マット・ペグ
マット・ペグ (Matt Pegg、1971年3月27日 - )は、イギリスの音楽家、ベーシスト[1][2]。本名は、マシュー・ペグ(Matthew Pegg)。現在は、ロックバンドプロコル・ハルムで活動している。
略歴
[編集]マット・ペグは、1971年、フェアポート・コンヴェンションとジェスロ・タルでベーシストを務めたデイヴ・ペグの息子として生まれた。彼は、生まれながらに練達したベーシストで、ジェスロ・タルのツアーで父親の代役を務めたことは有名な話だ。彼は、フランシス・ダナリー、イアン・ブラウン、クリス・ディフォードと共にレコーディングを行なっている [2]。
1989年、マット・ペグは、16歳でプロとなった。現代プログレッシブ・ロックスタイルのブラインダー(Blinder)というバンドでのデビューだった。ブラインダーは、イット・バイツの2度のサポートでたいへんな成功を収め、このことが後に雇い主になるフランシス・ダネリーの関心を引くきっかけとなった(ブラインダーの他のメンバーは、後にヘッドスウィム(ポリドール・レコードと契約)とブラックカーを結成している。) [3]。
マット・ペグは、フランシス・ダナリーの2001年のアルバム『マン』(Man)に参加し、彼の「ホームタウン」(Hometown)ツアーに同行した。この様子は、翌年発表されたライヴアルバム『ホームタウン 2001』(Hometown 2001)にも収録された。
マット・ペグは、1993年以降、プロコル・ハルムに所属している。定期的にツアーを行ない、アルバム『ウェルズ・オン・ファイアー』やDVD『ライヴ・アット・ザ・ユニオン・チャペル』(Live at the Union Chapel)にも登場している。彼は、現在、フォークロックグループのザ・ギャザリング(The Gathering)のツアーに参加している [4]。
脚注
[編集]- ^ Leanne's Celebrity Birthday Database “Matthew Pegg” 英語. 2007年8月15日閲覧.
- ^ a b Procol Harum - Beyond the Pale “Matt Pegg” 英語. 2007年8月15日閲覧.
- ^ Procol Harum - Beyond the Pale “Matt Pegg” 英語. 2009年8月28日閲覧.
- ^ Procol Harum - Beyond the Pale “Matt Pegg on the road in the UK, 22 November 2008 (2)”