ワカ/ジャワカ
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『ワカ/ジャワカ』 | ||||
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フランク・ザッパ の スタジオ・アルバム | ||||
リリース | ||||
録音 | 1972年4月 - 5月 | |||
ジャンル | ロック、フュージョン、プログレッシブ・ロック | |||
時間 | ||||
レーベル | ビザール・レコード/リプリーズ・レコード | |||
プロデュース | フランク・ザッパ | |||
専門評論家によるレビュー | ||||
チャート最高順位 | ||||
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フランク・ザッパ アルバム 年表 | ||||
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『ワカ/ジャワカ』(Waka/Jawaka)は、フランク・ザッパが1972年に発表したアルバム。
解説
[編集]1971年12月10日、暴漢がザッパをステージから突き落とす事件が起き、それが原因でザッパは1972年の大半において車椅子生活となり[2]、そうした背景からスタジオ・ワークを追求する方向へ転換した。そして、大編成バンドによるフュージョン・アルバムを構想し、2枚のアルバムを制作。本作をソロ名義、次作『グランド・ワズー』をマザーズ名義で発表。本作は、ザッパが1969年に発表したアルバム『ホット・ラッツ』のパートIIとして位置づけられ[2]、アルバム・ジャケットにも本作のタイトルに加えて「HOT RATS」と書かれている。
オリジナルLPのA面を丸ごと占めていた「ビッグ・スウィフティー」は、1972年、1973年、1974年、1988年のライヴ録音が発表されている。1988年の模様は1991年発売のライヴ・アルバム『メイク・ア・ジャズ・ノイズ』に収録された[3]。
2004年にこのアルバムのリハーサル・セッションを収めたアルバム『Joe's Domage』が発表された。
収録曲
[編集]全曲フランク・ザッパ作。1. 4.はインストゥルメンタル。
- ビッグ・スウィフティー (Big Swifty) - 17:22
- ユア・マウス (Your Mouth) - 3:12
- イット・ジャスト・マイト・ビー・ア・ワン・ショット・ディール (It Just Might Be a One-Shot Deal) - 4:16
- ワカ/ジャワカ (Waka/Jawaka) - 11:18
参加ミュージシャン
[編集]- フランク・ザッパ - ギター、パーカッション
- サル・マルケス - トランペット、フリューゲルホルン、チャイム、ボーカル
- Erroneous (Alex Dmochowski) - ベース、ファズ・ベース、ボーカル
- エインズレー・ダンバー - ドラムス、パーカッション
- トニー・デュラン - スライド・ギター(on 1. 2. 3.)、ボーカル(on 3.)
- ジョージ・デューク - エレクトリックピアノ(on 1.)、タック・ピアノ(on 2.)
- ジョエル・ペスキン - テナー・サックス(on 2.)
- マイク・アルトシュル - バリトン・サックス、ピッコロ(on 2. 4.)、テナー・サックス、バスクラリネット、バスフルート(on 4.)
- クリス・ピーターソン - ボーカル(on 2.)
- ジェフ・シモンズ - ハワイアン・ギター、ボーカル(on 3.)
- スニーキー・ピート - ペダル・スティール・ソロ(on 3.)
- ジャネット・ネヴィル=ファーガソン - ボーカル(on 3.)
- ドン・プレストン - ピアノ、ミニ・モーグ(on 4.)
- ビル・バイヤーズ - トロンボーン、バリトン・ホルン(on 4.)
- ケン・シュロイヤー - トロンボーン、バリトン・ホルン(on 4.)
脚注
[編集]- ^ “Frank Zappa - Awards”. AllMusic. 2015年5月9日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年8月8日閲覧。
- ^ a b Waka/Jawaka - Frank Zappa | AllMusic - Review by François Couture
- ^ allmusic(Song Review by François Couture)