コンテンツにスキップ

上大崎

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
日本 > 東京都 > 品川区 > 上大崎
上大崎
町丁
目黒駅東口
地図北緯35度38分02秒 東経139度42分56秒 / 北緯35.633844度 東経139.715575度 / 35.633844; 139.715575
日本の旗 日本
都道府県 東京都の旗 東京
特別区 品川区
地域 大崎地域
人口情報2023年(令和5年)1月1日現在[1]
 人口 13,164 人
 世帯数 7,612 世帯
面積[2]
  0.709177599 km²
人口密度 18562.35 人/km²
郵便番号 141-0021[3]
市外局番 03(東京MA[4]
ナンバープレート 品川
ウィキポータル 日本の町・字
東京都の旗 ウィキポータル 東京都
ウィキプロジェクト 日本の町・字
テンプレートを表示

上大崎(かみおおさき)は、東京都品川区の地名。現行行政地名は上大崎一丁目から上大崎四丁目。住居表示実施済区域。

地理

[編集]

品川区の北部に位置し、港区目黒区渋谷区との区境に接する。北部は目黒区三田・渋谷区恵比寿に接する。東部は港区白金台に接する。南東部は品川区東五反田に接する。南西部は品川区西五反田に接する。西部は目黒区目黒下目黒にそれぞれ接する。

山手線線路が縦断しており、目黒駅がある。また地域内を東西に目黒通りが通っている。目黒駅周辺には商業施設が見られる。駅周辺以外はビルマンション住居などが混在している。上大崎一丁目付近は白金台池田山に隣接し、上大崎二丁目付近は高速道路脇の通称「(白金)長者丸」[5]、上大崎三丁目付近は大使館が多く集まり、通称「花房山」と呼ばれ高級住宅街としても知られる。

地価

[編集]

住宅地の地価は、2024年令和6年)1月1日公示地価によれば、上大崎2-6-12の地点で130万円/m2、上大崎3-10-35の地点で131万円/m2となっている[6]

歴史

[編集]
昭和初期の目黒駅付近

上大崎二丁目の現在UR大規模集合住宅となっている一帯には太平洋戦争の敗戦まで海軍大学校があり、その跡地には国立予防衛生研究所および日映新社撮影所が存在していた[7]

品川区上大崎の寺院群は芝増上寺下屋敷に由来し、幕末の江戸の7大荼毘所(火葬場)の一つであった。

世帯数と人口

[編集]

2023年(令和5年)1月1日現在(東京都発表)の世帯数と人口は以下の通りである[1]

丁目 世帯数 人口
上大崎一丁目 1,958世帯 3,420人
上大崎二丁目 2,194世帯 3,912人
上大崎三丁目 2,620世帯 4,450人
上大崎四丁目 840世帯 1,382人
7,612世帯 13,164人

人口の変遷

[編集]

国勢調査による人口の推移。

人口推移
人口
1995年(平成7年)[8]
8,344
2000年(平成12年)[9]
8,708
2005年(平成17年)[10]
10,340
2010年(平成22年)[11]
10,794
2015年(平成27年)[12]
11,603
2020年(令和2年)[13]
14,072

世帯数の変遷

[編集]

国勢調査による世帯数の推移。

世帯数推移
世帯数
1995年(平成7年)[8]
4,014
2000年(平成12年)[9]
4,497
2005年(平成17年)[10]
5,625
2010年(平成22年)[11]
5,930
2015年(平成27年)[12]
6,531
2020年(令和2年)[13]
8,212

学区

[編集]

区立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる(2020年4月時点)[14]

丁目 番地 小学校 中学校(2019年度入転学) 中学校(2020年度入転学)
上大崎一丁目 全域 品川区立第三日野小学校 品川区立日野学園 品川区立日野学園
上大崎二丁目 全域
上大崎三丁目 全域
上大崎四丁目 全域 品川区立第四日野小学校 品川区立荏原第一中学校

