マーキュロ (日本の女性アイドルグループ)
マーキュロ | |
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出身地 | 日本 |
ジャンル | J-POP、ヴィジュアル系、ロック |
活動期間 | 2022年 - |
レーベル | |
公式サイト | マーキュロ公式サイト |
メンバー |
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旧メンバー |
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マーキュロ オフィシャル | |
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YouTube | |
チャンネル | |
活動期間 | 2022年 - |
ジャンル | 音楽 |
登録者数 | 1.59万人 |
総再生回数 | 2,654,903回 |
チャンネル登録者数・総再生回数は 2024年12月18日時点。 |
マーキュロは、日本の6人組女性アイドルグループ。サブカル系アイドルレーベルサークルライチを主宰し、自身も所属している。2022年結成[1]。
概要
[編集]「サブカル系」を標榜する6人組アイドルグループとして2022年5月に結成、同年6月に正式デビュー[1] [注 1]。同年8月に新メンバーとして雅楽代カミテ(うたしろかみて)が加入し7人体制となる[2]。2024年9月に芥タマキ(あくたたまき)が脱退し[3]、2024年12月現在は6人体制で活動している。
2023年10月、自身が主宰となるサブカル系アイドルレーベル「サークルライチ」を設立[4]。2024年12月現在8グループ・ソロアイドル1名・塾生[注 2]を擁する姉妹グループの「1期生」グループとして主導的立場に立っている。
グループ名はマーキュロクロム液に由来し、「病んだ傷(心や想い)を治す(共感)存在(代弁者)になれるような歌詞や楽曲」をコンセプトとしている[5]。
音楽性
[編集]楽曲ジャンルは主に2000年代初頭にムーブメントを起こしたネオ・ヴィジュアル系やネオ・ナゴムを彷彿とさせるV-ロック、ヘヴィロックである[6]。歌詞においては希死念慮や自傷行為といったモチーフを扱い、心の闇・病み・負の感情や歪んだ愛情のかたちを歌っており(病みカワ)、そこに帝国主義やエロ・グロ・ナンセンスといった、後述のサブカルに通じる昭和レトロの要素が加わることで独自の色を作り上げている[7]。
作詞作曲を手掛けているのは元RAZORの哲也や元xTRiPxのYoshito Abe、ミオヤマザキのtaka、元ペンタゴンの緑川拓など、ヴィジュアル系バンド出身のバンドマンを中心とする作家陣である。また、メンバーが作詞を行う場合もあり、特に芥タマキは在籍中に多数の作詞曲がある[5][8]。
コンセプト
[編集]メンバーはいわゆる地雷系の濃いメイクを施し、ヴィジュアル系に由来するファッションの衣装やビジュアル[9][10]でライブを行う。これらのビジュアルと上述した音楽的ルーツ、歌詞に歌われる絶望や心の闇といった要素が組み合わさることで退廃的・耽美的な世界観を演出し[11]、「傷を癒す存在」というコンセプトを体現している[12]。
音楽ライターの冬将軍は、マーキュロの登場によって地雷系のアイドルによるシーンが確実に出来上がった[13]と評価している。
名称やビジュアルなどにおいては劇団東京グランギニョルおよび漫画『ライチ☆光クラブ』[注 3]から強く影響を受けている。東京グランギニョルの代表作に『マーキュロ』があるほか、主催対バンイベント「グラン・ギニュルー」や「東京絶対帝都[注 4]」の名称は東京グランギニョルに関連している[14]。また、定期公演「アブノーマル★(ヒカリ)倶楽部」の名称やメンバー珖夜ゼラ(こうやぜら)の活動名は『ライチ☆光クラブ』に由来する。イベントフライヤーやアーティスト写真にも東京グランギニョルの宣伝美術を手がけた丸尾末広の影響が見られ[15]、2024年8月に開催した『芝居構成単独公演 残酷劇「赤マント」』では丸尾末広本人によるフライヤーデザイン提供というかたちでコラボレーションを果たした[16]。
