佐久海ノ口駅
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佐久海ノ口駅 | |
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駅舎(2021年10月) | |
さくうみのくち Saku-Uminokuchi | |
◄佐久広瀬 (4.5 km) (2.7 km) 海尻► | |
所在地 | 長野県南佐久郡南牧村大字海ノ口[1] |
所属事業者 | 東日本旅客鉄道(JR東日本) |
所属路線 | ■小海線 |
キロ程 | 39.7 km(小淵沢起点) |
電報略号 | サウ[1] |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 1面1線 |
乗車人員 -統計年度- |
79人/日(降車客含まず) -2011年- |
開業年月日 | 1932年(昭和7年)12月27日[1] |
備考 |
無人駅[1] 標高:1,064 m[2][注 1] |
佐久海ノ口駅(さくうみのくちえき)は、長野県南佐久郡南牧村大字海ノ口にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)小海線の駅[1]である。
駅の標高は1,064 m[要検証 ]で、いわゆるJR線の駅の中で6番目に高く[2]、開業から1933年(昭和8年)7月27日の小海南線清里駅開設までの約7ヶ月間は鉄道省で最高地点の駅であった。
歴史
[編集]- 1932年(昭和7年)12月27日:鉄道省小海線(その後小海北線を経て小海線)小海駅 - 当駅間開通に伴い開業(一般駅)[4]。
- 1978年(昭和53年)9月22日:貨物取扱廃止[5]。
- 1984年(昭和59年)2月1日:荷物扱い廃止[6]。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化に伴い、JR東日本の駅となる[5]。
- 2012年(平成24年)12月2日:新駅舎落成式を開催[7]。
- 2020年(令和2年)10月12日:ATACSを応用した地方交通線向け列車制御システム(無線式列車制御システム)導入[8][9]に伴い、交換設備廃止。
駅構造
[編集]小淵沢方面に向かって左側にある単式ホーム1面1線を有する地上駅[10]。かつては、小諸方面に向かって左側に旧下り線ホームがある相対式ホーム2面2線であったが[1]、無線式列車制御システム導入に合わせて下り線ホームが廃止されたため、現在は旧上り線ホームに両方向の列車が発着する。互いのホームはずれて設置されて[1]、構内踏切で連絡していた。
無人駅である[1]。駅舎は2012年に落成した[7]、地元信州産のカラマツを使用した木造の伝統的和風建築となっている。
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旧駅舎(2007年8月)
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待合室(2021年10月)
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2面2線時代のホームと構内踏切(2013年4月)
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ホーム(2021年10月)
利用状況
[編集]「長野県統計書」によると、1日平均の乗車人員は以下の通りである。
駅周辺
[編集]隣の駅
[編集]脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ a b c d e f g h i j k 信濃毎日新聞社出版部『長野県鉄道全駅 増補改訂版』信濃毎日新聞社、2011年7月24日、155頁。ISBN 9784784071647。
- ^ a b 緯度経度付き全国沿線・駅データベース - 公益財団法人国土地理協会、2015年8月6日閲覧。
- ^ a b 『週刊 JR全駅・全車両基地』 12号 大宮駅・野辺山駅・川原湯温泉駅ほか92駅、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2012年10月28日、26頁。
- ^ 大蔵省印刷局, ed (1932‐12-21). “鉄道省告示 第530号”. 官報 (国立国会図書館デジタルコレクション) (1794) .
- ^ a b 曽根悟(監修) 著、朝日新聞出版分冊百科編集部 編『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR』 3号 飯田線・身延線・小海線、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2009年7月26日、27頁。
- ^ 石野哲 編『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 II』(初版)JTB、1998年10月1日、202頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
- ^ a b 交通新聞2012年12月12日
- ^ 『小海線への無線式列車制御システムの導入決定のお知らせ』(PDF)(プレスリリース)東日本旅客鉄道、2020年9月15日。オリジナルの2020年9月17日時点におけるアーカイブ 。2020年9月17日閲覧。
- ^ 『小海線への無線式列車制御システムの導入について』(PDF)(プレスリリース)東日本旅客鉄道、2020年3月10日。オリジナルの2020年3月10日時点におけるアーカイブ 。2020年3月10日閲覧。
- ^ JR東日本:駅構内図
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 駅の情報(佐久海ノ口駅):JR東日本