交通

[編集]

町域内に目黒駅がある。目黒駅はJR山手線東急目黒線、地下鉄南北線三田線が通っており、交通の要衝となっている。また目黒駅から目黒通りなどを走るバス路線も充実している。2005年平成17年)までは目黒駅前に都営バス目黒営業所が存在した。

事業所

[編集]

2021年(令和3年)現在の経済センサス調査による事業所数と従業員数は以下の通りである[15]

丁目 事業所数 従業員数
上大崎一丁目 72事業所 445人
上大崎二丁目 554事業所 11,242人
上大崎三丁目 316事業所 7,477人
上大崎四丁目 103事業所 2,420人
1,045事業所 21,584人

事業者数の変遷

[編集]

経済センサスによる事業所数の推移。

事業者数推移
事業者数
2016年(平成28年)[16]
1,005
2021年(令和3年)[15]
1,045

従業員数の変遷

[編集]

経済センサスによる従業員数の推移。

従業員数推移
従業員数
2016年(平成28年)[16]
17,492
2021年(令和3年)[15]
21,584

施設

[編集]

出身・ゆかりのある人物

[編集]

その他

[編集]

日本郵便

[編集]

脚注

[編集]
  1. ^ a b 住民基本台帳による東京都の世帯と人口(町丁別・年齢別)  令和5年1月” (CSV). 東京都 (2023年4月6日). 2023年12月17日閲覧。 “(ファイル元のページ)(CC-BY-4.0)
  2. ^ 『国勢調査町丁・字等別境界データセット』(CODH作成)”. CODH. 2024年1月11日閲覧。(CC-BY-4.0)
  3. ^ a b 上大崎の郵便番号”. 日本郵便. 2023年11月17日閲覧。
  4. ^ 市外局番の一覧”. 総務省. 2019年6月24日閲覧。
  5. ^ 東京些末観光 2011年10月21日閲覧。
  6. ^ 国土交通省 不動産情報ライブラリ”. 国土交通省. 2024年11月2日閲覧。
  7. ^ 文化財めぐり(目黒駅周辺コース)”. 目黒区 (2013年9月24日). 2017年7月27日閲覧。
  8. ^ a b 平成7年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2014年3月28日). 2019年8月16日閲覧。
  9. ^ a b 平成12年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2014年5月30日). 2019年8月16日閲覧。
  10. ^ a b 平成17年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2014年6月27日). 2019年8月16日閲覧。
  11. ^ a b 平成22年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2012年1月20日). 2019年8月16日閲覧。
  12. ^ a b 平成27年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2017年1月27日). 2019年8月16日閲覧。
  13. ^ a b 令和2年国勢調査の調査結果(e-Stat) -男女別人口,外国人人口及び世帯数-町丁・字等”. 総務省統計局 (2022年2月10日). 2022年2月20日閲覧。
  14. ^ 通学区域”. 品川区 (2020年4月1日). 2021年4月14日閲覧。
  15. ^ a b c 経済センサス‐活動調査 / 令和3年経済センサス‐活動調査 / 事業所に関する集計 産業横断的集計 事業所数、従業者数(町丁・大字別結果)”. 総務省統計局 (2023年6月27日). 2023年9月15日閲覧。
  16. ^ a b 経済センサス‐活動調査 / 平成28年経済センサス‐活動調査 / 事業所に関する集計 産業横断的集計 都道府県別結果”. 総務省統計局 (2018年6月28日). 2019年10月23日閲覧。
  17. ^ a b 『大衆人事録 第14版 東京篇』487頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2021年2月24日閲覧。
  18. ^ 郵便番号簿 2022年度版” (PDF). 日本郵便. 2023年10月28日閲覧。

参考文献

[編集]
  • 帝国秘密探偵社編『大衆人事録 第14版 東京篇』帝国秘密探偵社、1942年。

関連項目

[編集]

外部リンク

[編集]