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マイケル・ギブス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
マイケル・ギブス
Michael Gibbs
出生名 Michael Clement Irving Gibbs
別名 マイク・ギブス (Mike Gibbs)
生誕 (1937-09-25) 1937年9月25日(87歳)
出身地 ローデシア共和国の旗 ローデシア
ジャンル ジャズ
職業 作曲家指揮者編曲家音楽プロデューサーミュージシャン
担当楽器 トロンボーン、キーボード
共同作業者 ゲイリー・バートン、The Goodies

マイケル・ギブス[1]Michael Gibbs、1937年9月25日 - )は、ローデシア出身で、イギリスのジャズ作曲家、指揮者、アレンジャー、プロデューサー、トロンボーン奏者にしてキーボード奏者である。

ヴィブラフォン奏者のゲイリー・バートン(ギブスの生徒であった)とのコラボレーション、そしてオーケストラ・ジャズにおいてロックの要素を使用したことで知られている。

略歴

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1960年代後半にグラハム・コリアー、ジョン・ダンクワース、ケニー・ホイーラーマイク・ウェストブルックとレコーディングした後、1970年にファースト・アルバム『マイケル・ギブスの壮挙』をリリースした。

1970年から1974年まで、ギブスはBBC TVのコメディ番組『The Goodies』における音楽監督だった。彼がイギリスを離れてバークリー音楽大学で教授職に就いたとき、音楽監督のポストは、ギブスがショーのためにファンク・ロック・ミュージックをレコーディングすべく導いた彼のバンドのメンバー、デイヴ・マクレエに引き継がれた。

2017年10月2日、ギブスは音楽への貢献が評価され「BASCA Gold Badge Award」[2]を授与された。

ディスコグラフィ

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ソロ及びリーダー・アルバム

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  • 『マイケル・ギブスの壮挙』 - Michael Gibbs (1970年、Deram)
  • 『タングルウッド 63』 - Tanglewood 63 (1971年、Deram)
  • Just Ahead (1972年、Polydor) ※The Mike Gibbs Band名義
  • 『イン・ザ・パブリック・インタレスト』 - In The Public Interest (1974年、Polydor) ※with ゲイリー・バートン
  • 『ゲイリー・バートン・プレイズ・マイク・ギブス』 - Seven Songs for Quartet and Chamber Orchestra (1974年、ECM) ※ゲイリー・バートン名義
  • 『ジ・オンリー・クローム・ウォーターフォール・オーケストラ』 - Directs the Only Chrome Waterfall Orchestra (1975年、Bronze)
  • 『ビッグ・ミュージック』 - Big Music (1988年、Venture/Virgin)
  • By The Way (1993年、ah um)
  • 『ヨーロピアーナ』 - Europeana (1995年、ACT) ※with ヨアヒム・キューン
  • Nonsequence (2001年、Provocateur)
  • A Song For You (2011年、Fuzzy Moon Records) ※with Norma Winstone, Mark Mondesir and The NDR Big Band名義
  • Mike Gibbs 12 play Gil Evans (2013年、Whirlwind Recordings)
  • Back In The Days (2012年) ※with The NDR Big Band名義[3][4]
  • In My View (2015年、Cuneiform) ※Michael Gibbs & The NDR Big Band名義
  • Play A Bill Frisell Set List (2015年、Cuneiform) ※Michael Gibbs & The NDR Big Band名義
  • 『フェスティヴァル69』 - Festival 69 (2018年、Turtle Records) ※マイケル・ギブス・ウィズ・ゲイリー・バートン・カルテット名義

スコア

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  • Secrets (1971年)
  • Madame Sin (1972年)
  • Intimate Reflections (1975年)
  • Housekeeping (1987年、Varèse Sarabande/MCA)
  • Iron & Silk (1990年、The Fine Line/Mute)
  • Close My Eyes (1991年)
  • Century (1993年)
  • Hard-Boiled (1993年、The Fine Line/Mute)
  • Being Human (1993年、Varèse Sarabande/MCA)
  • Century/Close My Eyes (1994年、The Fine Line/Mute)

参加アルバム

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バリー・ガイロンドン・ジャズ・コンポーザーズ・オーケストラ

・Ode (1972年、Incus)

グラハム・コリアー

  • Deep Dark Blue Centre (1967年、Deram)

エバーハルト・ウェーバー

  • 『オマージュ』 - Hommage à Eberhard Weber (2015年、ECM) - arranger and conductor

ジョニ・ミッチェル

脚注

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  1. ^ マイク・ギブス (Mike Gibbs)の表記もある。
  2. ^ https://www.m-magazine.co.uk/news/gold-badge-awards-2017-celebrates-british-jazz/
  3. ^ Weideman, Paul. “MIKE GIBBS TWELVE "Play Gil Evans (Whirlwind)”. Sante Fe New Mexican. 21 March 2014閲覧。
  4. ^ Fordham, John. “Mike Gibbs Twelve: Play Gil Evans – review”. The Guardian (UK). 21 March 2014閲覧。

外部リンク

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