ユー・キャント・キャッチ・ミー
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「ユー・キャント・キャッチ・ミー」 | ||||
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チャック・ベリー の シングル | ||||
B面 | ハヴァナ・ムーン | |||
リリース | ||||
規格 | 7インチ・シングル | |||
録音 | 1955年12月20日 | |||
ジャンル | ロックンロール | |||
時間 | ||||
レーベル | チェス・レコード | |||
作詞・作曲 | チャック・ベリー | |||
プロデュース | レナード・チェス、フィル・チェス | |||
チャック・ベリー シングル 年表 | ||||
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「ユー・キャント・キャッチ・ミー」(You Can't Catch Me)は、チャック・ベリーが作詞・作曲して1956年11月にシングルA面曲として発表した楽曲。
解説
[編集]自動車を猛スピードで走らせることへの憧れを題材とした歌で[1]、本作の歌詞には、ベリーが過去に発表した曲「メイベリーン」及び「ウィー・ウィー・アワーズ」のタイトルが織り込まれている[2]。セールス的には成功を収められず、ベリーのシングルとしては初めて『ビルボード』のR&Bシングル・チャート入りを逃す結果となった[1]。
1956年公開の映画『Rock, Rock, Rock!』では、ベリーによる本作の演奏シーンがフィーチャーされた[1]。
カヴァー
[編集]ジョン・レノンによるカヴァー
[編集]ジョン・レノンがビートルズのメンバーとして発表した楽曲「カム・トゥゲザー」は、歌詞の一節が「ユー・キャント・キャッチ・ミー」と酷似しており、1973年には本作の版権を所有していたモリス・レヴィがレノンを著作権侵害で訴えた[3]。この問題により、レノンはレヴィが版権を持つ曲をカヴァーすることに同意して、本作及びリー・ドーシーの「ヤ・ヤ」(2種類のヴァージョンが存在する)を録音した[3]。そして、レノンのヴァージョンはフィル・スペクターによってプロデュースされ[4]、1975年のアルバム『ロックン・ロール』に収録された。
なお、ポール・マッカートニーによれば、「カム・トゥゲザー」の初期ヴァージョンはあまりにも「ユー・キャント・キャッチ・ミー」に似ていたため、マッカートニーは曲の推敲を進言したとのことで、最終的にテンポが遅くなり、独自のベース・ラインが追加された[2][3]。
その他のカヴァー
[編集]- ローリング・ストーンズ - イギリス盤LP『ザ・ローリング・ストーンズ No.2』(1965年)[5]及びアメリカ盤LP『ザ・ローリング・ストーンズ・ナウ!』(1965年)[6]に収録。
- ブルース・プロジェクト - アルバム『Projections』(1966年)に収録[7]。
- ラヴ・スカルプチャー - アルバム『フォームス・アンド・フィーリングス』(1969年)に収録[8]。
脚注・出典
[編集]- ^ a b c “You Can't Catch Me by Chuck Berry”. Songfacts. 2018年9月30日閲覧。
- ^ a b Robinson, Collin (2016年10月18日). “The 10 Best Chuck Berry Songs”. Stereogum. 2018年9月30日閲覧。
- ^ a b c Edwards, Gavin (2015年12月23日). “Beatles' 5 Boldest Rip-Offs”. Rolling Stone. 2018年9月30日閲覧。
- ^ John Lennon - Rock 'N' Roll (Vinyl, LP, Album) at Discogs
- ^ The Rolling Stones No.2 - The Rolling Stones | AllMusic
- ^ The Rolling Stones, Now! - The Rolling Stones | AllMusic
- ^ The Blues Project - Projections (Vinyl, LP, Album) at Discogs
- ^ Love Sculpture - Forms And Feelings (Vinyl, LP, Album) at Discogs