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三宅康夫

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

三宅 康夫(みやけ やすお、1955年昭和30年〉1月30日 - )は、アルフィー結成当時のメンバー。

概要

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桜井賢らが中心になって結成したフォーク・グループ「コンフィデンス」のギタリストとしてバンドに参加。1974年にデビューしたが、1975年に脱退。脱退理由については明らかにされていないが、アルフィーの証言・エッセイ等をベースに描かれた漫画『ドリーム・ジェネレーション』(吉岡つとむ・著)の中で「南ゆうじ」という人物として登場。作中では「父親が病気で倒れ、長男であるために家業を継ぐ」ために脱退したことになっている。別れのシーンはアルフィーのアルバム『讃集詩』に収録されている「坂道」(坂崎幸之助・作詞)の歌詞を彷彿とさせる。

1stシングルアルバム『青春の記憶』の 「一年目の春」では、作詞を担当している。演奏楽器は、ギターの他にベースも担当していたことが、「夏しぐれ」後面の歌詞カードに記載されている。

現在のアルフィー(THE ALFEE)のメンバーが彼について語ることはほとんどないため、彼のことを知らないファンも少なくない。「メンバーチェンジを行っていない」とされているが、デビュー当時は4人であった。

1994年に行われた夏のイベント「KING'S NIGHT DREAM」で彼らのデビュー曲である「夏しぐれ」を演奏した際、坂崎はMCで「今のメンバーでお送りします」と、三宅やバックバンドの存在を感じさせるような発言をしている。

現在の彼についての詳細は不明だが、家業を営んでいる模様。THE ALFEEの歴史を取り上げた番組でも彼について触れられることは無く、三宅本人が映っているアルバム『青春の記憶』、シングル「夏しぐれ」等のジャケットがテレビ画面に映される際、たびたび三宅の姿が出ることもある。

2014年12月17日にTHE ALFEEデビュー40周年を記念して1stアルバムが『青春の記憶 [ 2]』として再発売されたが、ジャケットやブックレットにはカメラマン・おおくぼひさこが撮影していた三宅以外の3人の写真が使用され新たにデザインされた。