マイヨ・ロホ
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マイヨ・ロホ (maillot rojo) は、自転車ロードレース・ブエルタ・ア・エスパーニャにおいて、個人総合成績1位の選手に与えられる赤色のリーダージャージである。2009年以前は金色のジャージマイヨ・オロ (maillot oro) であった[1]。各ステージの所要時間を加算し、その合計が最も少なかった選手がマイヨ・ロホ着用の権利を得る。最終ステージの終了時点でマイヨ・ロホ着用の権利をもっている選手がブエルタの総合優勝者となる。
日本ではこの呼び方が一般的ではあるが、スペイン語版ウィキペディアではJersey oro(ヘルセイ・オロ)、Jersey rojo(ヘルセイ・ロホ)とされている[注 1]。
歴代の色
[編集]当初の色はヘルセイ・ナランハ (Jersey Naranja=オレンジ色) 、その後何度も色を変え、1955年-1976年と1978年-1998年の合計41年間ヘルセイ・アマリーニョ (Jersey Amarillo=黄色ジャージ) となったのが最長。
年度 | リーダージャージ色 |
1935-1936 | オレンジ |
1941 | 白 |
1942 | オレンジ |
1945 | 赤 |
1946-1950 | 白 |
1955-1976 | 黄 |
1977 | オレンジ |
1978-1998 | 黄 |
1999-2009 | 金 |
2010- | 赤 |
三つのグランツールのうち、唯一開催初年度の1935年から用意され、そのステージ1で初めて袖を通したのはアントワーヌ・ディニェフ、そして最後にこれを着て表彰台に登ったのはフスターフ・デロールである。
脚注
[編集]注釈
[編集]- ^ マイヨ (maillot) はフランス語であるため、「マイヨ・ロホ」は仏西混合の呼び方である。
出典
[編集]- ^ “2つのジャージデザインが変更 総合は赤色、山岳は水玉模様に”. cyclowired (2010年8月27日). 2015年3月25日閲覧。