ワンマンライブではバックバンドを迎えてのバンドセット公演が通例となっているほか、プロ劇団と共に稽古をして臨む芝居構成公演のように、一般的なアイドルのライブとは一味違った要素を取り入れることにも積極的である[17]。
略歴
[編集]前史
[編集]コンカフェで働いていた我執キル(がしゅうきる)がシンデレラ宣言!のSUZU(当時)などのアイドルの友人との交流からアイドルに興味を持ち、現在のプロデューサーと面談の機会をもったところからマーキュロの企画が立ち上がる[18][注 5]。
キルが自身の働くコンカフェの客であった翠城ニア(すいじょうにあ)、同僚であった珖夜ゼラを順に誘い2人がグループ立ち上げに参加[18][19][20]。さらにニアが所属していたアイドルグループ叛逆のMessiah(はんぎゃくのめしあ)のメンバーである芥タマキ、紫月レンゲがオーディションで合格し、グループの原型ができあがっていった[21][注 6]。
2022年
[編集]5月22日、渋谷CLUB QUATTROにて開催された『MiiS東名阪主催イベント-knot-』東京公演にて、藍咲ユウリ以外の5名による初ライブ[22]。
6月10日のライブより藍咲ユウリが参加する[23]。
6月24日、Spotify O-EASTにて『 IDOL CONTENT EXPO @ O-EAST アイコン生誕10周年祭 』に出演。このライブを「始動ライブ」としており、同日付で正式にデビューする[1]。
8月21日、新メンバーとして雅楽代カミテが加入。8月28日お披露目。 [2]
12月23日、WOMB LIVEにて始動半周年記念ワンマンライブ『秘密サークル』を開催[24]。
2023年
[編集]6月11日から23日にかけて、デビュー1周年を記念したツアー「一周年東名阪単独公演『見世物小屋』」を開催。6月11日大阪FANJ、6月18日名古屋X-HALL、6月23日東京Spotify O-WEST[25]。
6月26日、デビュー1周年記念ワンマンライブとなる『見世物小屋』追加公演「帝都編」を恵比寿LIQUIDROOMにて開催。自身初のバンドセットでのライブとなる。[26]
7月3日、デビュー1周年を記念してファンクラブ「秘密サークル」を開設[27]。
9月16日から11月21日にかけて関東ツアー『失楽園』を開催。関東地方1都6県を回る[28]。
10月1日、マーキュロ発のレーベル「サークルライチ」を設立。第2期生グループとして東京拠点のクララ・マグラ、ベロティカ、大阪支部となるガラチアの結成を発表[4]。
11月21日、Spotify O-EASTにて関東ツアー『失楽園』ファイナル公演を開催。バンドセット公演かつ、共演に虚飾集団廻天百眼を迎え、演劇パートを交えた初の「芝居構成」公演[29]。
12月2日から翌年1月14日にかけて、5大都市ワンマンツアー『アナタの傷を魅せてください』を開催。福岡・大阪・名古屋・東京・沖縄の5都市を回る[30]。
2024年
[編集]2月から6月にかけて、『アナタの傷を魅せてください』ツアーの追加公演となる「5大都市ワンマンツアー『アナタの傷を魅せてください、共に生きよう』」を開催。名古屋・福岡・大阪・札幌(2公演)・東京の5都市を回る[31]。
6月24日、Zepp DiverCityでデビュー2周年記念ワンマンライブとなる「5大都市ワンマンツアー『アナタの傷を魅せてください、共に生きよう』東京編」を開催[32]。
8月10日から9月15日にかけて、サークルライチ[注 7]とOTONA CHILD.(オトナチルドレン)[注 8]共催によるスプリットツアー「『教育実習』ツアー編」に参加[33]。東名阪福の4都市を回った。
8月28日、LINE CUBE SHIBUYAにて『芝居構成単独公演 残酷劇「赤マント」』を開催。バンドセット公演かつ、劇団PSYCHOSISを迎えた芝居構成公演であった[34]。
8月30日、芥タマキが本人の意思により9月11日付で脱退することを発表[3]。
9月11日、ゲストにAVAM、GILTY × GILTYを迎えた主催スリーマンライブ『病み鍋』を開催。芥タマキのラストライブであり、同日のライブおよび当日夜から翌日まで続いた延長特典会をもってグループを脱退した[35]。
9月15日から12月9日まで、全国12都市を回る自身最大規模の全国ツアー「単独巡業『超アブノーマル★(ヒカリ)倶楽部』」を開催[36]。
12月9日、六本木EX THEATERで「単独巡業『超アブノーマル★(ヒカリ)倶楽部』」ファイナル東京公演を開催[37]。
