交響曲第33番 (ハイドン)
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交響曲第33番 ハ長調 Hob. I:33 は、フランツ・ヨーゼフ・ハイドンが1760年頃に作曲した交響曲。
概要
[編集]初期の交響曲の一つで、エステルハージ家に仕える以前の、ボヘミアのモルツィン伯に仕えていた時代に書かれたことがほぼ確実である[1][2]。
第32番と同様にトランペットとティンパニを含み、何か祝典的な機会に演奏されたと考えられている[3]。
楽器編成
[編集]オーボエ2、ホルン2、トランペット2、ティンパニ、第1ヴァイオリン、第2ヴァイオリン、ヴィオラ、低音(チェロ、ファゴット、コントラバス)。
曲の構成
[編集]全4楽章、演奏時間は約22分。
- 第4楽章 フィナーレ:アレグロ
脚注
[編集]参考文献
[編集]- 大宮真琴『新版 ハイドン』音楽之友社〈大作曲家 人と作品〉、1981年。ISBN 4276220025。
- 『ハイドン 交響曲集III(28-40番) OGT 1591』音楽之友社、1982年。(ミニスコア、ランドンによる序文の原文は1965年のもの)