レオナルド・サスキンド
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レオナルド・サスキンド | |
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レオナルド・サスキンド (2013) | |
生誕 |
1940年6月16日(84歳) アメリカ合衆国 ニューヨーク州ニューヨーク |
居住 | アメリカ合衆国 |
国籍 | アメリカ合衆国 |
研究分野 | 物理学 |
研究機関 |
イェシーバー大学 スタンフォード大学 |
出身校 | ニューヨーク市立大学シティカレッジ |
博士論文 | Quantum mechanical approach to strong interactions (1965) |
主な業績 | 弦理論の提唱 |
主な受賞歴 | J・J・サクライ賞(1998年) |
プロジェクト:人物伝 |
レオナルド・サスキンド(Leonard Susskind[ˈsʌskɪnd]、1940年6月16日[1] - )はアメリカの物理学者。素粒子物理学における弦理論の創始者の一人。
人物
[編集]ニューヨークのサウス・ブロンクスに生まれる。大学に入る前に、配管工として働いた経験をもっていた。1962年に、ニューヨーク市立大学で物理学の学士資格を取る。1965年にコーネル大学で博士号をとる。
1966年から1970年まで、アメリカ合衆国のイェシーバー大学で、助教授をつとめる。1970年に、南部陽一郎、ホルガー・ニールセンとは独立に、ハドロンに関する弦理論を提唱する[2] 。1971年から1972年にかけて、イスラエルのテルアビブ大学で教鞭をとるものの、アメリカに戻り、イェシーバー大学で、物理学教授となる。1979年より2000年まで、スタンフォード大学の教授となる。2007年からカナダ・ウォータールーのペリメータ理論物理研究所に務める。
主な研究業績
[編集]- ハドロンの弦理論[3]
- 格子ゲージ理論のハミルトニアン形式[4]
- スタッガード・フェルミオン[5]
- クォークの閉じ込め・非閉じ込め[6]
- テクニカラー理論[7](スティーヴン・ワインバーグとは独立に提唱)
- 弦理論におけるブラックホールのエントロピー[8]
- ブラックホールの相補性[9]
- ホログラフィック原理[10]
- BFSS行列模型[11]
- ストリング・ランドスケープ[12]
主な受賞歴
[編集]書籍
[編集]日本語訳
- 「スタンフォード物理学再入門 特殊相対性理論・古典場の理論」 森弘之訳 2023年04月20日出版 日経BP社 ISBN 978-4296070442
- 「スタンフォード物理学再入門 量子力学」 森弘之訳 2016年02月04日出版 日経BP社 ISBN 978-4822285425
- 「スタンフォード物理学再入門 力学」 森弘之訳 2014年08月28日出版 日経BP社 ISBN 978-4822285180
- 「ブラックホール戦争」 林田陽子 訳 2009年10月8日出版 日経BP社 ISBN 978-4822283650
- 「宇宙のランドスケープ」 林田陽子 訳 2006年12月21日出版 日経BP社 ISBN 978-4822282523
出典・脚注
[編集]- ^ “LennyFest”. スタンフォード大学. 2015年1月19日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年7月11日閲覧。
- ^ String Theory: The Early Years, John H. Schwarz, 2000
- ^ Susskind, Leonard (1970). “Dual symmetric theory of hadrons. 1”. Nuovo Cimento A 69 (3): 457-496. doi:10.1007/BF02726485.
- ^ Kogut, John; Susskind, Leonard (1975). “Hamiltonian formulation of Wilson's lattice gauge theories”. Physical Review D 11 (2): 395–408. doi:10.1103/PhysRevD.11.395.
- ^ Susskind, Leonard (1977). “Lattice Fermions”. Physical Review D 16 (10): 3031-3039. doi:10.1103/PhysRevD.16.3031.
- ^ Susskind, Leonard (1979). “Lattice models of quark confinement at high temperature”. Physical Review D 20 (10): 2610-2618. doi:10.1103/PhysRevD.20.2610.
- ^ Susskind, Leonard (1979). “Dynamics of spontaneous symmetry breaking in the Weinberg-Salam theory”. Physical Review D 20 (10): 2619–2625. doi:10.1103/PhysRevD.20.2619.
- ^ Susskind, Leonard (1993). Some Speculations about Black Hole Entropy in String Theory.arXiv:hep-th/9309145
- ^ Susskind, Leonard (1993). “String theory and the principle of black hole complementarity”. Physical Review D 71 (15): 2367–2368. doi:10.1103/PhysRevLett.71.2367.arXiv:hep-th/9307168v1
- ^ Susskind, Leonard (1995). “The World as a Hologram”. Journal of Mathematical Physics 36 (11): 6377–6396. doi:10.1063/1.531249.arXiv:hep-th/9409089
- ^ Banks, Tom; Fischler, Willy; Shenker, Stephen H.; Susskind, Leonard (1997). “M theory as a matrix model: A conjecture”. Physical Review D 55 (8): 5112-5128. doi:10.1103/PhysRevD.55.5112.arXiv:hep-th/9610043
- ^ Susskind, Leonard (2003). The Anthropic Landscape of String Theory.arXiv:hep-th/0302219