メンバー
[編集]一覧
[編集]現メンバー
[編集]番号[注 9] | 名前 | 生年月日 | メンバーカラー | 備考 |
---|---|---|---|---|
2(ツヴァイ) | 珖夜ゼラ こうや ぜら |
9月7日 | 白 | |
3(ドライ) | 翠城ニア すいじょう にあ |
10月27日 | 緑 | |
4(フィーア) | 紫月レンゲ しづき れんげ |
12月10日 | 紫 | |
5(フュンフ) | 我執キル がしゅう きる |
9月21日 | 青 | |
6(ゼクス) | 藍咲ユウリ あいさき ゆうり |
6月10日 | 水色 | |
7(ズィーベン) | 雅楽代カミテ うたしろ かみて |
3月13日 | 黄 | 2022年8月21日加入。 |
元メンバー
[編集]番号[注 9] | 名前 | 生年月日 | メンバーカラー | 備考 |
---|---|---|---|---|
1(アインス) | 芥タマキ あくた たまき |
11月28日 | 薔薇色 | 2024年9月11日脱退。 |
詳細
[編集]芥タマキ
[編集]埼玉県出身。叛逆のMessiahからの参加。
自他ともに認める歌唱力を持ち、歌唱面の中核を担う[38]。デスボイスを操るスクリーマーでもあり、多くのデスボイスパートを担当する。
作詞家としても活動しており、マーキュロおよびサークルライチ所属グループに多数の作品を提供している[39]ほか、外部のアイドルグループへの作詞提供例もある[40]。
2024年9月11日のライブをもって自身の希望によりグループを脱退。理由は精神面や体調面を考慮したものであるとしている[41]。
珖夜ゼラ
[編集]茨城県出身。
デビュー以来ショートカットでボーイッシュなスタイルを貫いており、「(他のボーイッシュなアイドルのように)カッコいいでバチバチにキメるのではなく、(背が低いことを活かして)ショタのアイドルの線を目指そう」と心掛けている。衣装もパンツスタイルを貫いている[19]。
アイドルとしてのキャリアはマーキュロが初めてである。
翠城ニア
[編集]埼玉県出身。叛逆のMessiahからの参加。
元々コンカフェで働いていた我執キルのファンの立場であり、店舗に通ううち次第にプライベートでも交流を持つようになり、マーキュロに誘われて加入が決まった[20]。
子どもの頃からONE OK ROCKなどのラウド系の邦ロックバンド、L'Arc〜en〜Ciel、VAMPSなどのヴィジュアル系バンドのファンであり、マーキュロ立ち上げ時のヴィジュアル系要素への理解も速かったという[20]。
紫月レンゲ
[編集]東京都出身。叛逆のMessiahからの参加。活動当初から現役の服飾系大学生であったが、のちに両立に悩み大学を休学している[21]。
パフォーマンスにおいてはクールでミステリアスな表情に定評がある[21]。また、芥タマキ脱退後はデスボイスパートの多くを引き継いでいる[42]。
元々ヴィジュアル系の音楽を好んでおり、キズやザアザアのファンであった。アイドルではAKB48のファンであった。[21]
我執キル
[編集]最初にプロデューサーと話し、グループができるきっかけになったメンバーである[18]。プロデューサーからは「1番ぶっ飛んでいる」[18]、珖夜ゼラからは「ちょっと何言ってるかわからない、面白い人」と評されている[19]。
ビジュアルにおいては珖夜ゼラと並び基本的にボーイッシュなスタイルである[19]。
アイドルとしてのキャリアはマーキュロが初めてである。
藍咲ユウリ
[編集]デビュー以来赤と青のツートンカラーのヘアスタイルを維持している[9][44]。カラーコンタクトも髪の左右に合わせて左右異なる色を着用している。
ドがつくほど真面目な性格で、MCの進行役や挨拶の号令役を務めるなど、正式なポストではないながらもリーダー的な立ち回りをすることが多い。自身でもそうした面を指して「生徒会長的な役割」であると評している[43]。
雅楽代カミテ
[編集]2022年8月21日に加入、同28日にステージデビュー[2]。
加入のきっかけはスカウトである。元々いわゆる「キラキラ系」アイドルグループのオーディションを受けていたところにマーキュロから声がかかり、ライブの見学を経て興味を持ち、「トントン拍子で」加入が決まった [45]。
