二ノ宮知子
にのみや ともこ 二ノ宮 知子 | |
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生誕 |
1969年5月25日(55歳) 日本・埼玉県秩父郡皆野町 |
職業 | 漫画家 |
活動期間 | 1989年 - |
ジャンル |
少女漫画 女性漫画 |
受賞 | 第28回講談社漫画賞少女部門(2004年) |
公式サイト | Tomoko Ninomiya's Web |
二ノ宮 知子(にのみや ともこ、1969年5月25日[1] - )は、日本の漫画家[1]。埼玉県[1]秩父郡皆野町出身、埼玉県在住。女性[1]。血液型はB型。
1989年、『外国ロマンDX』(角川書店)に掲載の『London ダウト・ボーイズ』でデビュー。以後、『ヤングロゼ』(角川書店)、『Kiss』(講談社)などに作品を発表する。作品にテレビドラマ化・アニメ化・映画化された『のだめカンタービレ』があり、2004年の第28回講談社漫画賞少女部門を受賞[1]。
来歴
[編集]1989年、ASUKA増刊『外国ロマンDX』(角川書店)に掲載された『London ダウト・ボーイズ』でデビュー[1]。20代後半に、インディーズバンド「イエローダック」の元ドラマーの戸田敦夫(通称POM。現在は二ノ宮姓)と結婚する。POMと同じく『三宅裕司のいかすバンド天国』に出場した元「マサ子さん」のあつ子、かなんと漫画アシスタントを行っていたことを著作内で紹介している[2]。
2001年から連載したクラシック音楽を題材とする『のだめカンタービレ』が大ヒットし、2004年に第28回(平成16年度)講談社漫画賞の少女部門を受賞。2005年、同作がきっかけとなり、東京都交響楽団常任指揮者であるジェームズ・デプリーストと対談した。2006年に月9ドラマとして実写化され、アニメ化、実写映画化もされた。
2008年8月、妊娠8か月と自身のブログで報告し、同年10月24日男児を出産した。2011年6月、妊娠5か月と自身のブログで報告し、同年11月24日男児を出産した。
2009年10月、『のだめカンタービレ』が完結[3]。その後12月から番外編を連載[4]。2010年に完結した[5]。
2011年、『87CLOCKERS』を連載[6]。2012年、『おにぎり通信 〜ダメママ日記〜』を連載[7]。2013年、『七つ屋 志のぶの宝石匣』を連載[8]。
人物
[編集]酒豪として知られ、自身の飲酒にまつわる体験(多くは失敗談)を描いた『平成よっぱらい研究所』の中で、自身のことを「まんが家兼よっぱらい研究所・所長」と書いていたことから、二ノ宮のことを「所長」と呼ぶファンもいる。
サッカー日本代表選手・小野伸二の大ファン[9]。Jリーグ・浦和レッズファン[10]。
自身の作品には強いこだわりを持つ。『のだめカンタービレ』は当初TBSでのドラマ化が決まっていたが、その後制作側が二ノ宮に無断で多くの改変を行っていたことから契約を破棄した[11]。
作品リスト
[編集]- トレンドの女王ミホ(1991年 - 1995年、『ヤングロゼ』、角川書店、単行本全10巻、文庫版全5巻)
- ニッポンの貧乏 笑ってごまかす日本の現実(絵:二ノ宮知子、文:加藤利明、1993年、スターツ出版、ISBN 4-915901-05-X)
- 飲みに行こうぜ!!(1993年 - 1994年、『ヤングロゼ増刊ランチタイム』)
- 天才ファミリー・カンパニー(1994年 - 2001年、『きみとぼく』、ソニー・マガジンズ、単行本全11巻、スペシャル版全6巻) - ドラマ化、ドラマCD化。
- 平成よっぱらい研究所(1995年 - 1996年、『FEEL YOUNG』、祥伝社)
- OUT(1995年、『ヤングロゼ』)
- GREEN〜農家のヨメになりたい〜(1998年 - 2001年、『Kiss Carnival』、講談社、単行本全4巻) - ドラマ化。
- のだめカンタービレ(2001年 - 2010年、『Kiss』、講談社、単行本全25巻) - ドラマ化、アニメ化、実写映画化。
- 額田王(2010年、週刊新マンガ日本史4号、朝日新聞出版)
- 87CLOCKERS(2011年 - 2016年 、『JUMPX/ジャンプ改』 →『週刊ヤングジャンプ』)、集英社、全9巻)
- おにぎり通信 〜ダメママ日記〜(2012年 - 2015年、『YOU』、集英社、全3巻)
- 七つ屋 志のぶの宝石匣(2013年 - 連載中、『Kiss』、講談社、既刊22巻)
テレビ出演
[編集]脚注
[編集]- ^ a b c d e f g “二ノ宮 知子(漫画家)”. マンガペディア. 2022年1月3日閲覧。
- ^ 『平成よっぱらい研究所』、p.59
- ^ “「のだめカンタービレ」最終回&番外編連載も決定”. 2024年3月6日閲覧。
- ^ “のだめ&千秋、帰国!「のだめカンタービレ」番外編スタート”. 2024年3月6日閲覧。
- ^ “のだめカンタービレオペラ編に幕、25巻は12月発売デス”. 2024年3月6日閲覧。
- ^ “新マンガ誌「ジャンプ改」本日誕生!表紙は二ノ宮知子新作”. 2024年3月6日閲覧。
- ^ “「のだめ」の二ノ宮知子がダメママっぷり描く育児エッセイ”. 2024年3月6日閲覧。
- ^ “「のだめ」二ノ宮知子の新作、Kissで開幕!テーマは宝石”. 2024年3月6日閲覧。
- ^ tomokoninomiyaa [@二ノ宮知子] (2017年8月23日). "いました!小野伸二くん。久々の生伸二くんに感涙の母。子供が「伸二くん」と声をかえると笑ってくれたそう😭✨". Instagramより2020年9月4日閲覧。
- ^ 二ノ宮知子 [@nino0120444] (2015年11月22日). "寝る前にニュース一気見。サンフレッチェ凄いや。最近サッカーボールを持って寝る時もある4歳児と観戦に行きたいな。もちろんレッズだけど。". X(旧Twitter)より2020年9月4日閲覧。
- ^ “日テレ『セクシー田中さん』だけではない…意外と多いテレビ局と原作者のトラブル、『海猿』は未だ二次使用できず、『のだめ』で揉めたTBS”. ステージナタリー. ナターシャ (2024年1月31日). 2024年2月3日閲覧。
- ^ “『ボクらの時代』に二ノ宮知子・安野モヨコ・伊藤理佐、仕事や私生活を赤裸々に語る”. コミックナタリー. ナターシャ (2022年4月16日). 2021年3月15日閲覧。
外部リンク
[編集]- 二ノ宮知子 (@nino0120444) - X(旧Twitter)
インタビュー
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