ロドリゴデトリアーノ
ロドリゴデトリアーノ | |
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ロバート・E・サングスターの勝負服 | |
欧字表記 | Rodrigo de Triano |
品種 | サラブレッド |
性別 | 牡 |
毛色 | 栗毛 |
生誕 | 1989年5月27日 |
死没 | 2014年8月5日(25歳没) |
父 | El Gran Senor |
母 | Hot Princess |
母の父 | ホットスパーク |
生国 | アメリカ合衆国 |
生産者 | Swettenham Stud |
馬主 | Robert E.Sangster |
調教師 | P.チャップルハイアム(イギリス) |
競走成績 | |
生涯成績 | 13戦9勝 |
獲得賞金 | 76万0101ポンド |
ロドリゴデトリアーノ(Rodrigo de Triano、1989年5月27日 - 2014年8月5日)は、アメリカで生まれイギリスで調教された競走馬で、引退後は種牡馬として供用された。
馬名は、クリストファー・コロンブスがアメリカ大陸を発見するに至った航海にて、最初に陸地(西インド諸島、サンサルバドル島)を視認した船員の名前に由来する。本馬がクラシックシーズンを迎えた1992年はアメリカ大陸発見からちょうど500年ということから、彼にちなんで名付けられた。
経歴
[編集]競走馬時代
[編集]1991年、2歳時の7月にデビュー。デビュー戦で初勝利を挙げ、その後2連勝し、初の重賞挑戦となったシャンペンステークス (G2) を制す。4連勝で挑んだミドルパークステークス (G1) も制し、無敗でG1初勝利を挙げた。
1992年、この年初戦のグリーナムステークス (G3) では4着となり連勝がストップするが、続く2000ギニー (G1) とアイリッシュ2000ギニー (G1) を制し、史上3頭目のイギリス&アイルランド2000ギニー2か国制覇を成し遂げた。しかしエプソムダービーでは1番人気に支持されるが、ドクターデヴィアスらに敗れ9着という結果に終わった。続くセントジェームズパレスステークスは4着だったが、インターナショナルステークスでは、ドクターデヴィアスらを相手にレースを制しG1通算4勝目を挙げた。さらにチャンピオンステークスも制しG1通算5勝目を挙げ、初のダート戦となったブリーダーズカップ・クラシックに出走するが、最下位となる14着に終わり、このレースを最後に競走馬を引退することになった。なおこの年のカルティエ賞最優秀3歳牡馬に選出された。
種牡馬時代
[編集]競走馬引退後は種牡馬として日本へ輸出され、日本軽種馬協会 (JBBA) で1993年から種牡馬生活を開始した。
1997年と1998年にはJBBA初のシャトル種牡馬としてニュージーランドで供用された。
2007年の種付けシーズン後にJBBA下総種馬場からJBBA那須種馬場へ移動した。2008年の種付けシーズン後にJBBA那須種馬場からJBBA九州種馬場へ移動した。
2013年を最後に種牡馬を引退。その後はJBBA静内種馬場で功労馬として余生を送っていた[1]。
2014年8月5日、肺炎による呼吸不全のために繋養先のJBBA静内種馬場で死亡した[2]。
主な産駒
[編集]太字は勝利したGⅠ級競走。
- 1994年産
- 1995年産
- エリモエクセル(優駿牝馬、中京記念、マーメイドステークス、府中牝馬ステークス)
- イブキヤマノオー(ダイヤモンドステークス)
- グリーンプレゼンス(若葉ステークス、ナリタトップロードの半兄)
- 1996年産
- 1997年産
- 1999年産
- セニョールベスト(地方32勝、日本におけるサラブレッド最多出走記録)
- 2000年産
- オカノハーモニー(福島2歳ステークス)
- 2002年産
- ナムラローレライ(ル・プランタン賞)
- 2003年産
- 2009年産
ブルードメアサイアーとしての主な産駒
[編集]血統表
[編集]ロドリゴデトリアーノの血統(ノーザンダンサー系 / アウトクロス) | (血統表の出典) | |||
父 El Gran Senor 1981 鹿毛 |
父の父 Northern Dancer1961 鹿毛 |
Nearctic | Nearco | |
Lady Angela | ||||
Natalma | Native Dancer | |||
Almahmoud | ||||
父の母 Sex Appeal1970 栗毛 |
Buckpasser | Tom Fool | ||
Busanda | ||||
Best in Show | Traffic Judge | |||
Stolen Hour | ||||
母 Hot Princess 1980 栗毛 |
*ホットスパーク Hot Spark 1972 栗毛 |
Habitat | Sir Gaylord | |
Little Hut | ||||
Garvey Girl | Princely Gift | |||
Tekka | ||||
母の母 Aspara1972 栗毛 |
Crimson Satan | Spy Song | ||
Papila | ||||
Courtside | Court Martial | |||
Omelet Souffle F-No.20-a |
脚注
[編集]- ^ “ロドリゴデトリアーノが日本軽種馬協会静内種馬場で余生”. 競走馬のふるさと案内所 (2014年1月14日). 2014年1月27日閲覧。
- ^ ロドリゴデトリアーノ死ぬ 欧州最優秀3歳牡馬チャンピオンに輝いた名馬 スポーツニッポン 2014年8月5日閲覧
外部リンク
[編集]- ロドリゴデトリアーノ - 日本軽種馬協会
- 競走馬成績と情報 netkeiba、JBISサーチ、Racing Post
- ロドリゴデトリアーノ(USA) - 競走馬のふるさと案内所