メンバー内唯一の非喫煙者であり、黒髪で比較的メイクも薄いなど清楚なスタイルを貫いており、プロデューサーからは「染まらなくていいんだよ。」「こういう中に1人黒髪の子がいても面白いんじゃないかな、清楚な子がいてもいいんじゃないかな。」と言われている。一方で、言いたいことははっきり言う性格を指してメンバーからは「なんだかんだメンタルは、カミテが1番マーキュロだよね」とも評されている。[46]
アイドルとしてのキャリアはマーキュロが初めてである[46]。
楽曲一覧
[編集]個別の出典がないものはApple MusicおよびTuneCore Japanを参照[8][5]。
曲名 | 作曲 | 作詞 | 配信開始 | 備考 |
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RED | Yoshito Abe | Yoshito Abe | 2022年7月5日 | |
『明日も生きよう』 | 哲也 | YUSA(揺紗) | 2022年7月5日 | |
存在証明 | taka | taka | 2022年7月6日 | |
ぬいぐるみ。 | taka | taka | 2022年7月6日 | |
デイストオシオン | Yoshito Abe | Yoshito Abe | 2022年9月19日 | |
責任 | 哲也 | YUSA(揺紗) | 2022年9月19日 | |
自殺願書 | taka | taka | 2022年9月19日 | |
フォアシュピール | Yoshito Abe | - | 2022年10月8日 | 通常全てのライブで用いている登場SE曲。 |
無稽の啼泣 | 宮入俊吾 | 宮入俊吾 | 2022年10月14日 | |
絶望セカイ | Yoshito Abe | Yoshito Abe | 2022年11月20日 | |
D.I.D | Yoshito Abe | Yoshito Abe | 2022年12月23日 | |
私に鋭利な雨 | 哲也 | こう鬼 | 2022年12月23日 | |
罰愛罰愛 | Yuta Sakai | YUSA(揺紗) | 2023年1月21日 | |
ピエロ | taka | taka | 2023年3月18日 | |
激情崩壊リテラシー | koucha | koucha | 2023年3月18日 | |
East Side Kids | 哲也 | メンヘラモンスター | 2023年4月13日 | |
性少年育成委員会 | 哲也 | 芥タマキ | 2023年6月10日 | |
傷 | Yoshito Abe | YUSA(揺紗) | 未配信 | #ディスコグラフィ参照 |
見世物小屋 | Civa | - | 2023年9月7日 | 『見世物小屋』ライブ専用SE。 |
※毒 | 哲也 | 篠目数尋 | 2023年9月18日 | 珖夜ゼラ生誕曲 |
人間卒業 | 哲也 | YUSA(揺紗)、我執キル | 2023年9月18日 | 我執キル生誕曲 |
カラクリドラマ | 浦千晃 | 芥タマキ | 2023年10月15日 | |
制裁 | 偉町大介 | 篠目数尋 | 2023年10月28日 | 翠城ニア生誕曲 |
逆夢ドール | 緑川拓 | 芥タマキ | 2023年11月26日 | 芥タマキ生誕曲 |
喰ベタイ | 偉町大介 | 篠目数尋、紫月レンゲ | 2023年12月14日 | 紫月レンゲ生誕曲 |
玉砕瓦全 | 友樹 | 篠目数尋 | 2023年12月25日 | |
主演は悪魔と踊る | 哲也 | 芥タマキ | 2024年4月1日 | エイプリルフール企画としてリリース。 |
神聖不可侵絶対領域 | Yoshito Abe | Yoshito Abe | 2024年5月23日 | |
犯行声明 | 偉町大介 | 藍咲ユウリ | 2024年6月9日 | 藍咲ユウリ生誕曲 |
ケヰキ | 緑川拓 | 雅楽代カミテ | 2024年月4日 | 雅楽代カミテ生誕曲 |
赤い靴 | 偉町大介 | 篠目数尋 | 2024年7月17日 | |
suicidose | Yoshito Abe | Yoshito Abe | 2024年9月15日 | |
ツギハギ | taka | taka | 2024年11月2日 | |
殺・殺・殺・殺・殺 | taka | taka | 2024年11月2日 |
