フィリップ・リーヴ
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フィリップ・リーヴ Philip Reeve | |
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フィリップ・リーヴ(2016年) | |
誕生 |
1966年 ブライトン |
職業 | 小説家、SF作家、イラストレーター |
ジャンル | SF |
代表作 | 『移動都市』 |
公式サイト | MORTAL ENGINES PHILIP REEVE |
ウィキポータル 文学 |
フィリップ・リーヴ(Philip Reeve、1966年[1] - )は、イギリス・ブライトン生まれの小説家、SF作家、イラストレーター。
経歴
[編集]5歳頃から小説を書き始める。書店に勤務しながら低予算の劇場プロジェクトの脚本執筆、また指導などを行う。劇場プロジェクトへの参加に続き、イラストレーターとしての活動を始める。The Murderous Maths Series, Horrible Histories, Dead Famous Series などを含む約40の児童書にイラストを多数提供。
小説家としてのデビュー作『移動都市』で、イギリスのネスレ・スマーティーズ賞などを受賞[1]。シリーズ4作目の『廃墟都市の復活』でガーディアン賞を受賞[1]。『アーサー王ここに眠る』でカーネギー賞を受賞した[1]。
小説
[編集]- 移動都市シリーズ (Mortal Engines Quartet)
- Mortal Engines (2001)
- 『移動都市』、安野玲訳、創元SF文庫、2006年、ISBN 978-4488723019
- Predator's Gold (2003)
- 『掠奪都市の黄金』、安野玲訳、創元SF文庫、2007年、ISBN 978-4488723026
- Infernal Devices (2005)
- 『氷上都市の秘宝』、安野玲訳、創元SF文庫、2010年、ISBN 978-4488723033
- A Darkling Plain (2006)
- 『廃墟都市の復活』上巻、安野玲訳、創元SF文庫、2018年、ISBN 978-4488723040
- 『廃墟都市の復活』下巻、安野玲訳、創元SF文庫、2018年、ISBN 978-4488723057
- Mortal Engines (2001)
- ラークライト・シリーズ
- Larklight (2006)
- 『ラークライト 伝説の宇宙海賊』、松山美保訳、理論社、2007年、ISBN 978-4652079126
- Starcross (2007)
- 『スタークロス』、松山美保訳、理論社、2008年、ISBN 978-4652079379
- Mothstorm (2008)
- Larklight (2006)
- Here Lies Arthur (2007)
- 『アーサー王ここに眠る』、井辻朱美訳、東京創元社〈創元ブックランド〉、2009年、ISBN 978-4488019679
- 『アーサー王ここに眠る』、井辻朱美訳、創元推理文庫、2021年、ISBN 978-4488516024
- フィーバー・クラムシリーズ
- Fever Crumb (2009) 『フィーバー・クラム』
童話
[編集]- Hungry City Chronicles 第1作 "Mortal Engines"(『移動都市』)以前に、子供向けのSF童話シリーズ "Buster Bayliss series" を執筆。
受賞歴
[編集]- 『移動都市』(2001年):"Nestle Smarties Book Prize2002 Gold Award", "Blue Peter Book Award 2003"[2] 、第38回星雲賞(2007年度)を受賞[3] 。
- 『廃墟都市の復活』(2006年):Guardian Children's Fiction Prize 2006を受賞[4]。
- 『アーサー王ここに眠る』(2007年):カーネギー賞。
脚注
[編集]- ^ a b c d フィリップ・リーヴ|東京創元社. 2021年11月12日閲覧
- ^ Mortal Engines announced as Blue Peter Book of the Year 2003 BBC Press Office 16.12.03
- ^ 「創元SF文庫刊『移動都市』が2007年度(第38回)星雲賞を受賞!」 東京創元社、2007年9月5日
- ^ Guardian Children's Fiction Prize 2006