弥富駅までは単線で列車交換設備は無く、弥富駅も単線なので1列車しか入線できない。

配線図

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佐屋駅 構内配線略図

津島方面
佐屋駅 構内配線略図
弥富方面
凡例
出典:[16]


利用状況

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  • 『名鉄120年:近20年のあゆみ』によると2013年度当時の1日平均乗降人員は4,020人であり、この値は名鉄全駅(275駅)中106位、尾西線(22駅)中4位であった[17]
  • 『名古屋鉄道百年史』によると1992年度当時の1日平均乗降人員は4,555人であり、この値は岐阜市内線均一運賃区間内各駅(岐阜市内線・田神線・美濃町線徹明町駅 - 琴塚駅間)を除く名鉄全駅(342駅)中102位、尾西線(23駅)中3位であった[18]
  • 『愛知統計年鑑』によると1日平均の乗車人員は2010年度では1898人である。
  • 「愛西市の統計」、「移動等円滑化取組報告書」によると、各年度の1日平均乗降人員は以下の通り[19][20]
年度 1日平均
乗降人員
2002年 3,818
2003年 3,812
2004年 3,832
2005年 3,973
2006年 3,965
2007年 3,948
2008年 3,915
2009年 3,823
2010年 3,810
2011年 3,849
2012年 3,869
2013年 4,020
2014年 4,042
2015年 4,170
2016年 4,275
2017年 4,280
2018年 4,289
2019年 4,374
2020年 3,505

尾西線の駅では、一宮駅・津島駅・奥町駅に次いで4番目に利用客が多いが、名古屋までは停車駅が多く時間がかかるため名鉄全体では利用客はそれほど多くない[独自研究?]。津島線の駅を含めると、普通のみ停車の七宝藤浪より少ない。

名古屋駅名鉄名古屋駅近鉄名古屋駅)までは接続が良ければ津島線経由より弥富駅近鉄弥富駅)から近鉄JRに乗り換える方が列車への乗車時間が短いために逆方向の利用も若干ある。なお、三重県方面へは名古屋駅経由より弥富駅乗り換えの方が所要時間が圧倒的に短い。

駅周辺

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隣の駅

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名古屋鉄道
TB 尾西線[15](津島線[2]
特急急行準急
佐屋駅(TB09) - 日比野駅(TB08)
普通
五ノ三駅(TB10) - 佐屋駅(TB09) - 日比野駅(TB08)

脚注

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注釈

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  1. ^ 美濃電気軌道の合併に伴って1930年9月5日より名岐鉄道へ改称[5]。その後同社は1935年8月1日に愛知電気鉄道と合併し、名古屋鉄道(2代・現)となる[6]
  2. ^ これにより愛西市内から有人駅が消滅した。なお、JR東海永和駅は2021年に無人化している。また近鉄は同市内を通るが駅はない。

出典

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  1. ^ a b 一部の駅における窓口係員配置時間の変更について”. 名古屋鉄道株式会社 (2024年5月24日). 2024年5月24日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年6月28日閲覧。
  2. ^ a b c 各駅詳細情報”. 名古屋鉄道. 2021年6月29日閲覧。
  3. ^ 名古屋鉄道広報宣伝部(編)『名古屋鉄道百年史』名古屋鉄道、1994年、919頁。 
  4. ^ 名古屋鉄道広報宣伝部(編)『名古屋鉄道百年史』名古屋鉄道、1994年、941頁。 
  5. ^ 名古屋鉄道広報宣伝部(編) 『名古屋鉄道百年史』 名古屋鉄道、1994年、950頁。
  6. ^ 名古屋鉄道広報宣伝部(編) 『名古屋鉄道百年史』 名古屋鉄道、1994年、958頁。
  7. ^ 名古屋鉄道広報宣伝部(編)『名古屋鉄道百年史』名古屋鉄道、1994年、943頁。 
  8. ^ a b 名古屋鉄道広報宣伝部(編)『名古屋鉄道百年史』名古屋鉄道、1994年、990頁。 
  9. ^ 名古屋鉄道広報宣伝部(編)『名古屋鉄道百年史』名古屋鉄道、1994年、287頁。 
  10. ^ 名古屋鉄道広報宣伝部(編)『名古屋鉄道百年史』名古屋鉄道、1994年、340頁。 
  11. ^ 名古屋鉄道広報宣伝部(編)『名古屋鉄道百年史』名古屋鉄道、1994年、1022頁。 
  12. ^ 名古屋鉄道広報宣伝部(編)『名古屋鉄道百年史』名古屋鉄道、1994年、1030頁。 
  13. ^ 名古屋鉄道広報宣伝部(編)『名古屋鉄道百年史』名古屋鉄道、1994年、572頁。 
  14. ^ 名古屋鉄道”. 名古屋鉄道. 2024年10月21日閲覧。
  15. ^ a b c d e 佐屋(TB09)(さや) 路線一覧”. 名古屋鉄道. 2021年10月3日閲覧。
  16. ^ 電気車研究会、『鉄道ピクトリアル』通巻第816号 2009年3月 臨時増刊号 「特集 - 名古屋鉄道」、巻末折込「名古屋鉄道 配線略図」
  17. ^ 名鉄120年史編纂委員会事務局(編)『名鉄120年:近20年のあゆみ』名古屋鉄道、2014年、160-162頁。 
  18. ^ 名古屋鉄道広報宣伝部(編)『名古屋鉄道百年史』名古屋鉄道、1994年、651-653頁。 
  19. ^ 愛西市の統計 - 愛西市
  20. ^ 移動等円滑化取組計画書・報告書 - 名古屋鉄道

関連項目

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外部リンク

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