ディスコグラフィ
[編集]2024年12月現在、CDのリリース(販売)は行っていない。楽曲配信は全て1曲ずつのシングルの形態で行われており、EPやアルバムはリリースしていない。配信シングルリリースについては#楽曲一覧を参照。
シングル
[編集]No. | タイトル | 発売日 | 形態 | 収録曲 | 備考 |
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1 | 傷 | 2024年6月24日 | 会場限定CD |
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5大都市ワンマンツアーファイナル『アナタの傷を魅せてください、共に生きよう』入場特典 |
ライブ
[編集]個別の出典がないものはグループ公式Xを参照[47]。
ワンマンライブ
[編集]公演名 | 開催日 | 会場 | 備考 |
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始動半周年記念ワンマンライブ『秘密サークル』 | 2022年12月23日 | 東京・WOMB LIVE | |
関東ツアーファイナル『失楽園』 | 2023年11月21日 | 東京・Spotify O-EAST | バンドセット公演かつ、初の芝居構成公演。劇団:虚飾集団廻天百眼 |
5大都市ワンマンツアー『アナタの傷を魅せてください、共に生きよう』東京編 | 2024年6月24日 | 東京・Zepp DiverCty | デビュー2周年記念ワンマンライブ。バンドセット公演。 |
芝居構成単独公演 残酷劇「赤マント」 | 2024年8月28日 | 東京・LINE CUBE SHIBUYA | バンドセット・芝居構成公演。劇団:PSYCHOSIS |
単独巡業『超アブノーマル★(ヒカリ)倶楽部』ファイナル | 2024年12月9日 | 東京・六本木EX THEATER | バンドセット公演。 |
単独公演
[編集]『アブノーマル★(ヒカリ)倶楽部』
[編集]定期単独公演。
タイトルの「アブノーマル★(ヒカリ)倶楽部」は漫画『ライチ☆光クラブ』に由来する。
毎公演、コスプレ衣装公演やメンバー同士の衣装交換公演、特定の楽曲の振り付けを観客にレクチャーした後に披露する「振り講座編[48]」、1人のメンバーの歴代衣装を全員で着用する「衣装博覧会[49]」などの企画を設定して開催される。
主催対バン
[編集]『グラン・ギニュルー』
[編集]マーキュロ主催と銘打たれた対バンライブイベント[50]。タイトルは東京グランギニョルおよびその元ネタであるグラン・ギニョール(見世物小屋)に由来する。
『東京絶対帝都』
[編集]主催対バンライブイベント。タイトルは東京グランギニョルの作品「帝都物語」などに由来する。
vol.1は4組[注 10]で開催されたが、グループ活動の発展に伴い規模を拡大し、2024年12月現在、多い場合には10〜20組前後が出演する長時間の対バンイベントとなっている。
『グラン・ギニュルー』と異なり明確に「主催」とは打ち出していないものの主催の立場であり[51]、チケット販売元はマーキュロ名義で、ほとんどの場合トリで出演している[52]。サークルライチ発足後は主催をサークルライチに移管しており、マーキュロが出演しない場合もある[53]。
その他のライブ
[編集]『教育実習』
[編集]2024年6月9日にサークルライチとOTONA CHILD.(オトナチルドレン)[注 8] の共催による対バンライブとして第1回を開催。同年8月から9月にかけて、同じ出演者により全国ツアーに規模を拡大した「ツアー編」が開催された[33]。
『双生児』
[編集]不定期に開催しているMAD MEDiCiNEとのツーマンライブ。2024年12月現在までに6回開催されている[注 11]。楽曲交換や衣装交換を行う場合がある。
『相合傘』
[編集]不定期に開催しているTENRINとのツーマンライブ。2024年12月現在までに3回開催されている。楽曲交換や衣装交換を行う場合がある。
『共依存』
[編集]不定期に開催しているAVAMとのツーマンライブ。2024年12月現在までに3回開催されている。楽曲交換や衣装交換を行う場合がある。
脚注
[編集]注釈
[編集]- ^ 藍咲ユウリはプレデビュー期間にあたる6月10日に出演した第3回目のライブから参加している。🎌マーキュロ🎌 [@mercuro_info] (2022年6月2日). "藍咲ユウリマーキュロ参加決定!!". X(旧Twitter)より2024年12月19日閲覧。
- ^ いわゆる研究生・研修生に相当し、正規グループの楽曲カバーによるライブ活動を行いながら正規デビューを目指すグループ。🔯サークルライチ🔯 [@Circle_Lychee] (2024年9月24日). "本日21:00からサークルライチ塾生メンバー公開". X(旧Twitter)より2024年12月18日閲覧。
- ^ 漫画『ライチ☆光クラブ』の原作も東京グランギニョルの演劇作品である。
- ^ 現在は主催をサークルライチに移管している。
- ^ シンデレラ宣言!らが所属するシンデレラの犬projectや、のちにサークルライチ(クララ・マグラ)に参加するあんりゴンがかつてメンバーであったモノクローンとはマネジメント母体が同一である。
- ^ 叛逆のMessiahは2022年3月で解散しており、メンバー同士の相談で全員がマーキュロの事務所のオーディションを受け、芥と紫月が合格した。
- ^ ツアー開始時点ではデビューしていた第3期生の白百合と雨までを含めた5グループが参加。ツアー中に結成された第4期生も合流した。
- ^ a b 雨ノ弱のボーカルこゆびちゃんが代表・プロデューサーを務めるアイドルプロジェクトで、NANIMONO、AZATOY、hakanaiの3組が所属。
- ^ a b 各メンバーにはドイツ語の番号が振られており、自己紹介等で用いる場合がある。また、この数字がそれぞれのマイク番号でもある。
- ^ 5組で開催予定であったが、アンチテーゼの出演事態により4組の出演となった。🎌マーキュロ🎌 [@mercuro_info] (2022年7月11日). "⚠️アンチテーゼさん出演辞退に伴い、開場/開演時間に変更のお知らせ⚠️". X(旧Twitter)より2024年12月18日閲覧。
- ^ MAD MEDiCiNEは2025年1月に現体制終了を予定している。
出典
[編集]- ^ a b c 🎌マーキュロ🎌 [@mercuro_info] (2022年6月10日). "【マーキュロ始動ライブ】🎌2022年6月24日Spotify O-EAST". X(旧Twitter)より2024年12月18日閲覧。
- ^ a b c 🎌マーキュロ🎌 [@mercuro_info] (2022年8月21日). "新メンバー解禁". X(旧Twitter)より2024年12月18日閲覧。
- ^ a b 🎌マーキュロ🎌 [@mercuro_info] (2024年8月30日). "【🎌マーキュロからお知らせ🎌】". X(旧Twitter)より2024年12月18日閲覧。
- ^ a b 🔯サークルライチ🔯 [@Circle_Lychee] (2023年10月1日). "【🎌マーキュロ発 レーベル発足🎌】". X(旧Twitter)より2024年12月18日閲覧。
- ^ a b c “マーキュロ”. TuneCore Japan. 2024年12月18日閲覧。
- ^ “アンスリューム、夜光性アミューズ、Chick-flick、マーキュロ 独自性に突っ走る超個性的なグループ|「偶像音楽 斯斯然然」第90回”. Pop'n'Roll (2022年9月10日). 2024年12月21日閲覧。
- ^ “病みかわ、ゴスロリ、量産型…… 地雷系アイドルロックとヴィジュアル系ロック|「偶像音楽 斯斯然然」第104回”. Pop'nRoll (2023年5月5日). 2024年12月20日閲覧。 “メンヘラ、中二病といった負の要素はもちろんであるが、ネオ・ヴィジュアル系観の大きな要素である、帝国主義やエログロナンセンスという、サブカル要素をアイドルに持ち込んだことは衝撃でもあった。”
- ^ a b “マーキュロ”. AppleMusic. 2024年12月17日閲覧。
- ^ a b “アンスリューム、夜光性アミューズ、Chick-flick、マーキュロ 独自性に突っ走る超個性的なグループ|「偶像音楽 斯斯然然」第90回”. Pop'n'Roll. 2024年12月26日閲覧。 “メンバーの衣装もビジュアルも最高で、YOMIっぽい子いるし、武瑠っぽい子いるし、IKÜZÖNEみたいな赤青キカイダーカラーの子もいるし、もちろんMana様よろしくのゴスロリ少女もいるし。”
- ^ “マーキュロ[ライブレポート]7人のダークヒロインが“絶望の世界”で届けた救済「みんなの傷を少しでも抱きしめてあげることができたらいいな」”. Pop'n'Roll (2023年7月6日). 2024年12月26日閲覧。 “これまでは黒と赤をベースとした、ゴシックなV系ファッションの衣装が多かった”
- ^ “アンスリューム、夜光性アミューズ、Chick-flick、マーキュロ 独自性に突っ走る超個性的なグループ|「偶像音楽 斯斯然然」第90回”. Pop'n'Roll (2022年9月10日). 2024年12月26日閲覧。 “そんな『東京グランギニョル』の退廃的で耽美的な少女趣味をウマくアイドルに落とし込んだのが、この“サブカル系アイドルグループ”と名乗る、マーキュロである。”
- ^ “マーキュロ[ライブレポート]7人のダークヒロインが“絶望の世界”で届けた救済「みんなの傷を少しでも抱きしめてあげることができたらいいな」”. Pop'n'Roll (2023年7月6日). 2024年12月26日閲覧。 “サブカル、アングラ、V系……アイドルとして特殊なコンセプトを持ちながらも最高の船を作ることができていると語るユウリ。マーキュロクロム液にならい、“傷を癒す、寄り添う”というコンセプトに心を込めて向き合えていると続ける”
- ^ “NANIMONO、AVAM、ベロティカ…… 最後に触れておきたい2024年注目の8組|「偶像音楽 斯斯然然」最終回”. Pop'n'Roll (2024年3月8日). 2024年12月20日閲覧。 “悲撃のヒロイン症候群が切り拓いた地雷系のアイドル。BiSやZOCの人間の泥臭さとは異なる内面的な卑屈さ、やり場のない心の闇と病み、狂愛、共依存……そんな負のオーラを一手に引き受けて登場したマーキュロによって、このシーンは確実に出来上がった。”
- ^ “マーキュロ[ライブレポート]どこまでも凄惨で、どこまでも深い愛を描いた暗黒の歌劇「僕たちはまだ温かく優しく愛し合っていけるかなって思います」”. Pop'n'Roll (2023-12.05). 2024年12月26日閲覧。 “昭和にカルト的な人気を誇った劇団、東京グランギニョルの代表作が<マーキュロ>であり、マーキュロは主催ライブのタイトルを<グラン・ギニュルー>としている。そもそも“グラン・ギニョール(Grand Guignol)”とは、フランス、パリに19世紀末から20世紀半ばまで存在した大衆芝居、見世物小屋“グラン・ギニョール(Le Théâtre du Grand-Guignol)”のことだ。”
- ^ “アンスリューム、夜光性アミューズ、Chick-flick、マーキュロ 独自性に突っ走る超個性的なグループ|「偶像音楽 斯斯然然」第90回”. Pop'n'Roll (2022年9月10日). 2024年12月26日閲覧。 “丸尾末広的なレトロなアー写&アートワークに“センスよすぎだろ!”と一発で気に入ってしまった、マーキュロ。”
- ^ 藍咲ユウリ [@AiskYouRe] (2024年6月26日). "藍咲ユウリによる2024年6月26日のポスト". X(旧Twitter)より2024年12月26日閲覧。
- ^ “【マーキュロ】★びじゅなび独占スペシャルインタビュー★“マーキュロ主催 単独巡業『超アブノーマル★(ヒカリ)倶楽部』”のツアーファイナル公演となる12月9日@EX THEATER ROPPONGI単独公演へ向けた意気込みを訊く”. びじゅなび. 2024年12月24日閲覧。 “アイドル界隈でも新しいことをやったり、いろんなことに挑戦したりするのがマーキュロはいいなと思いますね。”
- ^ a b c d e “マーキュロ[1万字インタビュー第1回]我執キルが掲げた異形アイドルの狼煙「闇を照らす光のような存在になりたい」”. Pop'n'Roll. 2024年12月18日閲覧。
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関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- マーキュロ公式サイト
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